新型コロナウィルスでイベントが続々中止になっていることに物申す

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命がけでやっている人だけでも、猫ひろしだけでも走らせてやれ!!

東京マラソン2020の一般参加が中止になってしまった。新型コロナウィルスによる肺炎拡大の影響だという。

同じランナーとして、一生懸命に練習してきた選手が気の毒でならない。

2016年リオ五輪カンボジア代表の「猫ひろし」さえも出られないのだ。国籍まで変えて文字通り「命がけ」でピークを合わせてトレーニングを積んできただろうに、せめて猫だけでも走らせてやれないものか。

マラソンで自己ベストを更新するためにはピーキングという特殊な調整が必要である。中止だから1週間後に別のレースに出てくださいと言われて、1週間前と同じ走力を維持できるかといったら「できない」のだ。

猫ひろしほどでなくても、市民レベルでも命がけで走っている人はたくさんいる。私もゴール地点で倒れてもいいと思って命がけで走ってきたクチなので、中止レースの無念さが痛いほどわかるのだ。練習で血の小便(血尿)が出るなんて普通だった。

だから「東京マラソンなんか勝負レースにするな」と主張し続けてきたのだが、残念ながら私の警告が的中してしまった形である。

※このブログで最長コラムなので閲覧注意

東京マラソン。抽選エントリーに当選するコツ(都市伝説)
人間にはピークというものがある。それが人生です。最盛期に、自己ベストを残したいと思ったとしたら、抽選で走れるかどうかもわからない東京マラソンを勝負レースにするのはあまりにもリスクが高すぎるのではありませんか。
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規約により参加料の返金はされない。主催者側は損をしないようにできている

主催者側の都合によるレースの中止というのをかつて私も経験している。2011年の東日本大震災の時はエントリーしていたほとんどのレースが中止だった。これは私が東日本に住んでいるからであり、西日本在住の方はほとんど受けなかったはずである。

東日本大震災の時も一切参加料金は返金されなかった。後日、参加賞や完走Tシャツが完走もしてないのに送られてきたのを覚えている。

今回の東京マラソン2020も同様で、参加費用の返金はされないようだ。そもそも申し込みの規約に「いかなる理由があっても返金しない」と書かれているのがこの手の市民マラソン大会の常識であり、どれだけ不満を言っても返金はされないであろう。もうすでに各所にメダルやタオルやTシャツなどを発注済みで、支払いの義務が発生しているという背に腹は代えられない事情が更に返金を困難にしている。

『東京マラソン抽選エントリーに当選するコツ(都市伝説)』にも書いたが、東京マラソンは東京に宿泊料金を落としてくれる地方在住者が当選するケースが多いので、マラソンの中止でホテル業界も予約キャンセルで大損害を被っていることであろう。

それにくらべて運営側の東京マラソン財団には6億円ちかいお金が返金されずに残るというわけである。エントリー代金は、国内ランナーが16,200円。出走予定者は38,000人であった。大きな金額である。主催者だけは損をしない。プラットフォームをつくった側が勝負には勝つのである。「お祭り」は主催しろってことですね。

中止アナウンスによると、2020年に走れなかった一般選手は来年出走することが可能だが別途参加料の入金が必要ということである。ひらたくいうと2021年には抽選倍率11.1倍というクジ運を発揮しなくてもいいが、ワンレース42.195kmに対して32,400円を払いなさいよ、という意味である。

東京マラソンの出走人数はもう許容量いっぱいだと言われているから、来年はワンレース32,400円が馬鹿らしくて棄権した人数分しか募集できないのではないか。すると募集倍率は100倍ぐらいになるのではないだろうか。

もう一度言おう。本気なら、東京マラソンなんかを勝負レースにするのはやめた方がいい。命がけで自己ベスト更新を狙うなら戦略が必要である。勝負レースに東京マラソンなんかを選んだ時点であなたは戦略負けしているのだ。

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アスリートほど感染症にかかりやすい

血尿上等で必死に練習して東京マラソンにピークをあわせてきた市民ランナーに同情して、東京マラソン2020中止の決断にめいっぱい批判的な記事を書いてしまった。

「だったらおまえは蔓延する新型コロナウィルスをどう思っているのか!?」

そう批判されそうである。病気を蔓延させないための措置なのだぞ? と。

放浪のバックパッカーとして、この問題に対する私の基本的な態度を表明しておこう。

バックパッカーの生き方【トウガラシ実存主義】
集団が繁栄すれば個は食われてもいい唐辛子の運命。それに抗い自分の歌を歌え。これを唐辛子実存主義という

私は新型コロナウィルスなんかよりも遙かにバッチイ国インドを旅してきた。人生史上最大の下痢をインドで経験してきた人間である。

病原菌天国インドにくらべれば日本の新型コロナなんてなんてことはない。

沢木耕太郎『深夜特急』にこんな内容が出てくる。

バスの中で抱いた子供が伝染病に罹っていた。ぎょっとしたが、すぐに諦めた。インドを歩いているうちに、ある種の諦観のようなものができていた。もう抱いてしまったのだ。五分や十分急いだからといって、どうなるというものでもない。伝染るものなら、伝染っていよう。

天然痘にしたところで、いくらインド全土で何十万、何百万の人が罹っているといっても、残りの五億人は罹っていないのだ。ただ歩いているに過ぎない私が感染したとすれば、それはその病気によほど「縁」があったと思うより仕方がない。

そんな内容だ。新型コロナウィルスがいくら伝染病だからといって、東京マラソンを走った全員に伝染するわけではあるまい。むしろ99.99%の人は何事もなく走り終えるであろう。

その0.01%のために全体を犠牲にするのが日本のお役所のやり方なのである。インドなら東京マラソンは中止にならなかっただろう。

そもそもエリート・アスリートほど感染症にかかりやすいという事実を知っているだろうか。アスリートはすべての力(ミラクルエンザイム)を競技成績の向上のために使うから、感染症に対する免疫力にまでパワーがまわらないのだ。周囲を見渡してもあなたの周りのスポーツエリートはまっさきに風邪をひいているはずだ。感染症にかかりにくいのは免疫系にパワーを回せる一般市民の方なのである。これは事実である。

感染症を予防するために中止するならば、エリートレースを中止して、市民レースを開催した方がいい。その方が感染する確率は低いのだ。東京マラソン財団は間違った判断をしちゃいましたね(笑)。

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今日の結論。東京マラソン2020は予定通り開催すべきだった

空気は世界をめぐるのだ。どれだけ防除しても防ぎきれるものじゃない。人間は運命共同体なのだ。東京マラソンを中止にすればそれで済む問題だとはとうてい思えない。

東京マラソン2020は予定通り開催すべきだった。私はそう思っている。

★~~このサイトについて~~

比叡山の大阿闍梨(千日回峰行者)様を超える生涯走行距離の中で走りながら感じたことをサブスリーランナーが綴るコラム。

自由と社会との折り合いを模索するブログです。

はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!?

プロフィール


サンダルマン・ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のあるライター。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。サブスリーランナー。グランドスラムの達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。マレーシア・キナバル山。台湾・玉山ニイタカヤマ。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。アウトドア派の放浪の旅人

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ソウル日本人学校の出身です。応援おねがいします
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