炭水化物抜きダイエット
私の知り合いに、炭水化物抜きダイエットをしている人がいます。パンとかご飯を食べないようにするダイエット法です。とてもやせるらしいですよ。
快楽のランニング・ダイエット。アドレナリンが血糖値を上げ、食欲を抑える
昔は炭水化物は脳への唯一の栄養といわれていました。この理論が正しければ、炭水化物を抜くと脳に栄養がいかずバカになるはずですが、どうもそういうふうにはならないみたいですね。
一流芸能人のガクトなんかもずっと炭水化物抜きだと公言していますから。
炭水化物って三大栄養素ですが、必ずしも必要じゃないんですねえ。
白米。どうしてこんなチェイサーみたいなものを食べなきゃいけないのか。
テレビで、大食いタレントが、ご飯(お米)のことを、
「どうしてこんなチェイサーみたいなものを食べなきゃいけないのかと思ってた」
といっていました。
ん? チェイサーって何だ?
チェイサーとは何だ?
もともとチェイサーというのは追いかけるもの、追跡者という意味。昔、トヨタ車にチェイサーという車種がありましたね。
また狩猟家、ハンターという意味もあるそうです。獲物を追いかけるからでしょう。
また女好きという意味もあるそうです。女の尻を追いかけるものという意味でしょう。
ところで大食いタレントのいう「どうしてこんなチェイサーみたいなものを食べなきゃいけないのかと思ってた」というのは、このどれとも違います。
ここでのチェイサーというのは、メインのお酒を追いかけて飲む水などの飲み物のことです。
あまり現在の日本では使いませんが、外国では一般的なようです。
アルコールには利尿作用があることから、それを補う意味でもチェイサーは水であることが多いようです。度数の強いお酒ばかりを飲んでいるとあっという間に酔っぱらってしまいますし、からだにもよくありません。チェイサーを飲むことで、酒の飲み過ぎを防止することにもなるのです。
たしかに白米には、おかずの濃い味を薄めるような効果があります。そのことを指しているのでしょう。
たしかにご飯というのは単独で食べるとあまり味がしません。すくなくともおかずにくらべると無味無臭です。逆にそれが主食のいいところです。おかげでどんな料理にも合うからです。
小麦粉よりも白米。ご飯派の主張
しかしおかずにくらべて無味無臭のご飯ですが、くせになりませんか?
正直、わたしは生涯パン食だけというのは無理だという気がします。ご飯が食べたくなるに決まっています。
わたしは「うどん」をこの先一生食べられなくても別に平気ですが、チャーハンをこの先一生食べられないとしたらとても残念に思うことでしょう。
基本的に小麦よりもご飯のほうがおいしいと感じます。日本人にうまれてよかった、と思うことのひとつですね。
山岡荘八『小説太平洋戦争』。日本だけ特別だと思うのがすべての間違いの元
世の中にはご飯を否定する人も多いようですが、おいしくお米を食べるために今日もわたしは走るのです。
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※雑誌『ランナーズ』の元ライターである本ブログの筆者の書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
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あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
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どんなレースに出ても自分よりも速くて強いランナーがいます。それが市民ランナーの現実です。勝てないのになお走るのはなぜでしょうか? どうせいつか死んでしまうからといって、今すぐに生きることを諦めるわけにはいきません。未完成で勝負して、未完成で引退して、未完成のまま死んでいくのが人生ではありませんか? あなたはどうして走るのですか?
星月夜を舞台に、宇宙を翔けるように、街灯に輝く夜の街を駆け抜けましょう。あなたが走れば、夜の街はイルミネーションを灯したように輝くのです。そして生きるよろこびに満ち溢れたあなたの走りを見て、自分もそんな風に生きたいと、あなたから勇気をもらって、どこかの誰かがあなたの足跡を追いかけて走り出すのです。歓喜を魔法のようにまき散らしながら、この世界を走りましょう。それが市民ランナーという走り方です。
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