疲労がちの人が健康で、元気モリモリの人が不健康と診断されがち
私の知人にT氏とW氏というのがいます。ふたりは同じ職場で働いています。残業続きのブラックな職場で働いているのですが、T氏はいつも元気バリバリに働いているのですが、W氏はいつもお疲れ気味です。ちなみにT氏は小太りでアブラギッシュな感じ。W氏はほっそり枯れたような感じです。
でも二人が職場で健康診断を受けると、オールAで問題ないのはW氏の方で、いろいろと問題があるとされるのはT氏のほうなのです。
これってなんかおかしくないですかね? いつも青色吐息の人が健康と診断されて、いつも元気な人が問題ありと診断されるというのは?
傍観者の私がW氏のようになりたいと感じるようなら、その健康診断にも意味があったといえるでしょうが、どっちかといえばW氏になるぐらいならT氏になりたいと感じました。そりゃあだって元気な方がいいもの。健康だとされる人になりたくないと感じるんですから、健康って何だろうって考えざるをえません。
体力、元気がないほうが、より健康だと診断されるのは、基準がおかしい
うちの妻と私の関係もこの二人によく似ています。あきらかに体力、元気がないのは妻のほうなのですが、健康診断すると私よりもいい結果が出るのです。それに対して体力、元気のある私の方が、妻と比べていい健診結果が出ません。
おかしいよ。健康診断!
むしろ健康とされる基準が間違っているんじゃないの?