フィールドアスレチック対決。元体操部vs登山家のクライミング対決

健康-体のケア-美味飲食
『ドラクエ的な人生』とは?

心の放浪者アリクラハルトの人生を走り抜けるためのオピニオン系ブログ。

書籍『市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座)』。『通勤自転車からはじめるロードバイク生活』。『バックパッカー・スタイル』『海の向こうから吹いてくる風』。『帰国子女が語る第二の故郷 愛憎の韓国ソウル』『読書家が選ぶ死ぬまでに読むべき名作文学 私的世界十大小説』Amazonキンドル書籍にて発売中です。

千葉県野田市にある清水公園のフィールドアスレチック場に行ってきた。これはその生レポートである。

清水公園へのアクセス、営業時間、料金は?

夏季と冬季で営業時間が違います。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

FieldAthletics.jp – Betting Tips

おとなのフィールドアスレチックで、腕力を鍛える

そもそも何でアスレチックに行こうと思ったのか。

それは私ハルトの腕力が、あまりにも貧弱で、情けないために、かねがね鍛えたいと思っていたからである。

ランナーの私は脚は使うが、腕はほとんど使わないのだ。

Tレックスのようなものだ。太ももは太いが、腕は貧弱だ。

ある日のこと、公園にあった遊具の雲梯を猿のように渡ろうとして愕然としたことがある。

次の雲梯に飛び移れないのだ。昔は一段飛ばしで腕を伸ばして飛び移れたというのに。

それどころか鉄の棒に長い間ぶら下がっていることもできない。

学生時代はこうではなかった。いつのまにおれは雲梯すらできないような体になってしまったのだろうか。

ランナー腰痛に悩まされていることもあり「ぶら下がり」にも興味があった。

ところがこれらの運動には、ヒジョーに問題がある。

やっていて面白くないのだ。腕立て伏せも、ぶらさがり運動も、全っ然おもしろくない。

アスレチックなら楽しみながら腕力を鍛えることができるのではないかと思った。

ここはひとつ「おとなのフィールドアスレチック」で、腕力を鍛えることに挑戦してみようではないか。

平日は空いている清水公園フィールドアスレチック

休日は混んでいるらしいが、ド平日に行ったため、貸し切り状態であった。

アスレチック場が貸し切りだとメリットとデメリットがあるのを知っていますか?

メリットは後ろから来る人にせかされないことだ。

ただの壁を乗り越えるだけの障害物で、立ち往生してしまうこともある。

壁の頂上で、壁を乗り越えられず、私は進退きわまった。

壁を登るときは頭から、壁を下るときは足から下りたいのだが、体がうまく入れ替えられない。

進めないし、戻れなくなってしまったのだ。どうしよう(汗)?

こんなとき後ろに人がいたら、待たせてしまうし、何よりも恥ずかしい。

滑り台系のアトラクションを自分の服でまっさきに掃除することになるのがデメリット。

服が汚れます。

体操部VS山ヤのアスレチック対決

イロハは中学時代は体操部の選手であった。平均台にも乗っていたし、バク転もできた。

フィールドアスレチックは自分の分野とばかりにはりきっている。

それに対して私ハルトは、学校一の長距離選手であった。登山経験も豊富だ。

おのおのの分野でどっちが上手にプレイできるかは一目瞭然であるが、フィールドアスレチックではどうであろうか?

体操部VS山ヤのアスレチック対決。ファイト!!

杭の上をヒョイヒョイ歩く系のアトラクションはイロハも上手にこなす。こちらもトレイルランニングで鍛えた敏捷性で負けていない。

ところが高いところに登る種目になると、ヒョイヒョイ登っていくイロハに対して、私はおっかなびっくりノロノロである。楽しんでいる人と、ビビっている人の差である。イロハのスピードについていけない。

私は運動全般できた方だが、平均台を上手にやれたとは思えない。

やはりアスレチックは体操部の圧勝であろうか。

ところが「あれ?」と思うような状況に直面した。イロハが腕の筋肉痛を訴えだしたのだ。

 

