オリエント急行。線路は続くよどこまでも、という歌はウソ
オリエント急行は、ロンドン・パリと、イスタンブールを結ぶ長距離夜行列車。ここはオリエント急行のイスタンブール終着駅です。
イスタンブール終着駅。線路は続くよどこまでも、という歌はウソです。どん詰まりの終点。
ヨーロッパの大きな駅は、こんな感じで「それ以上先に行けないどん詰まりの線路」がよくあります。
こんな感じで始発(終着点)です。線路のどん詰まりの先に改札口があります。
こちらも終着点です。これより先に線路はありません。
オリエント急行といえばアガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』で有名です。登場人物が全員共犯者で、しかも名探偵ポアロがそれを見逃す、という衝撃的な作品でした。
食堂の配膳車がオリエント急行になっています。観光客向けのしゃれた演出ですな。
駅のホームに誰もいないのは、電車がないからです。オリエント急行はそう簡単に停車しません。山手線じゃないので……。
ツアー旅行も楽しいもんだ。さよならだけが人生だ。それが旅ってものだ
いつもは宿の予約なし航空券のみのバックパッカー旅行をしているのですが、このトルコ旅はツアーで行きました。
カッパドキア、トロイ、イスタンブール、パムッカレ、エフェソスなどを効率的に回るためにはツアーの方がいいと判断しました。こちらの休暇日数にも限りがありましたから。
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正直、バスで移動ばかりのツアーでした。効率よく回れる半面、バスに乗っている時間が長い……。
食べたかったサバサンドは食べられませんでした。買っている自由時間がありませんでした。
でも同じような旅好きのツアー仲間がいました。あの人たちは今どこでどんな旅をしているのだろうか、と時々思うことがあります。
束の間、一緒に旅をして、もう二度と会うことのない人たち……さよならだけが人生だ。それが旅ってものでしょう。
ツアーなので、プールのあるホテルで宿泊でした。
貧乏個人旅行だと、プール付きホテルなんてまず泊まりません。
ビールを飲みながら、ホテルのプールサイドでのんびり。そんな夜もありました。