時代はよくなるというが、そればかりではない。世界はどんどん便利になっているが、面白くなくなっていく

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【トウガラシ実存主義】【遊民ユーミン主義】の提唱者アリクラハルトの旅する人生を走り抜けるためのオピニオン系ブログ。

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旅がもし人生に似ているものなら、旅には旅の生涯というものがあるのかもしれない

たとえば海外旅行が昔にくらべてつまらなくなったと言ったら、それは「あなた(筆者ハルト)が世界を見る若々しさを失ったからそう感じるだけだ」そう反論されるかもしれません。

沢木耕太郎深夜特急』にもそれと同じようなことが書いてあります。

終わってしまったのだ。旅がもし人生に似ているものなら、旅には旅の生涯というものがあるのかもしれない。少年期があり、青年期があり、壮年期があり、老齢期があるように、私の旅は青年期を終わりつつあるのだ。何を経験しても新鮮で、どんな些細なことでも心を震わせていた時期はすでに終わっていたのだ。どのような経験をしても、これは以前にどこかで経験したことがあると感じてしまう

そうかもしれません。それもあるでしょう。それは否定しません。

世界中を回り、数多くの旅をしてきました。小さなトラブルにいちいち困難を覚えていては長く旅を続けることは難しくなります。旅慣れるということは、いちいち感傷的にならなくなることと似ています。

しかしここで訴えようとすることは、それとは違います。沢木耕太郎がユーラシア大陸横断をした1970年代と2020年代では全く違っていることがあるのです。

2020年の年末年始の旅行にコタキナバルに行ってきました。キナバル山登山を抜きにしたらコタキナバルが無茶苦茶面白かったかというとそうでもありませんでした。どちらかというと「山以外はつまらなかった」と言ったほうがいいでしょう。

悪夢を見て、自殺を考えた夜(ダイヤモンドヘッド232mに登れなかった女のキナバル山4095m登山挑戦記)
途方もない世界が頭上にひろがっている。たかだか100年の人生で悩んだりしてもはじまらない。 賢者の言葉や真理に救われたのではなく、妻の無邪気さ笑顔に私に救われた。 BE THE BEST VERSION OF ME。私なりの最高の私になろう。

マレーシアに限ったことではありません。どこへ行っても海外旅行は昔に比べてつまらなくなったと思っています。

マレーシアには「10回は行っていないかな?」ぐらい行っているので、マレー文化を見慣れてしまったということも確かにあるでしょう。「珍しいものを売っているなあ」と感動していたものが「またアレか。どこへ行っても同じものが売ってるな」に変わるわけですから。

最初の感動は、経験豊富になればなくなるでしょう。旅に限らずそれは何だって同じです。

しかしそういう問題ではなくて、海外旅行はつまらなくなったと感じているのです。それは世界が均質化している(アメリカ風に豊かになっている)と感じるからです。

わたしがそれを最も感じるのはスマートフォンです。今や世界中の誰もがスマホを所持していて、どこへ行っても誰もがあの小さな画面を眺めています。中国人も、タイ人も、イスラエル人も、フランス人も、モロッコ人も、みんな小さなスマホの画面を眺めているのです。もはや旅人に注意を向けるような人はいません。

このスマホが世界を変えました。小さな画面からいくらでも情報をとることができます。もはや百科事典図書館も必要ありません。YouTubeを見れば、世界中の人を眺めることができます。もはや異国人なんて珍しくも何ともありません。旅人だってYouTubeの画面を眺めたら「行ったような気になってしまいます」。

そして世界は豊かになりました。スマホが買えないような貧しい国がありそうですが、行ってみると意外とないんですよ。みんな持っています「スマホ」。「難民」と呼ばれる人たちさえスマホを所有しています。それもわたしのスマホよりよさそうなものを難民が持っています。これじゃあ難民基金に寄付する気になれませんよね? 彼らに必要なのは電源だけなのです。