ただのロープを伝うだけの競技なのだが、とにかくロープが前後にグラグラ揺れて安定しない。

腕力のないTレックスの私はこういう場合は常に足をたよりにしている。

こういうのは体幹で支えるのだ。体幹の筋肉をぐっと締めて、足の筋肉で揺れを吸収しながら進む。

クライミングでも手足の4点で体を支えるが、たよりにするのはあくまでも足だ。

体操部系イロハは揺れに乗ってしまおうとするがうまくいかない。両方のロープがばらばらに揺れるからである。腕の力でロープを手繰り寄せている。

やがて、腕の筋肉が疲れ切った頃、イロハが乗れないアトラクションに、私は平気で乗れるという状態になった。

私は槍ヶ岳から西穂高まで縦走しているが、あの時もそうだった。

最初はおっかなびっくり取り付いた「落ちたら死ぬような壁」も、だんだん慣れてくるのだ。恐怖心がマヒしてくる。「次はこれか」と次々と障害物を乗り越えるようになる。やがてルート上の壁と崖の見分けがつかなくなり、危うくコース外の崖を下って死にそうになったことがあった。

木とロープでできた人工の障害物とはいえ、気を抜いたら危険だ。

死ぬかもしれない危機に、脳が覚醒し、活性化する。

イロハは高いところで休憩している。腕に疲労がたまっているようだ。

バ✖と煙は高いところが……ボコッ(夫が妻に殴られた音)。

私はそそくさと降りる。

高いところで休憩なんてどうかしている。

山の上ならまだいい。いくら標高が高くても大地の上だもの。

しかし木杭やロープの上で休むのは、クライミング中、崖の上で眠るクライマーのようなものだ。

そのタフな神経は、私にはない。

恐怖で心がすくむ。体は休めても、心が休まらないのだ。

三点確保のクライミングの原則を維持しているが、平時の感覚ではない。

地上4,5メートルぐらいであるが、落ちたら骨折は確実だ。頭蓋骨から落ちたら死ぬかもしれない。

死ぬかもしれない、という恐怖で脳が目覚める。

いつもは使っていない脳の部位が覚醒する。それは生存本能と呼ばれるものかもしれない。

普段じゃありえない体勢で、普段は使っていない筋肉を使って、生き残るための力を振り絞る。

脳が目覚めたような気がする。脳ミソが若返ったような気持ちだ。

障害物を降りて地上に降り立つとホッとする。

もうこれ以上落ちることはない大地は本当にありがたいなあと思った。

3000m級の登山中に感じたことを、街中のアスレチック施設で感じた。

フィールドアスレチックは死ぬかもしれない危機感で、脳を覚醒し活性化してくれる。

非常にお手軽に。

とっても楽しいフィールドアスレチック

おそろしい思いもしたが、もちろんそればかりではない。

清水公園フィールドアスレチックには、楽しい施設がたくさんある。

「ありじごくランニング」という施設がある。重力に引かれて下に落ちてしまうというアトラクションである。

今こそTレックスの鍛えぬいた脚力を見せる場面である。

全力で走ると引力圏を突破して枠から飛び出しそうになった。

サブスリーランナーには要注意の施設だ。逆の意味で。

『サブスリーの難易度』(ランニングの技術まとめ)
サブスリーランナーというのは、『そこらへんの一般市民100人がマラソンを走ったら、トップでゴールできる人』ぐらいのイメージでいいのではないかと思います。マラソンは練習しないでちんたら走ってもちっとも面白くないと私は思っています。ゴールしたら倒れるぐらいのつもりで必死に走ってはじめて面白いスポーツなのではないでしょうか?
最速のストライド走法フォームの作り方。後ろに蹴るのではなく、前に突き出してストライドを稼ぐ
ストライドは開脚して伸ばすのではなく、宙に浮かんで伸ばします。なぜ「ハサミは両方に開かれる・ヤジロベエ走法」が、速く走れるのかというと、前傾姿勢の「動的バランス走法」よりも、ストライドが伸びるからです。骨盤・腰椎を立てれば膝が高く上がります。そして落下するあいだもストライドを稼ぐことができるのです。

