ひさしぶりに車中泊の旅に出かけようぜ
むむむ。どこへ行く?
(近場は行きつくしたぞ)
妻とひさしぶりに車中泊の旅に出かけようということになりました。
日本三大桜の福島・三春滝桜は有料観覧なのでライブカメラで開花を確認してから行くべし
車中泊のルール。高速道路にお金は払わない。
土日の休みを利用しての二泊三日(金曜日の夜に出発します)なので、高速道路にお金は払わないことにしているのでそれほど遠くへは行けません。
すると——二泊ぐらいで行ける範囲はほとんど行きつくしています。イベントに期待するしかありません。イベントというのは「お祭り」とか「果物狩り」「花見」のような季節もののことです。
思いついたのは花見。私は千葉県在住。4月10日ごろにはもう桜は散って葉桜になっています。しかし福島当たりまで北上すれば、桜はまだ咲いているのではないかと思いました。
桜前線を追いかけて移動すれば二度でも三度でも花見ができます。
これは福島車中泊二泊三日の記録です。
【福島県】謎の稲荷神社で烏骨鶏とたわむれる
いつものように「行き当たりばったり」で車中泊の旅を敢行した私たちです。
ドライブ中に山の上に向かって赤い鳥居がならんでいるのを見つけました。
ちょっとした伏見稲荷みたいです。
おもしろそうだったので降りて参拝してみることにしました。
そのときの動画がこちらです。
なかなか立派な赤い鳥居だと思いませんか? 鳥居の数も揃っています。
そして烏骨鶏が放し飼いにされていました。じゃっかん逃げながらでしたが、触らせてくれました。野良猫のようにダッシュで逃げ去ることもなく、とても人に慣れていました。
庭にいる鳥だからニワトリという
そもそも庭にいる鳥だからニワトリといいます。東南アジアではこのような庭での放し飼いはむしろ普通のことです。
ハルトと囲んだウコッケイをあたしが追い散らすシーンがあります。ご笑覧ください。
ちなみに字幕が英語になっているのは、ウクライナの人たちがロシア軍に責められる中、英語で必死に世界にアピールをしているのを見たからです。ウクライナ人の母国語はウクライナ語で決して英語ではありません。白人だからって英語を喋れるわけではないのです。
もうすこしオレも英語をしゃべれるようになってもいいかな、と思う今日この頃です。
日本の旅神。旅人の守護神。猿田彦命・さるたひこのみこと
この稲荷に猿田彦命の画像がありました。天狗のような長い鼻が特徴です。天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の道案内をしました。今でいうツアーコンダクターのような役回りを演じたことから、日本の旅人の神さまといったらこの猿田彦命ということになると思います。そのエピソードから、ここでは「道開き、交通安全の神」ということになっています。
ダンサー・ストリッパーの守護神。アメノウズメ
そしてもう一神・アメノウズメです。こちらの神は天照大神が天岩戸に隠れたという皆既日食の日に、岩戸の外でストリップを演じて(踊りながら乳房と陰部を剝きだした、とはっきり書いてあります)「外が騒がしいけど、何ごと?」と天照が外を覗いたことから暗闇の世界に光をともしたとされています。そのエピソードからここでは「音楽・芸能・鎮魂の神」ということになっていますが、ダンサー・ストリッパーの守護神といったほうがしっくりきます。ちなみにさきの猿田彦命もアメノウズメの「乳房と陰部をみせる」攻撃にやられてしまうというエピソードがあります。そのことから手塚治虫『火の鳥・黎明編』では猿田彦とウズメが夫婦になったりします。
※ちなみにこの稲荷神社の名前とか場所とかは、わかりません。調べればわかると思いますが、大切なのは名前とか場所ではないので、印象のみ書き記しておきます。