世界が豊かになって、情報が流通すると、みんなが同じような生き方をするようになりました。ローカルの風習や風俗は、ワールドスタンダードに今後ますます駆逐されていくだろうと思います。

そしてそれが海外旅行をつまらなくしてしまったのです。どこに行っても同じだったら、どうしてわざわざ旅に出るでしょうか。

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簡潔なスタイルが世界を席巻して、誰もかれもが似たようなライフスタイルになる

スマホによって簡単に世界中の情報が手に入る時代になりました。すると簡潔なスタイルが世界を席巻して、誰もかれもが似たようなライフスタイルになります。資本主義社会の世界的な供給体制がそれを後押しします。そして世界中どこへ行っても似てくるのです。そして旅がつまらなくなるのです。

スマホそのものだって同じことです。画面に直接タッチして操作するスマートフォンも、初めて見た時は衝撃的でしたが、見たことがあれば真似するのは簡単です。

iPhoneを見たことがあれば、類似製品は開発できます。現に、そうなっています。

スティーブ・ジョブズの凄さは最初にiPhoneのようなものを製品化して世に出したところにあるのです。それまでスマホのようなものを人々は見たことがなかったわけだから。

マクドナルドのような売り方が「いい」と知れたら、現地資本の類似店が世界中にできるのです。そのスピードは驚異的です。スマホは世界をひとつにしてしまいます。

世界は豊かになり、そして旅行はつまらなくなるのです。

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難民さえもがスマホを持っている時代

貧富の差がなくなり文化が似通ってきている、というのがわたしの感じる「つまらなくなった海外旅行」の正体です。

今や世界中誰もがスマートフォンをもっています。それを一番感じたのはシリア難民のニュースでした。内乱によるシリアの難民が、スマホ片手に陸路でドイツなどに移動しているというニュースがテレビで流れていました。

難民ですよ。難民。着の身着のままで、飢えや渇きに苦しみながら、ボロボロになって国境を超えるのが難民じゃないんですか?

それが今時の難民は各国のトラベラーSIM(※下記参照)をスマホに差し込みながら、自分がどこにいるか、どちらの方向に進んだらいいか、GPSで確認しながら、ドイツなどに陸路で移動しているというのです。

まるでオリエンテーリングワンダーフォーゲルみたいにスマホで現在位置を見ながらウォーキングするシリア難民の姿に、この人たちはもしかして私よりもリッチなのではないだろうか、と思ってしまいました。

毎日会社に出勤しなければならないわたしと、歩いてドイツまで集団でワンダーフォーゲル人たちと、どっちが豊かか、楽しそうか、わけがわかりません。

その時、ちょうどわたしは家計を見直しており、ビンボー主義のあまりに、いっそのことスマホをやめてしまおうかと本気で検討していた最中だったのです。

難民のために各地で提供されているスマホの充電スポットは、まるでフォトロゲイニングのポイントみたいでした。そんな難民のために寄付を求められても、とても寄付する気になれません。むしろ支援してほしいのはこっちの方だといいたくなります。

大昔の本(小田実何でも見てやろう」だったかな?)には、(性能のいい)日本製ボールペンをあげると現地の人にとても喜ばれる、という記述が出てきます。ポラロイドカメラを撮ってプレゼントすることが最大のコミュニケーションだったという時代もありました。そういう時代の方が確実に海外旅行は楽しかったはずです。旅の束の間、わずかなお金で王様のようにリッチな気分になれたのだから。ポラロイドカメラを取り出すとサッカーのスター選手のように現地の子供たちに囲まれたという時代があったのです。

しかしボールペンで喜ばれた時代はとうに終わってしまいました。スマホでボイスメモする時代です。もはや紙さえもいりません。スマホがあれば紙もカメラもいらないのです。

世界は豊かになりました。みんなが同じような格好をして、同じようなものを売っています。そして物価も同じようになってきました。「笑っちゃうぐらい物価の安い国」というのはだんだん姿を消しつつあります。わずかなお金で王様のように贅沢できた、冗談みたいな時代はもう終わってしまったのです。

