新しくパソコンを買い替えても、しばらく旧パソコンは手元で稼働させておく
パソコンを新しく買い換えました。私はいつも上の下クラスのパソコンを新規購入しようと思っています。この法則にしたがったところ、新しいパソコンはグラフィックボードを備えたゲーミングパソコンということになったのでした。
ゲーマーではないブロガーが、ゲーミングパソコンを購入する理由
購入したのはマウスコンピューターのBTOパソコンです。私はデスクトップ派。
BTOパソコンを購入するときには、自分でパソコンのスペックを選ぶのですが、導入ソフトも自分で決めます。
パソコンを買い替えるとき、私が迷ったのは、マイクロソフトオフィスのソフトをあらかじめプレインストールするかどうか。慣れているのでワードやエクセルはどうしたって必要です。キングソフトという代替品を安く導入する選択肢もあったのですが、とりあえず「何もインストールしていない状態」で購入することにしました。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンのワード、エクセルは利用できないのか?
私の旧パソコンもマウスコンピューターのBTOでした。そもそも旧パソコンではワード、エクセルをプレインストールしてもらったものを購入しています。一度、オフィスソフト(ワード、エクセル)を購入しているのですから、もう一度購入するのは二重購入だという気がします。新しいパソコンを購入したら、また同じソフトを購入しないとならないのでしょうか? そこのところがよくわかりませんでした。
この問題はゲームソフトにたとえて考えることができます。ニンテンドースイッチ用のドラクエ11を購入しても、プレイステーションでプレイしたい場合、またドラクエ11を別途購入しなければなりません。一度購入したんだから二度買わなくっていいということにはなりません。ワード、エクセルの場合も、こういうドラクエ的な思考をするならば、新パソコンを購入した場合、また新しくワード、エクセルを買わないといけないということになります。
同じソフトに重複支払いしたくなければプリインストール版ではなく、製品版、ダウンロード版にする
問題はパソコン本体こそ買い換えているものの、OSはwindows11で同じだ、ということです。この場合はどうなるのでしょう?
そこがわからなかったので新パソコン購入時に迷ったのですが、「プレインストールしない」を選びました。新パソコンだっていつかは買い換えるときが来ます。そのときにまたワード、エクセルを買わなきゃならない羽目になりたくありません。
それを避けるためにはプレインストールしないで、製品版もしくはダウンロード版のオフィスソフトを別に購入することです。そうすれば次にパソコンを買い替えた時には、きっと重複支払いしなくてすむだろうと思いました。
「ドラクエ的な思考」新パソコンごとにオフィスソフトを買わなければいけない人もいる
結論からいうと、私の予想は当たりました。なんとなく予想した通り、一度購入したワード、エクセルを新パソコンにダウンロードして使用することができたからです。
しかしこれはどうもそれぞれの人の条件次第のようです。上の「ドラクエのたとえ」のようにワード、エクセルのライセンス使用権を「そのパソコンに限り」あたえているというケースもあるそうです。そういう人はまた新たにオフィスソフトを買わなければなりません。ニンテンドースイッチのドラクエ11を持っていても、プレイステーション用のドラクエ11を買わなければなりません。
私の場合はBTOパソコンに自分の注文でオフィスソフトをインストールしてもらったので、いわゆるPCプリインストールとは状況が違いました。つまりワード、エクセルの使用権を注文した人として持っていたので、新パソコンにダウンロードして使用することができたのです。
新パソコンに旧パソコンのワード、エクセルをダウンロードする方法
さて、新パソコンでオフィスソフト(ワード、エクセル)を使うためには、新パソコンでマイクロソフトアカウントにアクセスして、ソフトをインストールしなければなりません。
ワードやエクセルはマイクロソフトの商品なので、ネット上のマイクロソフトのアカウントにサインインします。一度でもオフィスソフトを購入していればアカウントを持っているはずです。
そして「サービスとサブスクリプション」から「購入済みの製品」を選択します。
ここに旧パソコンで使用していたOfficeソフトが表示されていれば、それをインストールすれば、新パソコンでもワード、エクセルが使えるようになります。
ネット上で使えるワード、エクセルもある。マイクロソフトはもうワードやエクセルで儲けようとは考えていない
現在ではネット上で使えるワード、エクセルもあります。最悪、それを使えばいいかな、と思って新パソコンにオフィスソフトを注文しなくて正解でした。ネット上のワード、エクセルはセキュリティ上の不安があるので、できればつかいたくなかったので、ローカルにソフトをインストールできてよかったです。
私見ですが、マイクロソフトはワード、エクセルなどオフィスソフトでさんざん儲けたので、もう今更、ワード、エクセルで金儲けしようとは考えていないと思います。ソフト自体もうそれほど進化していませんから開発費もかかっていませんし、もう十分元は取れたのでしょう。バージョンアップするとコマンドの位置が変わって却って使い勝手が悪くなって評判が悪くなるぐらいもう完成された製品です。計算機やメモ帳を無料配布しているように、今後はワード、エクセルを無料配布する時代になるだろうと予想しています。
むしろマイクロソフトはwindowsというOSを持っていることを最大限に活用して、パソコン利用者をクラウドサービスに誘導したりするビジネスに切り替えていると私は考えています。
みなさんも新しいパソコンにオフィスソフト(ワード、エクセル)をまた導入するか迷ったときには、とりあえず導入しない方向で検討してください。マイクロソフトはいまさらそこで儲けようとは考えていないので、ほとんどの人は従来の権利をつかって使えるようになるだろうと思いますので。