いつ自分が救急車で運ばれるかわからない

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どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?

膝の故障が原因で冬のマラソンシーズンにどうしても勝負レースを走る気になれず、まるで運命に導かれるようにスキーをしていた時のことです。

関東のランナーであるハルトはあまり雪を見ることも少ないのですが、その日のスキー場には粉雪が舞い散っていました。

リフトで寒さをこらえながら上に運ばれている時、世界が雪に覆われた景色を今でも忘れることができません。雪に視界を奪われた世界の果てから救急サイレンの音が聞こえてきます。おそらく救急スノーモービルが人を運んでいるのでしょう。

スキー、スノボに転倒事故はつきものです。車間距離30cmの危険走行、自転車(ロードバイク)のドラフティング走行よりももっと転倒の危険は高いでしょう。

「いるんだよなあ。せっかくの休暇にケガしてしまう人って台無しにしちゃう人って」

そんなことを思いながら、リフトで上に運ばれて行きました。

横滑りの得意なイロハが先に滑り、ハルトは後から滑っていました。

ところが、雪に腰かけて休憩しているスノーボーダーが、ビンディングしたままのボードをふいに横にずらしてきました。

そのボードにスキーを引っかけて、私は右肩から転倒してしまったのです。

転んだ瞬間、目から火花が飛び散ったような衝撃を受けました。

まるでスノボで逆エッジがかかって転倒したときのようでした。

起きようとするのですが、起き上がれません。

体に力が入らないのです。

肩が痛いというのではありませんでした。

衝撃に、全身が力が入らないという感じでした。

転倒したままでいると、女性が声をかけてきてくれました。

「大丈夫ですか? 誰か、呼びましょうか?」

「ああ。いえ大丈夫です」

そう答えたものの、立ち上がれません。

「すいません。誰か呼んでください」

立ち去らずに心配してくれた女性に、お願いしました。

しばらくして救急サイレンの音が聞こえてきました。

「いるんだよなあ。せっかくの休暇にケガしてしまう人って台無しにしちゃう人って」

そう思って聞いていたあの音が近づいてくるのです。

他人事だと思っていたけれど、そうではありませんでした。この世界ではどんな不幸がいつ自分の身に降りかかるかわかりません。

救急スノーモービルで山麓に運ばれて、私は医務室に連れていかれました。

イロハとは離れ離れになっていました。

 

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プロフィール


温人ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のある物書き。サブスリーランナー。グランドスラム達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。台湾・玉山。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。西天取経の旅人

このサイトについて

はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!? 自由と社会との折り合いを模索するブログです。

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