犬よりもEQ(心の知能指数)の高い動物はいない
わたしは犬派です。犬が好き。たぶん動物アレルギー(目が真っ赤になってしまう)なので生涯飼えないと思うのですが、ときどきYouTubeなどで動画を見て癒されています。
経済動物(ニワトリやヒツジ)以外で動物を買うなら犬一択だなあと思います。餌をやって飼育する甲斐がある動物は経済動物以外では犬だけじゃないかなあ。
人との交流、感情の濃度が他の動物とはまったく桁が違います。
ときどき「豚は犬よりも賢い」とかいう人がいますが、本当かいな。IQ(知能テスト)ではそうかもしれないが、EQ(こころの知能指数)では犬の圧勝でしょう。
犬は人間とアイコンタクトができます。表情を見ていると彼らの感情がわかります。でも豚はそうはいきません。
表情から豚の感情が読み取れる人っています?
名前が地名から由来しているワンコ類がけっこういる
ところでそのワンコ類ですが、名前が地名から由来しているのがけっこういるって知っていましたか?
マルタ島の犬でマルチーズ
白くてかわいらしいモップ犬のマルチーズ。世界最古の愛玩犬ともいわれています。
このマルチーズさん。マルタ島が発祥の地で、マルチーズの名前はマルタ島に由来するそうです。
中国原産の愛玩犬ペキニーズ。北京の犬だからペキニーズ
中国原産の愛玩犬ペキニーズ。
このペキニーズさんの名前の由来は「北京の犬」だそうです。ペキンの犬だからペキニーズ。マルタ島とほぼ同じ犬種の由来ですね。
メキシコはチワワ州のチワワ
地名由来の犬種でもっとも有名なのは、最も小さな犬種であるチワワではないでしょうか。
メキシコのチワワ地域が原産だからチワワといいます。大半の日本人は先に犬の名前を知っていて、後でチワワ州のことを知るから「あれ、犬の名前と同じ地名だ」と感じる人が多いだろうと思います。私もそうでした。
でも実際には地名の方が先で、犬の名前が後です。
犬は人類のコンパニオンアニマル。犬と暮らすために生きている人がいる。
私は『氷点下で生きるということ』というアラスカ人のドキュメンタリー動画が大好きでよく見ているのですが、彼らの大半がアラスカン・マラミュートという犬を飼っています。シベリアンハスキーに似た極寒地に特化した犬種です。ソリ犬など実用的な面もあるのですが、むしろコンパニオンアニマルとしての側面が大きい。
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動画を眺めていると「なんで不便で過酷なアラスカなんかで暮らすのか?」という疑問がわいてきます。それに対する有力な答えのひとつが「犬と暮らすため」。何十匹もの犬の群れと暮らすために、シャケなど餌が自給できるアラスカで暮らしているのではないか、と思われる人たちが実際にこの世界にはいるのです。人をそんな気にさせる動物は他にはないんじゃないでしょうか。
こうして眺めてみるとまさに犬は人類のコンパニオンアニマルなんだなあ、という気がします。朱鷺の学名をニッポニア・ニッポンというそうですが、そういうのは珍しくないんですね。秋田犬とか甲斐犬とか、よく考えてみればみんなそうか。