ドラクエ的な人生

夜型読書。ベッド読書法。ヘッドライト読書。同時並行読書術

ここではそれなりに書評を書いているわたしの読書スタイルについて書いています。これから本をたくさん読もうとしている人の参考になればさいわいです。

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このブログの著者が執筆した「なぜ生きるのか? 何のために生きるのか?」を追求した純文学小説です。

「きみが望むならあげるよ。海の底の珊瑚の白い花束を。ぼくのからだの一部だけど、きみが欲しいならあげる。」

「金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。」

※本作は小説『ツバサ』の前編部分に相当するものです。

アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

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夜型読書。ベッド読書法。物語は夜に聞くもの。夜の夢こそまこと

読書の場所ですが、私のメインの読書場所は寝室です。寝る前のベッドの上が読書場所となっているのです。これをベッド読書法と名づけましょう。

私の読書は実用書よりは文学に偏っています。そして物語を読むには昼間より夜の方がだんぜん適している気がするのです。

太陽が頭上の輝いている時間帯に、物語が頭に入ってこないのは私だけでしょうか。昼間は他人のフィクションの冒険なんて読んでも面白くありません。それよりも自分が冒険した方がずっとおもしろいからです。

ところが夜ならばすんなりと物語を読めます。どうせ世界は闇ですから自分が外に出て冒険するわけにはいきません。他の人も寝てしまっています。

もともと物語というものは、夜に火を囲んで長老が民族の歴史や英雄伝説を子どもたちに語ったのがはじまりです。物語は夜に聞くものだったのです。その記憶が遺伝子に刻まれているのではないでしょうか。

だから文学、物語系の読書をする人には、夜型読書をわたしはおすすめしています。

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ベッド読書法。枕とクッションで背もたれをつくる。

ベッド読書法の具体例ですが、私の場合は枕とクッションで背もたれをつくって、そこで本を読んでいます。映画などでアメリカ人がよくやっている読書スタイルですね。

しかしずっと同じ姿勢で読書するのは疲れるので、途中からは寝転がって読んでいることもあります。

読書灯はなく、登山用のヘッドライトを愛用しています。私が使っているのはペツルです。

読書だけでなく登山にも使うので、大きなルーメンのもの(強力なヘッドライト)をつかっています。

光量を二段階切り替えできるので、読書の時は「弱」にして使っています。そうすると電池も長持ちするので、読書灯を買うよりも経済的だと思います。

別に机に向かって読まなければマナー違反だ、ということはありません。大切なのは読破することで姿勢なんかどうだっていいのです。

寝転がったり、体位を変えてもヘッドライトなら問題ありません。

ところが読書灯だとそうはいきません。寝転がったり、移動するたびにライトの照らす場所を調整する必要があります。本を上にして寝転がって読むとき、固定式ヘッドライトでは紙面を照らしてくれません。

読書にはヘッドライトが最強です。

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ヘッドライト読書

ヘッドライトで読書するスタイルになったのは、南アルプスの避難小屋の管理人が深夜にヘッドライトで読書しているのを見てからです。

電気なんて来ていない山小屋ですから、そもそもヘッドライトしか選択肢がない環境だったのですが、孤独な山小屋の管理人さんが深夜に登山用ヘッドライトで唯一の娯楽である読書をしている姿は、とても印象的でした。

それ以来、ヘッドライト読書は、私のスタイルになりました。

飛行機の中でも私はヘッドライトで本を読んでいます。LCCの飛行機の読書灯って壊れていることもあるので、必ず機内にヘッドライトを持参しています。

ヘッドライトは視線を向けた方角を一緒に照らしてくれるので、大変便利です。ベッド読書の相棒はヘッドライトだといえるでしょう。

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同時並行読書術

読書ですが、同じ本を通読しません。文体が同じで飽きが来るからです。四冊ぐらいを同時進行で読んでいます。

四冊の中で、読む本は気分で替えています。四冊の内訳ですが、

1.死ぬまでに絶対に読んでおきたい文豪たちの名作。たとえば『イリアス』『月と六ペンス』

2.青年向きの平易な文体で書かれたもの。たとえば『はてしない物語』『あしながおじさん』

3.ノンフィクションや冒険ものなどのエンターテイメント性の高い作品(たとえば『ロビンソン・クルーソー』『ドン・キホーテ』

4.ただ興味あるものおもしろいものマンガなど(たとえば『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

この四種類です。この中から気分で読みたい本を手に取っています。

死ぬまでに読んでおきたい偉大な名作の中には、とてつもなく退屈だったり、現代を生きる自分のセンスに合わない作品などもあります。一作だけ通読するタイプの読書術だと挫折してしまうかもしれません。

名作に疲れたら、青少年向きやエンターテイメント小説を読んで、頭と目を休めています。

かたい作品と、さくさく読める青少年シリーズ、そして絵で頭を刺激してくれるマンガ。

これらを組み合わせることで、退屈しなくなり、トータル読書時間が伸びるのです。

お試しあれ!

これからたくさん読書をしたいという若い方の参考になればさいわいです。

【本というものの本質を教えてくれる本】の読書感想文です。

はじめての哲学入門書

ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』ネバーエンディングストーリー

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このブログの著者が執筆した純文学小説です。

「かけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。むしろ、こういうべきだった。その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と」

「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」

本作は小説『ツバサ』の後半部分にあたるものです。アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。

Amazon.co.jp

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