蚊を絶滅させろ!
夏です。昨夜、部屋に蚊がいました。ぷ~ん。ぷ~ん。とまったくイライラさせられます。
マヂぶっ殺すまで寝ないと覚悟して、電撃ラケットを手にします。
蚊取り線香の煙が大嫌いだから、蚊は物理的に叩き潰す!!
わたしは蚊を生涯の宿敵と認定しているのですが、そのわりに蚊取り線香の煙が大嫌いです。長時間吸っているとマヂ頭が痛くなります。よほどのことがないと部屋で蚊取り線香をたくことはありません。
蚊取り線香。人体に害はないといっていますが、そんなわけはないと思います。そもそも「ただの煙」を吸うだけだって人体によくないに決まっています。さらに殺虫成分が含まれているんだから体にいいわけがありません。
このように実際に蚊取り線香を吸い込んだ蚊がヒクヒクしているのを見ると……「ざまあみろ」と思う反面、蚊取り線香はなるべく吸わないでおこう、と思います。
それではどうするかというと……「蚊取り電撃ラケット」で「大バドミントン大会」がはじまるのでした。
「蚊取り電撃ラケット」で「大バドミントン大会」開催
バドミントンのシャトルとは違って、蚊は予想された軌道を描きません。その分、バドミントンよりも難しいゲームになります。ときにシャトル(=蚊)は目に見えなくなります。……下に急降下しているんですかね? 視界から消えやがります。蚊の野郎は。
「蚊取り電撃ラケット」を使う場合、横振りではなく、下からふわっとすくい上げるようにするのがプレイのコツです。
「蚊取り電撃ラケット」には微細な電流が流れます。ときどき殺した蚊にバリバリと電流が走ることがあります。これはカタルシスです。「やったぜ」感がものすごくあります。血を吸っている蚊の場合にバリバリ電撃が流れることが多いように思います。殺した蚊に電流がバリバリと流れると成し遂げた充実感に満ち溢れて、次も蚊をぶち殺してやろうと殺意をあらたにします。
殺すか、眠らないかだ。パワープレーで叩き落す。
ところが昨夜、蚊をぶっころしてやろうと「蚊取り電撃ラケット」のスイッチを入れたのですが通電ランプがつきません。いつも電池を入れっぱなしにしているのですが、どうやら電池が切れているようです。
しまった! 肝心なときに!!
目の前をぷーんと蚊が飛んでいます。電池を入れ替えているヒマはありません。今、見逃したら、蚊の野郎(メスだけど)を見失うかもしれません。あいつの得意技ですからね。どうして視界から消えるんやろか??
そしたら次にいつ見つかるか? 長い持久戦を戦うことになります。
ええい。ままよ!!
電池がカラの電撃ラケットを力まかせに思いきり振りました。なにがなんでも殺してやろうという執念です。殺すか、眠らないかだ。
ラケットがビユッと風を切る音がしました。そして視界から蚊が消えました。
ダメ元で力まかせに振った電撃ラケット(電池なし)でしたが、見事に蚊を撃墜していたのです。
あら、こんなこともできるのか。べつに電池がなくてもつかえるのね!!
新しい発見でした。電撃ラケットは、電池がなくても物理的に蚊をぶち殺せるようです。これは知りませんでした。初体験で、事例がすくないので、たまたま当たり所がよかっただけかもしれませんが。。。
とにかく安眠の敵、蚊のやろうをぶち殺して、安心して眠りについたのでした。