こいつも危ない。ハムスターがよく回っているやつだが、快速ランナーが飛ばしすぎると、ハムスターのように中で一回転する羽目になる。ほどほどに遊びましょう。

動的バランス走法。ゴジラではなく、ティラノサウルスのように走れ
「動的バランス」とは、動いていることでかろうじて維持できるバランス状態のことをいいます。自転車は進み続けている限り倒れませんが、止まると倒れてしまいます。「動的バランス走法」とは動いていることでかろうじて維持できるバランス状態のまま前に走りつづける走法をいいます。

フィールドアスレチックには宿便を排泄する効果がある。

さてフィールドアスレチックの腕力を鍛える効果であるが、間違いなくあるようである。

アスレチックで遊んだ翌日、イロハは腕が筋肉痛になった。

脇の下あたりが筋肉痛になって「こんなところに筋肉があったのか」と驚いていた。

アスレチックは腕力を鍛えるのに効果がある。

私の場合は宿便がドバっと出た。体幹に力を入れたため、腸が刺激されたのであろう。

いつもは使わない態勢で、使わない筋肉を使ったせいで、あるいはいつもは使わない脳の本能に近い部分を刺激したために、詰まっていたものが流れたのだろうと思う。

宿便が出て、体幹の筋肉が刺激されたために、体が締まったような気がする。

アスレチックは美容と健康にもいいようだ。

高いところから落ちてケガしないように気を付けてお楽しみください。

記事がよかったらポチっと応援お願いします。
いい記事のシェア・拡散にご協力ください。
ドラクエ的な人生 - にほんブログ村
記事がよかったらポチっと応援お願いします。
いい記事のシェア・拡散にご協力ください。
ドラクエ的な人生 - にほんブログ村
お買い忘れはありませんか?
ワンクリックでお買いものは終了。人生を楽しもう。
★ブログ・アフィリエイトという副業★

ブログを運営して副業をはじめませんか? 「あなた」だけが知っているお宝グッズ、使えるアイテムがあるはずです。それを紹介するだけで報酬をゲットできます。おすすめのアフィリエイト・サービス・プロバイダーは「もしもアフィリエイト」です。こちらから無料会員登録できますよ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

★ブログ・アフィリエイトという副業★

ブログを運営して副業をはじめませんか? 「あなた」だけが知っているお宝グッズ、使えるアイテムがあるはずです。それを紹介するだけで報酬をゲットできます。おすすめのアフィリエイト・サービス・プロバイダーは「もしもアフィリエイト」です。こちらから無料会員登録できますよ。

★★

サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

アリクラハルト。物書き。
「トウガラシ実存主義」
「ユーミン主義(遊民主義)」
「POORISM(プアイズム)・ビンボー主義」
「新狩猟採集民という新しい生き方」
「お客様という権力」
 バックパッカースタイルの提唱者。
 市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。

【この記事を書いている人】
アリクラハルト。物書き。 「トウガラシ実存主義」「ユーミン主義(遊民主義)」 「POORISM(プアイズム)・ビンボー主義」 「新狩猟採集民という新しい生き方」 「お客様という権力」  バックパッカースタイルの提唱者。  市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。
●◎このブログ著者の書籍『バックパッカースタイル 楽園探求の旅』◎●
書籍『バックパッカースタイル 楽園探求の旅』

※本書の内容
・「ユーミン主義(遊民主義)」→ 限りある時間の人生を、遊びながら生きていく方法。
・「プアイズム(ビンボー主義)」→ お金を使わないからこそ、人生はより楽しくなる。
・「新狩猟採集民としての新しい生き方」→ モノを買うという行為で、どこででも生きていける。
・「お客さまという権力」→ 成功者にも有名にもならなくていい。ただお客様になればいい。
・「スマホが変えた海外放浪」→ なくてよし、あればまたよし、スマートフォン。
・「強くてニューゲーム」 → 人生ゲームをもう一度はじめからプレイする方法。
・「インバウンド規制緩和」→ 外国人の感受性が、日本を自由に開放してくれるのだ。