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貧しい世界の方が人間臭さがむき出しで面白い

わたしはどちらかというと貧しい世界が見たいのです。貧しい世界の方が人間臭さがむき出しで面白いからです。貧しい世界の方がリアルワールドだという気がします。

貧富の差こそが海外旅行の面白さの源ではないだろうかとさえ思います。

エジソン以前は電灯なんて世界になかった
2019年9月。台風15号が千葉県を襲った。被害を受けた方、お気の毒です。しかし「もう限界だ」とか「生きるか死ぬかの状況だ」とか軽々しく言うのは待ってもらいたいと思う。そんな最上級の形容詞を使ってしまったら、もっと大きな本当の危機がおとずれ...

世界に小競り合いはあっても、大戦争はなくなりました。食料満載の輸送船が潜水艦の雷撃で沈められる、というようなことはなくなりました。

確実に、世界は豊かになりました。子どもにお金をせびられて、「こっちが恵んでもらいたいわ」と思ったことは一度や二度ではありません(笑)。

豊かな世界とは「のんびりヌクヌク」しています。わたしだって普段の日常は「のんびりヌクヌク」している方がいいです。灼熱の太陽を避け、エアコンの効いた場所で、安楽椅子に座って甘い飲み物を飲んでいた方がいいに決まっています。

しかし旅先でまでそれを求めようとは思いません。旅先がそれでは正直、物足りないです。

豊かな暮らしはもう世界有数の経済大国の日本の暮らしの中でさんざん体験していることです。同じものを見て同じことを体験するんじゃあ航空券を払ってまで海外旅行する甲斐がありません。

過去ほとんどの人間は電気のない世界で生きてきました。冷蔵庫やエアコンのない世界で生きてきたのです。そちらが動物本来の姿だという気がします。

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非文明こそが動物の本質

非文明こそが動物の本質ではないでしょうか。

スーパーマーケットよりも、おばあちゃんが道端で広げている「寄り合い市場」の方が面白いのは、昔ながらの市場の方が人間の歴史的な暮らしぶりだからでしょう。

そこに郷愁のようなものを覚えるのです。人間の本質を見るのです。

コタキナバルのスーパーマーケットでは販売員はみんなスマホを眺めていました。お客を見て声をかけてもきません。昔のアジアの市場はそうではありませんでした。

人間が本来の姿で生きている場所を見たいのです。人間の本能の姿が見たいのです。それがわたしが旅に求めていたことでした。

車を持っている人に、お金以外のどんなチップをあげられるでしょう。

スマホを持っている人に施すものを旅人は何も持ってはいません。

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不確実性に賭けられる勇気が旅人の資質だった

昔ほど海外旅行の魅力がなくなっていることを、客観的に証明できたでしょうか。

インターネット以前の昔は宿の予約もできなかったし情報もなかったから、最悪野宿する勇気のある人しか放浪の旅人にはなれませんでした。

不確実性に賭けられる勇気が旅人の資質だったのです。

しかし今はスマホで宿の予約ができるし、いくらでも旅の情報がとれます。行ってみなければわからない、ということがなくなりました。

不確実性の放浪が、地図のあるRPGのようになってきました。

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時代はよくなるというが、そればかりではない。世界はどんどん便利になっているが、だんだんと面白くなくなっているかもしれない

誰でも旅に行くようになりました。そうなると普通の人が普通のスタイルで大量に旅するようになります。するとどこへ行っても同じような人が同じようなスタイルで旅をしているのを見るということになるわけです。

スマホによって情報は駆け巡り、みんなが似たような文化を享受するようになりました。みんなお金持ちの中流になりました。そして面白くなくなったのです。

マレーシアで聞いた音楽は、言葉こそマレー語でしたが、音楽としてはアメリカで流れているものと完全に同じでした。情報の伝達はすごいスピードで伝わり、みんな世界的ヒット曲に似たような歌ばかりになるのです。

