YouTube、note、WordPress。同じ記事を同時に上げた場合、検索上位なのはどちらか?

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PVをアップさせるためのSEO。YouTube、note、WordPress。検索上位なのはどれ?

YouTube、note、WordPress。同じ記事を同時に上げた場合、検索上位なのはどちらか?

この記事ではPVをアップさせるためのSEOとして、どの媒体がGoogle検索の上位に来るのか、実際に実験した結果を報告しています。

(結論)

YouTube>note>WordPress。

わたしが実際に実験した結果、処女記事を同時に三媒体にアップした場合、YouTubeが最上位、次にnote、いちばん下なのがWordPressでした。(ただしアップしたのは個人のチャンネル、個人のサイトです。会社のサイト、キュレーションメディアではありません)

ただし例外があります。

とくに同じ文字媒体であるnoteとWordPressに関しては、検索順位が上だからと言ってnoteを選択するべきとは限りません。わたしはWordPressを選択しました。

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格付け(検索順位)は大手の会社が勝つ。「何を言うかではなく、誰が言うかが重要」

Google検索の上位を決める決め方は「どんなに素晴らしいことが書いてあるか」ではなく「どんな権威のある人が記事をアップしているか」だと言われています。ひらたくいうと「何を言うかではなく、誰が言うかが重要」ということです。

あなたが医者でなかったら、どんなに詳しく真面目に病気のことを書いても、医学博士が書いた手抜き記事よりも検索上位に来ることはありません。

弱小サイトの発言よりも、巨大サイトの発言の方が検索上位に来るアルゴリズムになっているのです。

あなたがどれほどすぐれた感染症の専門医であっても、コロナウィルスの記事に関しては、「あなたの個人サイト」よりも、朝日新聞や読売テレビYouTubeニュースの方が検索上位に来るということです。

ですからここでの検索上位の比較は、すべて「個人サイト」にアップした場合、と限定します。WordPressで作成した大手雑誌社のサイトとかは「別の話し」になります。ご注意ください。

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個人のWordPressよりも、YouTubeやnoteなどのプラットフォームから記事をアップした方が有利

Googleは、YouTubeやnoteで作品を上げた場合は「あなた」ではなく「YouTubeさん」「noteさん」がアップしたと捉えているようです。つまり「まったく同じ記事」でも、「あなた個人のサイト(WordPress)」よりもYouTubeやnote(大手の会社)からアップした方が、検索上位は上に来ます。

一般に雑誌社のサイトなどは「編集」という過程を経ているので、ゴミ記事や誤字脱字はその時点で排斥されている可能性が高いのです。チェックマンがいるということです。すべてスルーしてアップしてしまう個人サイトの格付け(検索順位)が大手の会社のサイトよりも格下扱いされてしまうのは理にかなったことなのです。

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文字よりも動画の時代。オピニオンは肉声でYouTubeにアップするのがベスト

わたしが実際に実験した結果、YouTubeとnoteでの「まったく同じタイトル・内容の記事」の検索順位はYouTubeの方が上でした。

これはつまり媒体としてのパワーをYouTubeの方がもっているということでしょう。YouTubeの方が、作品数も、閲覧数もnoteを圧倒しているに違いありません。

YouTubeと、note、WordPress には、動画と文字という違いがありますが「検索者が閲覧したがっているもの」という目線からは同列に評価することができます。

YouTube動画には再生回数が何百万回という作品がざらにありますが、note、WordPressには何百万回も閲覧される作品はそうはないのでしょう。そういう意味ではもう文字媒体よりも動画の時代だということができます。

ですからオピニオン系のあなたが自分の意見を発信しようとする場合、どれかひとつしか表現媒体を選択できないとしたら、YouTube動画を選択するのがいちばん見てもらえる可能性が高いといえるでしょう。

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まったく同じ記事がネット上に出回ると、どちらかが盗作、剽窃と判断される

YouTubeは動画なので別にして、同じ文字媒体であるnoteとWordPressについて考えたいと思います。

一般に、noteとWordPressの両方に同じ記事をアップするのは「よくない」と言われています。文字媒体は簡単にコピペができてしまうので、簡単に他人の記事を盗作・剽窃できてしまいます。