https://amzn.to/4oG8HyS
書籍『バックパッカースタイル 楽園探求の旅』

※本書の内容
・「ユーミン主義(遊民主義)」→ 限りある時間の人生を、遊びながら生きていく方法。
・「プアイズム(ビンボー主義)」→ お金を使わないからこそ、人生はより楽しくなる。
・「新狩猟採集民としての新しい生き方」→ モノを買うという行為で、どこででも生きていける。
・「お客さまという権力」→ 成功者にも有名にもならなくていい。ただお客様になればいい。
・「スマホが変えた海外放浪」→ なくてよし、あればまたよし、スマートフォン。
・「強くてニューゲーム」 → 人生ゲームをもう一度はじめからプレイする方法。
・「インバウンド規制緩和」→ 外国人の感受性が、日本を自由に開放してくれるのだ。

https://amzn.to/4oG8HyS
●◎このブログの著者の書籍『市民ランナーという走り方』◎●
書籍『市民ランナーという走り方』

雑誌『ランナーズ』のライターが語るマラソンの新メソッド。ランニングフォームをつくるための脳内イメージ・言葉によって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化して速く走れるようになる新理論。言葉による走法革命のやり方は、とくに走法が未熟な市民ランナーであればあるほど効果的です。あなたのランニングを進化させ、市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」「ハサミは両方に開かれる走法」
●「腹圧をかける走法」呼吸の限界がスピードの限界。背の低い、太った人のように走る。
●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は?
●【肉体宣言】生きていることのよろこびは身体をつかうことにこそある。
(本文より)
・マラソンクイズ「二本の脚は円を描くコンパスのようなものです。腰を落とした方が歩幅はひろがります。腰の位置を高く保つと、必然的に歩幅は狭まります。しかし従来のマラソン本では腰高のランニングフォームをすすめています。どうして陸上コーチたちは歩幅が広くなる腰低フォームではなく、歩幅が狭くなる腰高フォームを推奨するのでしょうか?」このクイズに即答できないなら、あなたのランニングフォームには大きく改善する余地があります。
・ピッチ走法には大問題があります。実は、苦しくなった時、ピッチを維持する最も効果的な方法はストライドを狭めることです。高速ピッチを刻むというのは、時としてストライドを犠牲にして成立しているのです。
・鳥が大空を舞うように、クジラが大海を泳ぐように、神からさずかった肉体でこの世界を駆けめぐることが生きがいです。神は、犬や猫にもこの世界を楽しむすべをあたえてくださいました。人間だって同じです。
・あなたはもっとも自分がインスピレーションを感じた「イメージを伝える言葉」を自分の胸に抱いて練習すればいいのです。最高の表現は「あなた」自身が見つけることです。あなたの経験に裏打ちされた、あなたの表現ほど、あなたにとってふさわしい言葉は他にありません。

https://amzn.to/44MwjHs
書籍『市民ランナーという走り方』

雑誌『ランナーズ』のライターが語るマラソンの新メソッド。ランニングフォームをつくるための脳内イメージ・言葉によって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化して速く走れるようになる新理論。言葉による走法革命のやり方は、とくに走法が未熟な市民ランナーであればあるほど効果的です。あなたのランニングを進化させ、市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」「ハサミは両方に開かれる走法」
●「腹圧をかける走法」呼吸の限界がスピードの限界。背の低い、太った人のように走る。
●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は?
●【肉体宣言】生きていることのよろこびは身体をつかうことにこそある。
(本文より)
・マラソンクイズ「二本の脚は円を描くコンパスのようなものです。腰を落とした方が歩幅はひろがります。腰の位置を高く保つと、必然的に歩幅は狭まります。しかし従来のマラソン本では腰高のランニングフォームをすすめています。どうして陸上コーチたちは歩幅が広くなる腰低フォームではなく、歩幅が狭くなる腰高フォームを推奨するのでしょうか?」このクイズに即答できないなら、あなたのランニングフォームには大きく改善する余地があります。
・ピッチ走法には大問題があります。実は、苦しくなった時、ピッチを維持する最も効果的な方法はストライドを狭めることです。高速ピッチを刻むというのは、時としてストライドを犠牲にして成立しているのです。
・鳥が大空を舞うように、クジラが大海を泳ぐように、神からさずかった肉体でこの世界を駆けめぐることが生きがいです。神は、犬や猫にもこの世界を楽しむすべをあたえてくださいました。人間だって同じです。
・あなたはもっとも自分がインスピレーションを感じた「イメージを伝える言葉」を自分の胸に抱いて練習すればいいのです。最高の表現は「あなた」自身が見つけることです。あなたの経験に裏打ちされた、あなたの表現ほど、あなたにとってふさわしい言葉は他にありません。

https://amzn.to/44MwjHs
●◎このブログ著者の書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』◎●
書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』

ロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。
※本書の内容
●通勤バイク四重苦とは?
●ママチャリ・ダンシング最強伝説
●スピードこそロードバイクのレーゾンデートル。通勤レースのすすめ
●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。体重ライディング理論。体重ペダリングのやり方
●アマチュアのロードバイク乗りの最高速度ってどれくらい?
●ロードバイクは屋外で保管できるのか?
●ロードバイクに名前をつける。
●アパートでローラー台トレーニングすることは可能か?
●ロードバイククラブの入り方。嫌われない新入部員の作法
●サブスリーランナーはロードバイクに乗っても速いのか?
●スピードスケートの選手がロードバイクをトレーニングに取り入れる理由
●デブでうんち(運動音痴)だからロードバイク乗りなのか?
●インポテンツになるという噂と対策
●スティーブ・ジョブズ「知の自転車」。論文の嘘を暴け
●旅サイクリングのやりかた

https://amzn.to/3OBWtUR
書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』

ロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。
※本書の内容
●通勤バイク四重苦とは?
●ママチャリ・ダンシング最強伝説
●スピードこそロードバイクのレーゾンデートル。通勤レースのすすめ
●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。体重ライディング理論。体重ペダリングのやり方
●アマチュアのロードバイク乗りの最高速度ってどれくらい?
●ロードバイクは屋外で保管できるのか?
●ロードバイクに名前をつける。
●アパートでローラー台トレーニングすることは可能か?
●ロードバイククラブの入り方。嫌われない新入部員の作法
●サブスリーランナーはロードバイクに乗っても速いのか?
●スピードスケートの選手がロードバイクをトレーニングに取り入れる理由
●デブでうんち(運動音痴)だからロードバイク乗りなのか?
●インポテンツになるという噂と対策
●スティーブ・ジョブズ「知の自転車」。論文の嘘を暴け
●旅サイクリングのやりかた

https://amzn.to/3OBWtUR
●◎小説『海の向こうから吹いてくる風』◎●
小説『海の向こうから吹いてくる風』

(本文より)
カプチーノを淹れよう。きみが待っているから。
カプチーノを淹れよう。明るい陽差しの中、きみが微笑むから。
ぼくの人生のスケッチは、まだ未完成だけど。
裏の畑の麦の穂は、まだまだ蒼いままだけど。
大地に立っているこの存在を、実感していたいんだ。
カプチーノを淹れよう。きみとぼくのために。
カプチーノを淹れよう。きみの巻き毛の黒髪が四月の風に揺れるから。

「条件は変えられるけど、人は変えられない。また再び誰かを好きになるかも知れないけれど、同じ人ではないわけだよね。
前の人の短所を次の人の長所で埋めたって、前の人の長所を次の人はきっと持ちあわせてはいない。結局は違う場所に歪みがでてきて食い違う。だから人はかけがえがないんだ」

金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。
夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。
夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。

あの北の寒い漁港で、彼はいつも思っていた。この不幸な家族に立脚して人生を切り開いてゆくのではなくて、自分という素材としてのベストな幸福を掴もう、と――だけど、そういうものから切り離された自分なんてものはありえないのだ。そのことが痛いほどよくわかった。

あの人がいたからおれがいたのだ。それを否定することはできない。

人はそんなに違っているわけじゃない。誰もが似たりよったりだ。それなのに人はかけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。

むしろ、こういうべきだった。

その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と。

Amazon.co.jp: ツバサ eBook : アリクラハルト: 本
Amazon.co.jp: ツバサ eBook : アリクラハルト: 本
小説『海の向こうから吹いてくる風』