ああ。これは韓流を意識している商品なんだな、とわかってしまうのです。

文化の差異こそ面白かったのです。しかし世界は均一化しています。均一化すると面白くなくなるのです。これだけば確実なことです。

貧富の差こそが面白かったのです。しかしもうみんなスマホを見ています。誰もが平等です。

世界は豊かになっています。時代はよくなるというが、そればかりではないだろうと思います。

勇気がある人しか旅人になれなかった時代と、誰でも旅に行ける時代では、確実に昔の旅の方が楽しかったはずです。危険に満ちた大冒険だったからです。

若者よ。世界はどんどん便利になっているが、だんだんと面白くなくなっているのかもしれないませんぞ。

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【この記事を書いている人】

瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログに書き綴っているランナー・ブロガーのアリクラハルトと申します。ランニング系・登山系の雑誌に記事を書いてきたプロのライターでもあります。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。その筆力は…本コラムを最後までお読みいただければわかります。あなたの心をどれだけ揺さぶることができたか。それがわたしの実力です。

ランニング雑誌『ランナーズ』の元執筆者。初マラソンのホノルル4時間12分から防府読売2時間58分(グロス)まで、知恵と工夫で1時間15分もタイム短縮した頭脳派のランナー。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。海外マラソンも完走多数(ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ユングフラウ、ロトルアニュージーランド、ニューカレドニアヌメア、ホノルル)。地元走友会のリーダー。月間走行距離MAX600km。『市民ランナーという生き方(グランドスラム養成講座)』を展開しています。言葉の力で、あなたの走り方を劇的に変えてみせます。

また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。

そしてロードバイク乗り。朝飯前でウサイン・ボルトよりも速く走れます。江戸川左岸の撃墜王(自称)。スピードが目的、スピードがすべてのスピード狂。ロードバイクって凄いぜ!!

山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。

その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。タイ。ベトナム。カンボジア。マレーシア。シンガポール。インドネシア。ニュージーランド。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の28ケ国。パリとニューカレドニア、ホノルルとラスベガスを別に数えていいなら訪問都市は100都市をこえています。(大西洋上をのぞいて)世界一周しています。ソウル日本人学校出身の元帰国子女。国内では青春18きっぷ・車中泊で日本一周しています。

登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。

千葉県在住。夢の移住先はもう決まっています!!

