図書館の閲覧スペースの前の人が気になる・気まずい
みなさんのところの図書館ってどんな感じですか? 図書館には閲覧スペースがありますよね。
よく学生さんが勉強しています。
閲覧スペースが隣の人や前の人と仕切りがあるタイプだったら、みなさんはとても恵まれています。
私のところの図書館の閲覧スペースは、4人掛けのテーブルタイプです。テーブルに四人で座ることになると、知らない対面の人と、無言で向き合うことになるのです。これがけっこう気まずい……とても気になって本に集中できません。
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このブログの著者が執筆した「なぜ生きるのか? 何のために生きるのか?」を追求した純文学小説です。
「きみが望むならあげるよ。海の底の珊瑚の白い花束を。ぼくのからだの一部だけど、きみが欲しいならあげる。」
「金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。」
※本作は小説『ツバサ』の前編部分に相当するものです。
アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。
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対面無言のプレッシャーが耐えられない
個人ブースタイプでないと、まず、そもそも座りづらいですよね。人の領海に侵入するような気まずさを感じなければなりません。
最初から座る分にはいいが、後から座ろうとすると「あーあ。来るなよな」という目でじろっと見られます。
直接文句を言われることはありませんが、明らかに歓迎ムードではない。
そして目の前の人との関係性が気になりませんか? 私は気になります。
知らない人がすぐ目の前にいて、コミュニケーションをとるでもなく、黙って本を読むというのが、どうも精神衛生上よろしくない。
本よりも目の前の人が気になってしまう。気になって仕方がない。
せめて一言挨拶できれば気が済むのだが。でも「喋るな」っていうのが図書館のルールでしょ?
図書館の方がエアコンが効いていて快適なのですが、家に帰って読書するのは、この閲覧スペースの対面プレッシャーに耐えられないためです。
お願いだ。うちの市立図書館よ。隣は我慢するから、せめて前の人との間に仕切りを設けてくれ!!
※追記。
なんとコロナ禍の影響で前の人との間に仕切りが設置されました。でも密を避けるコロナ対策のため、けっきょく本は家で読んでいます。
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このブログの著者が執筆した純文学小説です。
「かけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。むしろ、こういうべきだった。その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と」
「私は、助言されたんだよ。その男性をあなたが絶対に逃したくなかったら、とにかくその男の言う通りにしなさいって。一切反論は許さない。とにかくあなたが「わかる」まで、その男の言う通りに動きなさいって。その男がいい男であればあるほどそうしなさいって。私は反論したんだ。『そんなことできない。そんなの女は男の奴隷じゃないか』って」
本作は小説『ツバサ』の後半部分にあたるものです。アマゾン、楽天で無料公開しています。ぜひお読みください。
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