コウノトリ育むお米、豊岡市の城崎温泉
鳥取砂丘に向かう途中、思いつきで城崎温泉に立ち寄ります。
城崎温泉は田んぼに降り立ったコウノトリの脚の傷が早く治ることの不思議から温泉が発見されたという伝説があります。
そしてここがコウノトリで有名な豊岡市だったことに驚きました。
豊岡市がコウノトリの繁殖事業をやっているのには、そういうゆかりもあるのかな。
先を急いで高速道路をすっ飛ばして来たわけではないのですが、もう当初の目的地の鳥取砂丘の手前まで来てしまいました。
このままでは今日中に鳥取砂丘に着いてしまいます。
行ければよし、行けなくてもまたよし。
そう思っていましたが、事故でも起こさない限り、どうやら行けそうです。
まずは目的地に辿り着いてしまいましょう。
そしてその先のことは、その後に考えることにします。
人生は短い。光陰矢の如し。
このブログも既に最終章を書き上げてしまっています。
https://arikura.com/born-to-run/
しかし最終章の後も、こうして執筆という冒険は続くのです。
「いつやるか? 今、でしょう」という塾講師の言葉が流行りましたが、夢や目的はとっておくものではなく、さっさとやり遂げてしまうものだと思っています。
目的地に到達した後も、冒険の旅は続くのです。
カーナビを城崎温泉から鳥取砂丘に設定します。
するとなぜか内陸部を道案内してきました。
これはいったいどういうことなのでしょうか。
目視での最短ルートはどう見ても海沿いの道です。
それなのにどうして内陸部を走らせようとするのでしょうか。
普段、内陸部で暮らしているため、海を眺めるのが好きです。
城崎温泉も鳥取砂丘も日本海側にあり湾岸道路を走れば一直線で行けそうです。
なのにどうしてカーナビが内陸部の道を案内するのかさっぱり理解できませんでした。
急ぐ旅でもないので、カーナビは無視して湾岸道路を走ることにしました。
海がすぐそこにあるというのに、あえて内陸部を通るルートは放浪旅ではありえません。
するといきなり山登りです。
ワインディングロードが続きます。
南房総の湾岸道路とは全然イメージが違います。
山が海岸線までせり出しているためにフラットな湾岸道路を建設できないのでしょう。
どうりでカーナビが内陸部を案内してくると思った。
カーナビが案内してくれた道は、山を迂回した平坦な道なのだと思います。
海を眺めながら潮風を感じて走るイメージだったのですが、行ってみたらチラリと海が見えるだけの完全なる山越えルートでした。
アップダウンが凄い道です。
ゲロゲロ~。気持ち悪い(車酔い)
カエルか! ごめん。想像してたのと全然違うわ、この道
兵庫から鳥取の日本海沿いの道を通ろうという方はご注意ください。
東京島(神津島、新島、八丈島など)の海岸線に近いです。
こうして走ってみると、本州も島なんだなあと思いました。
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