ですから「まったく同じ記事がネット上に二つ出回っているのは、どちらかが盗作・剽窃」だとグーグルは判断するのだそうです。

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閲覧数がかなり多い過去記事の場合、WordPressの方が検索順位が上に来る

実は私の実験結果にはもう一つ重要な示唆がありました。

新規記事の場合、noteとWordPressでは、noteの方が検索順位が上でした。

閲覧数がすくない過去記事の場合、noteとWordPressでは、noteの方が検索順位が上でした。

しかし閲覧数がかなり多い過去記事の場合、noteとWordPressでは、WordPressの方が検索順位が上だったのです。

これもまた理にかなったことだと思います。たとえば「はあちゅう」さんとかマナブ」さんがWordPressで作成したブログ記事をまるっとコピペしてnoteアップすることは、誰にでも簡単にできます。

ふたつは「まったく同じ記事」ですが、「マナブさんのWordPress作成オリジナル記事」よりも「剽窃のnote記事」の方が検索順位が上に来るとすれば、Googleの検索アルゴリズムはとんでもないミスを犯しているということになってしまいます。

ですから「過去にアップされたPV数の多い記事」は、いくら個人のWordPress記事であっても、note記事よりも検索上位に来るのです。

PV数の多い優良記事の場合は、公開日時が新しいnote記事の方がコピー&ペーストと見なされる、ということです。

わたしの実験はそのようなデータを示しています。

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WordPressを選択してnoteを撤退する理由

新規にオピニオン系の人が自分の意見を世に問おうとする場合、YouTube(動画媒体)とnote(文字媒体)の両方で意見を世に問うのがいいと思います。動画媒体と文字媒体で盗作、剽窃という判断をGoogleは下しません。

問題は「ある程度PV閲覧数を持っているWordPressサイト」を持っている場合です。わたしの場合はまさにこのパターンです。

閲覧数がかなり多い過去記事の場合、noteとWordPressでは、WordPressの方が依然として検索順位が上でした。これではnoteに記事を上げる意味はありません。まったく同じ記事がネット上にあがっているとコピペ、剽窃、盗作と見なされるとすれば、noteにWordPressと同じ記事を上げることは運営するサイトが「盗作サイト」と判断されないとも限りません。noteに記事を上げることは、逆にマイナスになりかねません。

またわたしの場合はWordPressはGoogle AdSense収益化できていますが、noteの場合は収益化できていません。ウデがある人はnoteに移行する手もありますが、著名人でない限り、記事を売るのはかなり難しいと思います。「記事を売りたい」と「記事を売ることができる」には大きな差があります。

以上の理由からわたしの場合は自分のサイトWordPressを選択し、noteからは撤退することにしました。

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検索順位が上だといっても、しょせんは比較の問題

すこしでもPVを増やしたいから検索順位が上のプラットフォームを使いたいところですが、検索順位が上だといっても、しょせんは比較の問題です。

自分のWordPressサイトよりも、noteプラットフォームを利用した方が、処女記事の場合、検索順位が上ですが、しょせんは比較の問題です。

検索順位100位でも300位よりは検索順位は上ですが、誰も見てくれない下位記事であることに変わりはありません。

問題は記事そのものの格付けであり、すでに閲覧数が多い過去の優良記事の場合、WordPressの方がnoteよりも検索順位が上なのですから、必ずしもnoteから記事を上げる必要はないと思います。

noteを利用したらみんなが見てくれて、WordPressを利用したら誰も見てくれない、という実験結果ではないということをご理解ください。

プラットフォームの媒体の力に頼るのではなく、記事そのものが検索ランキングで上位ランカーになれるように、自分の実力を磨いたほうがいいと思います。

収益化できているWordPressのサイトがあるならば、そちらに記事を上げたほうがいいとわたしは思います。

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サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。

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この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。 その過程で、ママチャリのすばらしさを再認識したり、どうすれば速く効率的に走れるようになるのかに知恵をしぼったり、ロードレースは団体競技だと思い知ったり、自転車の歴史と出会ったりしました。 ●自転車通勤における四重苦とは何か? ●ロードバイクは屋外で保管できるのか? ●ロードバイクに名前をつける。 ●通勤レースのすすめ。 ●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。 ●ロードバイク・クラブの入り方。嫌われない作法。 などロードバイクの初心者から上級者まで対応する本となっています。
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このブログ著者の小説『ツバサ』
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
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小説『ツバサ』
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