奈良観光旅行
諸外国でお世話になるチェンマネ(両替)が奈良にもありました。
春日大社が有料で参拝させているのを見てすこしガッカリしました。
仏教寺院はたいてい有料ですが、神社は無料なのかと思っていました。
神社なんて元々ただの森みたいなものですし、神様も精霊みたいなものなのですから。
同じタケミカヅチ神を祭っている鹿島神宮も入場無料ですし、オオクニヌシを祭る出雲大社ももちろん無料で参拝させてくれました。
気持ちはわかりますけれど。
すぐ隣の東大寺や興福寺が参拝料でメチャクチャ儲けているのを尻目に、料金所ひとつ設けるだけで大儲けできるというのに、それを我慢するのはキツイだろうなとは思います。
仏教施設はタイや中国でも見られますが、神社は日本でしか見られません。
大勢の外国人がやってきて、彼らは珍しい神社をことさら有難がるわけですよね?
わざわざ日本まで来ているくらいですから、彼らはお金を出してでもshrineを近くで見たいわけです。
しかし富士山浅間神社を含めて他の神社すべてが無料なのに春日大社だけがお金を取るシステムを採用していたことがすこしガッカリです。
どうして春日大社だけ有料にできるのかは知りませんけど、プライドをもって無料開放してほしかったですね。
外国人にさすがシントー(神道)ってことになるんだけどな。
興福寺は阿修羅像を眺めます。迦楼羅など他の像とくらべてもハッとするほどりりしい少年の姿でなんともいえない魅力があります。
仏教の世界ではそれほど高い地位の方ではないはずなのに、ど真ん中に展示されています。信仰というより芸術なんですね。
東大寺にも行きました。いつも思うのですが、有料拝観の大仏様よりも、無料で見られる仁王像の方が私は素敵だと思っています。
伊賀越え「せきやど」ではなく「せきじゅく」
その後、伊賀越をして道の駅「関宿」にて宿泊。「せきやど」ではなく「せきじゅく」です。
国道1号沿いなので夜中うるさいかと思いましたが、それほど車もなく、熟睡できました。
ハルトです。いよいよ今晩が最後の夜です。あしたには帰らなければなりません。
道の駅に宿泊する
いつものとおり5時に日の出、起きたのは6時です。
早朝、トイレに起きると、バイクライダーの方が寝袋ひとつでトイレ前の屋根の下に寝ていました。
テントを担ぐと、寝袋ひとつよりも荷物が3倍になってしまいますから、省略するのでしょう。
テントは雨風を避けるための装備ですので、天気が確実な、市街地の屋根の下で眠る予定ならば、テントは省いた方がむしろ快適かもしれません。
昨日の宿泊地、道の駅「関宿」でトイレをすませ、自動販売機でカフェインを仕込むと、朝からいきなり高速道路に乗ってしまいます。
まだ早朝ですので高速道路はすいていました。
ゴールデンウィーク渋滞を避けるため、またしても大都市・名古屋を素通りです。すまん故郷よ。
おれの心はいつも名古屋とともにあるが、体は常に名古屋の外にあるのであった。
岡崎サービスエリアで小休止。八丁味噌グッズがたくさん売られています。
●●山陰地方・車中泊大遠征についてはこちらをご覧ください●●