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シリア難民も愛用? 各国対応SIMカード

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サハラ砂漠で大ジャンプする著者
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このブログ著者の小説『結婚』
小説『結婚』
愛とは何か? 結婚とは何か? を追求した純文学小説です。 主人公ツバサは劇団の役者です。恋人のアスカはツバサのもとを去っていきます。 「離れたくない。離れたくない。何もかもが消えて、叫びだけが残った。  離れたくない。その叫びだけが残った。  全身が叫びそのものになる。おれは叫びだ」 劇団の主宰者であるキリヤに呼び出されて、離婚話を聞かされます。不倫の子として父を知らずに育ったツバサは、キリヤの妻マリアの不倫の話しに、自分の生い立ちを重ねます。 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 ツバサの母は心を病んで自殺してしまっていました。 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 ツバサはミカコから思いを寄せられます。しかし「結婚が誰を幸せにしただろうか?」とツバサは感じています。 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」 尊敬する作家、ミナトセイイチロウの影響を受けてツバサは劇団で上演する脚本を書きあげましたが、芝居は失敗してしまいました。 引退するキリヤから一人の友人を紹介されます。なんとその友人はミナトでした。 そこにアスカが妊娠したという情報が伝わってきました。 それは誰の子なのでしょうか? 真実は藪の中。証言が食い違います。誰かが嘘をついているはずです。認識しているツバサ自信が狂っていなければ、の話しですが……。 「妻のことが信頼できない。そうなったら『事実』は関係ないんだ」 そう言ったキリヤの言葉を思い出し、ツバサは真実は何かではなく、自分が何を信じるのか、を選びます。 アスカのお腹の中の子は、昔の自分だと感じていました。 死に際のミナトからツバサは病院に呼び出されます。そして途中までしか書いていない最後の原稿を託されます。ミナトの最後の小説を舞台上にアレンジしたものをツバサは上演します。客席にはミナトが、アスカが、ミカコが見てくれていました。 生きることへの恋を書き上げた舞台は成功し、ツバサはミナトセイイチロウの後を継ぐことを決意します。 そこにミカコから真相を告げる手紙が届いたのでした。 「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」
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愛とは何か? 結婚とは何か? を追求した純文学小説です。 主人公ツバサは劇団の役者です。恋人のアスカはツバサのもとを去っていきます。 「離れたくない。離れたくない。何もかもが消えて、叫びだけが残った。  離れたくない。その叫びだけが残った。  全身が叫びそのものになる。おれは叫びだ」 劇団の主宰者であるキリヤに呼び出されて、離婚話を聞かされます。不倫の子として父を知らずに育ったツバサは、キリヤの妻マリアの不倫の話しに、自分の生い立ちを重ねます。 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 ツバサの母は心を病んで自殺してしまっていました。 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 ツバサはミカコから思いを寄せられます。しかし「結婚が誰を幸せにしただろうか?」とツバサは感じています。 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」 尊敬する作家、ミナトセイイチロウの影響を受けてツバサは劇団で上演する脚本を書きあげましたが、芝居は失敗してしまいました。 引退するキリヤから一人の友人を紹介されます。なんとその友人はミナトでした。 そこにアスカが妊娠したという情報が伝わってきました。 それは誰の子なのでしょうか? 真実は藪の中。証言が食い違います。誰かが嘘をついているはずです。認識しているツバサ自信が狂っていなければ、の話しですが……。 「妻のことが信頼できない。そうなったら『事実』は関係ないんだ」 そう言ったキリヤの言葉を思い出し、ツバサは真実は何かではなく、自分が何を信じるのか、を選びます。 アスカのお腹の中の子は、昔の自分だと感じていました。 死に際のミナトからツバサは病院に呼び出されます。そして途中までしか書いていない最後の原稿を託されます。ミナトの最後の小説を舞台上にアレンジしたものをツバサは上演します。客席にはミナトが、アスカが、ミカコが見てくれていました。 生きることへの恋を書き上げた舞台は成功し、ツバサはミナトセイイチロウの後を継ぐことを決意します。 そこにミカコから真相を告げる手紙が届いたのでした。 「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」
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このブログの著者の小説『片翼の翼』
小説『片翼の翼』
