note にタイ・バンコクの夜景で有名な屋台市場、ラチャダー市場(タラート・ロットファイ)の写真をアップした。
まだ明るい市場が、
時間の経過とともに太陽が傾き、
夕陽が美しく輝き、
暗くなると、今度は市場の夜景が輝きはじめる。
夕焼けと夜景が同時に輝き、
完全に暗くなると、市場の夜景が宝石のようだ。
光の競演。夜景と夕焼け、美しさは甲乙つけがたい。
こういうのがあるから東南アジアは面白いのだ。
バンコクの屋台撤去に反対します
現在、COVID19新型コロナウイルスは世界中で猛威をふるっている。
もちろんタイ・バンコクも例外ではない。
密閉、密集、密接のタイの市場(屋台街)がどうなっているのか気になったので調べてみた。
上の写真の「なんちゃってサンマルコ広場」みたいな場所は、夕陽と夜景の美しかったラチャダー市場と同じ場所である。
衝撃的だ。市場はやっていない。屋台が全部撤去されている。
現在、タイ・バンコクでは、近代化をすすめる軍政が屋台の撤去を進めている。
屋台があるからバンコクは面白いのに、撤去してどうやって観光客を集めようというのだろう。
西洋化してすっかり面白くなくなった日本の轍を踏もうというのか。
もっと昔はバンコクは「眠らない街」だった。
熱帯の国だから人々は太陽を避けて昼間寝て、夜通し活動(遊びまわっている)している人がたくさんいた。
それが近代化の名のもとに、あまり遅くまで乱痴気騒ぎはやめなさいということになった。
そして今度は屋台の撤去だ。
バンコクの魅力がどんどん失われていく。
お行儀がよくなるとつまらなくなるんだよ。
頭のいい人にはそれがわからんのかねえ。
近代化というのは、西洋化ということだ。
どこかで見たことのあるような街ができあがるだけだ。
軍政が屋台撤去の大方針を敷いている以上、ステイホームのこの時期だけでなく、コロナ収束後もラチャダー市場の未来は暗いかもしれない。
あそこは市場という名の屋台街に他ならない。
このまま消えてなくなってしまうかもしれない。
大通りの屋台からまずは撤去をしているというが、屋台がなかったらスクンビットからナナまでどうやって歩いたらいいのだろうか。
屋台を撤去するのは、どうかやめてください。
メチャクチャ面白い魔都バンコクのままでいてください。
感染症なんかに負けるな、バンコク!!
I LOVE BANGKOK