ドルメンとは?
ドルメンという遺跡が世界中に散らばっています。
ドルメンとは、二個の大石を並立し、その上に平らな大石を乗せた古代人の建造物のことをいいます。巨石建造物、巨石文化を代表する遺跡です。
日本語では支石墓と表記されます。ほとんどは実際に墓だったようですが、すべてが墓だったかどうかは微妙なところです。
墓だった場合は上のようなかたちをとるのではないかと思います。こちらは日本の石舞台古墳。
日本レベル。世界レベル。石舞台古墳なんて鼻くそみたいに小さい
土で覆っていたものが長年の風雨で剥き出しになって中の石だけが露出してしまったもの、という定義のようです。
ううむ……長い年月で普通は土に埋もれて地層の中に埋もれるんじゃないの? だから発掘という作業をするんじゃないの?
エジプトでは巨大神殿がまるっと砂の下に埋もれていたと聞いたけれど?
古墳の中身の支石が剥き出しになるということは大地が下がっていますけど、本当にそれでだいじょうぶ??
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ダウンロードフリー画像。オベリスクの巨神兵・写真集(エジプト)
っていうかドルメンってコレに似ていませんか?
そうです。日本の鳥居です。ソックリですよね。
ドルメンタイプの遺跡の中でいちばん有名なのはドラクエ11のラスボスであるニズゼルファが復活するサマディー地方の謎の遺跡です……じゃなくて、もちろんイギリスのストーンヘンジです。
ストーンヘンジは墓だかどうだかはっきりしないため支石墓といってしまうと墓になってしまうため、ストーンサークルと呼ばれてドルメンとは区別されています。日本語では、環状列石、と訳されます。しかしひとつひとつはドルメンにソックリですよね。
鳥居とドルメンはあんがい起源が同じだったりして。
ちょっとそんなことを思ってしまいました。
かつて同じ宗教観だった人たちが世界中に散らばっていったんじゃないかなあ。