なぜ生きるのか? 何のために生きるのか? を追求した純文学小説です。 主人公ツバサは劇団の役者です。 「演技のメソッドとして、自分の過去の類似感情を呼び覚まして芝居に再現させるという方法がある。たとえば飼い犬が死んだときのことを思い出しながら、祖母が死んだときの芝居をしたりするのだ。自分が実生活で泣いたり怒ったりしたことを思いだして演技をする、そうすると迫真の演技となり観客の共感を得ることができる。ところが呼び覚ましたリアルな感情が濃密であればあるほど、心が当時の錯乱した思いに掻き乱されてしまう。その当時の感覚に今の現実がかき乱されてしまうことがあるのだ」 恋人のアスカと結婚式を挙げたのは、結婚式場のモデルのアルバイトとしてでした。しかし母の祐希とは違った結婚生活が自分には送れるのではないかという希望がツバサの胸に躍ります。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 アスカに恋をしているのは確かでしたが、すべてを受け入れることができません。 かつてアスカは不倫の恋をしていて、その体験が今の自分をつくったと感じています。それに対してツバサの母は不倫の恋の果てに、みずから命を絶ってしまったのです。 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 ツバサは幼いころから愛読していたミナトセイイチロウの作品の影響で、独特のロマンの世界をもっていました。そのロマンのゆえに劇団の主宰者キリヤに認められ、芝居の脚本をまかされることになります。自分に人を感動させることができる何かがあるのか、ツバサは思い悩みます。 同時に友人のミカコと一緒に、インターネット・サイバーショップを立ち上げます。ブツを売るのではなくロマンを売るというコンセプトです。 「楽しい、うれしい、といった人間の明るい感情を掘り起こして、その「先」に到達させてあげるんだ。その到達を手伝う仕事なんだよ。やりがいのあることじゃないか」 惚れているけれど、受け入れられないアスカ。素直になれるけれど、惚れていないミカコ。三角関係にツバサはどう決着をつけるのでしょうか。 アスカは劇団をやめて、精神科医になろうと勉強をしていました。心療内科の手法をツバサとの関係にも持ち込んで、すべてのトラウマを話して、ちゃんと向き合ってくれと希望してきます。 自分の不倫は人生を決めた圧倒的な出来事だと認識しているのに、ツバサの母の不倫、自殺については、分類・整理して心療内科の一症例として片付けようとするアスカの態度にツバサは苛立ちます。つねに自分を無力と感じさせられるつきあいでした。 人と人との相性について、ツバサは考えつづけます。 ミナトから最後の作品の続きを書くように頼まれて、ツバサは地獄のような断崖絶壁の山に向かいます。 「舞台は変えよう。ミナトの小説からは魂だけを引き継ぎ、おれの故郷を舞台に独自の世界を描こう。自分の原風景を描いてみよう。目をそむけ続けてきた始まりの物語のことを。その原風景からしか、おれの本当の心の叫びは表現できない」 そこでミナトの作品がツバサの母と自分の故郷のことを書いていると悟り、自分のすべてを込めて作品を引きついて書き上げようとするのでした。 「おまえにその跡を引き継ぐ資格があるのか? 「ある」自分の中にその力があることをはっきりと感じていた。それはおれがあの人の息子だからだ。おれにはおれだけの何かを込めることができる。父の遺産のその上に」 ※※本作は小説『結婚』の前編、バックストーリーに相当するものです。両方お読みいただけますとさらに物語が深まる構成になっています。※※
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小説『片翼の翼』
なぜ生きるのか? 何のために生きるのか? を追求した純文学小説です。 主人公ツバサは劇団の役者です。 「演技のメソッドとして、自分の過去の類似感情を呼び覚まして芝居に再現させるという方法がある。たとえば飼い犬が死んだときのことを思い出しながら、祖母が死んだときの芝居をしたりするのだ。自分が実生活で泣いたり怒ったりしたことを思いだして演技をする、そうすると迫真の演技となり観客の共感を得ることができる。ところが呼び覚ましたリアルな感情が濃密であればあるほど、心が当時の錯乱した思いに掻き乱されてしまう。その当時の感覚に今の現実がかき乱されてしまうことがあるのだ」 恋人のアスカと結婚式を挙げたのは、結婚式場のモデルのアルバイトとしてでした。しかし母の祐希とは違った結婚生活が自分には送れるのではないかという希望がツバサの胸に躍ります。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 アスカに恋をしているのは確かでしたが、すべてを受け入れることができません。 かつてアスカは不倫の恋をしていて、その体験が今の自分をつくったと感じています。それに対してツバサの母は不倫の恋の果てに、みずから命を絶ってしまったのです。 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 ツバサは幼いころから愛読していたミナトセイイチロウの作品の影響で、独特のロマンの世界をもっていました。そのロマンのゆえに劇団の主宰者キリヤに認められ、芝居の脚本をまかされることになります。自分に人を感動させることができる何かがあるのか、ツバサは思い悩みます。 同時に友人のミカコと一緒に、インターネット・サイバーショップを立ち上げます。ブツを売るのではなくロマンを売るというコンセプトです。 「楽しい、うれしい、といった人間の明るい感情を掘り起こして、その「先」に到達させてあげるんだ。その到達を手伝う仕事なんだよ。やりがいのあることじゃないか」 惚れているけれど、受け入れられないアスカ。素直になれるけれど、惚れていないミカコ。三角関係にツバサはどう決着をつけるのでしょうか。 アスカは劇団をやめて、精神科医になろうと勉強をしていました。心療内科の手法をツバサとの関係にも持ち込んで、すべてのトラウマを話して、ちゃんと向き合ってくれと希望してきます。 自分の不倫は人生を決めた圧倒的な出来事だと認識しているのに、ツバサの母の不倫、自殺については、分類・整理して心療内科の一症例として片付けようとするアスカの態度にツバサは苛立ちます。つねに自分を無力と感じさせられるつきあいでした。 人と人との相性について、ツバサは考えつづけます。 ミナトから最後の作品の続きを書くように頼まれて、ツバサは地獄のような断崖絶壁の山に向かいます。 「舞台は変えよう。ミナトの小説からは魂だけを引き継ぎ、おれの故郷を舞台に独自の世界を描こう。自分の原風景を描いてみよう。目をそむけ続けてきた始まりの物語のことを。その原風景からしか、おれの本当の心の叫びは表現できない」 そこでミナトの作品がツバサの母と自分の故郷のことを書いていると悟り、自分のすべてを込めて作品を引きついて書き上げようとするのでした。 「おまえにその跡を引き継ぐ資格があるのか? 「ある」自分の中にその力があることをはっきりと感じていた。それはおれがあの人の息子だからだ。おれにはおれだけの何かを込めることができる。父の遺産のその上に」 ※※本作は小説『結婚』の前編、バックストーリーに相当するものです。両方お読みいただけますとさらに物語が深まる構成になっています。※※
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【この記事を書いている人】