(本文より)
カプチーノを淹れよう。きみが待っているから。
カプチーノを淹れよう。明るい陽差しの中、きみが微笑むから。
ぼくの人生のスケッチは、まだ未完成だけど。
裏の畑の麦の穂は、まだまだ蒼いままだけど。
大地に立っているこの存在を、実感していたいんだ。
カプチーノを淹れよう。きみとぼくのために。
カプチーノを淹れよう。きみの巻き毛の黒髪が四月の風に揺れるから。

「条件は変えられるけど、人は変えられない。また再び誰かを好きになるかも知れないけれど、同じ人ではないわけだよね。
前の人の短所を次の人の長所で埋めたって、前の人の長所を次の人はきっと持ちあわせてはいない。結局は違う場所に歪みがでてきて食い違う。だから人はかけがえがないんだ」

金色の波をすべるあなたは、まるで海に浮かぶ星のよう。
夕日を背に浴び、きれいな軌跡をえがいて還ってくるの。
夢みるように何度も何度も、波を泳いでわたしのもとへ。

あの北の寒い漁港で、彼はいつも思っていた。この不幸な家族に立脚して人生を切り開いてゆくのではなくて、自分という素材としてのベストな幸福を掴もう、と――だけど、そういうものから切り離された自分なんてものはありえないのだ。そのことが痛いほどよくわかった。

あの人がいたからおれがいたのだ。それを否定することはできない。

人はそんなに違っているわけじゃない。誰もが似たりよったりだ。それなのに人はかけがえがないなんてことが、どうして言えるだろう。

むしろ、こういうべきだった。

その人がどんな生き方をしたかで、まわりの人間の人生が変わる、だから人は替えがきかない、と。

Amazon.co.jp: ツバサ eBook : アリクラハルト: 本
Amazon.co.jp: ツバサ eBook : アリクラハルト: 本
死ぬまでに読むべき 私的世界の十大小説
読書家が選ぶ死ぬまでに読むべきおすすめの名作文学 私的世界の十大小説

『ギルガメッシュ叙事詩』にも描かれなかった、人類最古の問いに対する本当の答え

(本文より)「エンキドゥが死ぬなら、自分もいずれ死ぬのだ」

ギルガメッシュは「死を超えた永遠の命」を探し求めて旅立ちますが、結局、それを見つけることはできませんでした。

「人間は死ぬように作られている」

そんなあたりまえのことを悟って、ギルガメッシュは帰ってくるのです。

しかし私の読書の旅で見つけた答えは、ギルガメッシュとはすこし違うものでした。

なぜ人は死ななければならないのか?

その答えは、個よりも種を優先させるように遺伝子にプログラムされている、というものでした。

子供のために犠牲になる母親の愛のようなものが、なぜ人(私)は死ななければならないのかの答えでした。

エウレーカ! とうとう見つけた。そんな気がしました。わたしはずっと答えが知りたかったのです。

https://amzn.to/43j7R0Y


×   ×   ×   ×   ×   × 

読書家が選ぶ死ぬまでに読むべきおすすめの名作文学 私的世界の十大小説

『ギルガメッシュ叙事詩』にも描かれなかった、人類最古の問いに対する本当の答え

(本文より)「エンキドゥが死ぬなら、自分もいずれ死ぬのだ」

ギルガメッシュは「死を超えた永遠の命」を探し求めて旅立ちますが、結局、それを見つけることはできませんでした。

「人間は死ぬように作られている」

そんなあたりまえのことを悟って、ギルガメッシュは帰ってくるのです。

しかし私の読書の旅で見つけた答えは、ギルガメッシュとはすこし違うものでした。

なぜ人は死ななければならないのか?

その答えは、個よりも種を優先させるように遺伝子にプログラムされている、というものでした。

子供のために犠牲になる母親の愛のようなものが、なぜ人(私)は死ななければならないのかの答えでした。

エウレーカ! とうとう見つけた。そんな気がしました。わたしはずっと答えが知りたかったのです。

https://amzn.to/43j7R0Y

×   ×   ×   ×   ×   × 

◎『帰国子女が語る第二の故郷 愛憎の韓国ソウル』
『帰国子女が語る第二の故郷 愛憎の韓国ソウル』

旅人が気に入った場所を「第二の故郷のような気がする」と言ったりしますが、私にとってそれは韓国ソウルです。帰国子女として人格形成期をソウルで過ごした私は、自分を運命づけた数々の出来事と韓国ソウルを切り離して考えることができません。無関係になれないのならば、いっそ真正面から取り組んでやれ、と思ったのが本書を出版する動機です。

