軟水を「おいしい」というのはおかしい。「味しない」が正解
海外旅行の習慣で水だけはペットボトルを買っています。コントレックスというフランスの硬水を買っています。妊婦にいいとひと昔前にはやった水です。
超硬水で、はじめての人が飲むとたいてい「まずっ!!」と反応が返ってきます。
しかし慣れると逆においしいのです。「日本のおいしい水」が「何の味もしないじゃん」と物足りなくなるほどです。日本の水は軟水なので硬水ファンにはものたりないのですよ。
軟水を「おいしい」という人は、ちょっと日本語がアレなのではないでしょうか。「味しねえ!」というのが正常なリアクションだと思います。せいぜい「のどの渇きがうるおされる!」ぐらいなら理解できますが。
ウチは昔ビーグル犬を飼っていましたが、給水ボトルにスポーツドリンクをいれるといつまでも飲んでいました。おいしかったのでしょう。しかし「日本のおいしい水」だとそんなに飲みませんでした。味がしかなったからでしょう。
水がおいしかったら料理の味が変わっちゃうじゃん。味しないからベースになるんじゃん。
コントレックスのニセモノ? 女性ラベル透明版と、ラベル女性なし青色版
さて、その日本の味のしない軟水とは一味も二味も違う重たーい硬水のコントレックスです。
味のしない日本の軟水だったら、ここまで買い求めるかどうか? ほとんどジュース感覚で飲める超硬水だからこそお金を払って買う甲斐があるというものです。
昔はスーパーでコントレックスを箱買いしていました。しかし今は楽天やアマゾンでポチですね。店舗よりも安くて、自宅まで運んでくれるのだったら、わざわざ重たい思いをして店舗で買う意味がわかりません。
ところが……アマゾンでコントレックスを検索すると、なんだかニセモノじゃないかというようなカスタマーレビューが見られるのです。
問題となっているのは、こちらの女性の顔がラベルに表示されているコントレックス。1.5リットル12本で1,726円となっています。(2021年1月6日現在)
ラベルに女性の顔がないコントレックスはこちら。1.5リットル12本で2,720円となっています。(2021年1月6日現在)以下、女性ラベル透明版と称します。
こちらはペットボトルが頑丈で青色です。女性ラベル版はペラペラで薄い透明のペットボトルです。以下、ラベル女性なし青色版と称します。
同量の同じ水源の水がどうして1,000円も値段が違うのか? と思ってカスタマーレビューを見てみると……
女性ラベル透明版は、
「硬水独特の味もなく、普通のミネラルウォーターの味に感じてしまう」
「本物とは味が違います」
「偽物です」
「明らかに味が違います」
など、安い女性ラベル透明版の方はニセモノではないか、というレビューがあるのです。
だから「どうせコントレックスを買う」私が、両方のコントレックスを買って飲み比べてみようじゃないか、ということで、「ラベル女性なし青色版」のコントレックス(1,000円高い方)を購入してみました。
ところが……届いたのは「女性ラベル透明版」の方でした。
いや、ほしいのは「ラベル女性なし青色版」なんだよ。商品写真もそれだったじゃないか。それなのに届いたのは「女性ラベル透明版」でした。カスタマーレビューでニセモノと称されている方のコントレックスです。
これでは1,000円高く支払った意味がまるでありません。コントレックス購入者の方はお気をつけください。最初から1,000円安い方を発注しても届く商品は同じです。
同じ商品があまりにも値段が違うというのは……何かあると疑ってかかった方がいい
ところで肝心の「味くらべ」の方ですが……ダンボールで大量の(ニセモノかもしれない)コントレックスが届いてしまったので、そちらを飲んでいてまだ実験できていません。近くのスーパーなどに「ラベル女性なし青色版」が売っているので、近いうちにそれを購入して、味くらべをしたいと思っています。そのときはこのページを更新しますのでお楽しみ。
正直、カスタマーレビューを読むまでは「コントレックスの味が変わっている」ことに気づかなかったぐらいなので、知らないままこのまま飲み続けてもよかったとも言えます。
知らぬが仏、ですね。
しかし超硬水はコントレックスだけではないので、他の水に変えることもできます。やはり実験して真実を追求するべきでしょう。
もし味が違うとわかったら、わたしもアマゾンのカスタマーレビューにも投書して注意喚起をします。
※最近はどこにも「女性ラベル版」しか売っていません。しかし味は明らかに昔と違っている気がします。重たさがなくなりました。
やはり同じ商品があまりにも値段が違うというのは……何かあると疑ってかかった方がいいようですね。