アリクラハルトと申します。【トウガラシ実存主義】【遊民ユーミン主義】の提唱者。ランニング系・登山系の雑誌に記事を書いてきたプロのライターでもあります。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。その筆力は…本コラムを最後までお読みいただければわかります。あなたの心をどれだけ揺さぶることができたか。それがわたしの実力です。
市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。海外マラソンも完走多数(ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ユングフラウ、ロトルアニュージーランド、ニューカレドニアヌメア、ホノルル)。地元走友会のリーダー。月間走行距離MAX600km。『市民ランナーという生き方(グランドスラム養成講座)』を展開しています。言葉の力で、あなたの走り方を劇的に変えてみせます。
また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。
そしてロードバイク乗り。朝飯前でウサイン・ボルトよりも速く走れます。山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。
その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。タイ。ベトナム。カンボジア。マレーシア。シンガポール。インドネシア。ニュージーランド。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の28ケ国。パリとニューカレドニア、ホノルルとラスベガスを別に数えていいなら訪問都市は100都市をこえています。(大西洋上をのぞいて)世界一周しています。国内では青春18きっぷ・車中泊で日本一周しています。
登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。千葉県在住。

【この記事を書いている人】
瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログに書き綴っているランナー・ブロガーのアリクラハルトと申します。【トウガラシ実存主義】【遊民ユーミン主義】の提唱者。ランニング系・登山系の雑誌に記事を書いてきたプロのライターでもあります。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。その筆力は…本コラムを最後までお読みいただければわかります。あなたの心をどれだけ揺さぶることができたか。それがわたしの実力です。 市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。海外マラソンも完走多数(ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ユングフラウ、ロトルアニュージーランド、ニューカレドニアヌメア、ホノルル)。地元走友会のリーダー。月間走行距離MAX600km。『市民ランナーという生き方(グランドスラム養成講座)』を展開しています。言葉の力で、あなたの走り方を劇的に変えてみせます。 また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。 そしてロードバイク乗り。朝飯前でウサイン・ボルトよりも速く走れます。山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。 その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。タイ。ベトナム。カンボジア。マレーシア。シンガポール。インドネシア。ニュージーランド。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の28ケ国。パリとニューカレドニア、ホノルルとラスベガスを別に数えていいなら訪問都市は100都市をこえています。(大西洋上をのぞいて)世界一周しています。国内では青春18きっぷ・車中泊で日本一周しています。 登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。千葉県在住。
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