私の第二の故郷、韓国ソウルに対する感情は単純に好きというだけではありません。だからといって嫌いというわけでもなく……たとえて言えば「無視したいけど、無視できない気になる女」みたいな感情を韓国にはもっています。

【本書の内容】
●ソウル日本人学校の学力レベルと卒業生の進路。韓国語習得
●韓国人が日本を邪魔だと思うのは地政学上、ある程度やむをえないと理解してあげる
●関東大震災直後の朝鮮人虐殺事件
●僕は在日韓国人です。ナヌン・キョッポニダ。生涯忘れられない言葉
●日本人にとって韓国語はどれほど習得しやすい言語か
●『ムクゲノ花ガ咲キマシタ』南北統一・新韓国は核ミサイルを手放すだろうか?
●天皇制にこそ、ウリジナルを主張すればいいのに
●「失われた時を求めて」プルースト効果を感じる地上唯一の場所
●韓国帰りの帰国子女の人生論「トウガラシ実存主義」人間の歌を歌え

韓国がえりの帰国子女だからこそ書けた「ほかの人には書けないこと」が本書にはたくさん書いてあります。私の韓国に対する思いは、たとえていえば「面倒見のよすぎる親を煙たく思う子供の心境」に近いものがあります。感謝はしているんだけどあまり近づきたくない。愛情はあるけど好きじゃないというような、複雑な思いを描くのです。

「近くて遠い国」ではなく「近くて近い国」韓国ソウルを、ソウル日本人学校出身の帰国子女が語り尽くします。

帰国子女は、第二の故郷に対してどのような心の決着をつけたのでしょうか。最後にどんな人生観にたどり着いたのでしょうか。

https://amzn.to/48B1lUo
『帰国子女が語る第二の故郷 愛憎の韓国ソウル』

旅人が気に入った場所を「第二の故郷のような気がする」と言ったりしますが、私にとってそれは韓国ソウルです。帰国子女として人格形成期をソウルで過ごした私は、自分を運命づけた数々の出来事と韓国ソウルを切り離して考えることができません。無関係になれないのならば、いっそ真正面から取り組んでやれ、と思ったのが本書を出版する動機です。

私の第二の故郷、韓国ソウルに対する感情は単純に好きというだけではありません。だからといって嫌いというわけでもなく……たとえて言えば「無視したいけど、無視できない気になる女」みたいな感情を韓国にはもっています。

【本書の内容】
●ソウル日本人学校の学力レベルと卒業生の進路。韓国語習得
●韓国人が日本を邪魔だと思うのは地政学上、ある程度やむをえないと理解してあげる
●関東大震災直後の朝鮮人虐殺事件
●僕は在日韓国人です。ナヌン・キョッポニダ。生涯忘れられない言葉
●日本人にとって韓国語はどれほど習得しやすい言語か
●『ムクゲノ花ガ咲キマシタ』南北統一・新韓国は核ミサイルを手放すだろうか?
●天皇制にこそ、ウリジナルを主張すればいいのに
●「失われた時を求めて」プルースト効果を感じる地上唯一の場所
●韓国帰りの帰国子女の人生論「トウガラシ実存主義」人間の歌を歌え

韓国がえりの帰国子女だからこそ書けた「ほかの人には書けないこと」が本書にはたくさん書いてあります。私の韓国に対する思いは、たとえていえば「面倒見のよすぎる親を煙たく思う子供の心境」に近いものがあります。感謝はしているんだけどあまり近づきたくない。愛情はあるけど好きじゃないというような、複雑な思いを描くのです。

「近くて遠い国」ではなく「近くて近い国」韓国ソウルを、ソウル日本人学校出身の帰国子女が語り尽くします。

帰国子女は、第二の故郷に対してどのような心の決着をつけたのでしょうか。最後にどんな人生観にたどり着いたのでしょうか。

https://amzn.to/48B1lUo
健康-体のケア-美味飲食
シェアする
アリクラハルトをフォローする
タイトルとURLをコピーしました