検索エンジンの一ページ目にインデックスされた記事はたくさん読まれている。
ブログを運営しています。まあ別にブログで生計を立てているわけじゃありませんが、記事を書いている以上は、できるだけ多くの人に記事を読んでいただきたいと思っています。
わたしの書いたものならどんなものでも読みたいというような、わたしという作家個人に注目している人はそれほどいませんので、このようなオピニオン系雑記ブログの場合はGoogleの検索にヒットしてクリックしてもらえるかどうかが、読んでもらえるかどうかの切実な境目になります。
実際にグーグル検索の一ページ目にヒットするような記事はたくさんの方に読まれています。
たとえばこの記事など。「ソウル日本人学校」で検索すれば一ページ目に表示されると思います。検索チェックしてみてください。
ソウル日本人学校の偏差値レベルと韓国語。卒業生の進路。公立? 私立?
しかし逆にグーグル検索の一ページ目にヒットしないような記事はほとんど読まれていません。
ブログ閲覧数において大切なのは検索エンジンにひっかかるかどうかであって、作者の記事に対する自信や評価とはまったく無関係です。ゴミ記事でも検索上位になれば、それだけで閲覧数は跳ね上がります。
閲覧数が多い記事の中には、作者としては「この記事ならば私の代表作だ」と自負するようなものもあります。たとえば、
逆にいささか手抜きというか、本人としては「どうでもいいけど」ぐらいの気持ちで書いた流し記事が爆発的に読まれたこともありました。
「池田エライザのリベンジポルノ(ハメ撮り動画)が流出している」という情報ソースにビックリした話し
エロスは偉大ですね(笑)。
このように作者が「読んでほしい記事」「別に読まれなくてもいい記事」はまったく操作できないのですが、書いた以上はどの記事も「自分の息子」のようなものです。ネットの海の中で、どんどん成長して、多くの人の愛されてほしいものだと思っています。
個々の記事によって検索エンジンにインデックスされるものとされないものがある謎
このように、たくさんの方に閲覧していただくためには、検索エンジン(Google)にインデックスされることが、最低の条件ということになります。ところが記事によっては検索エンジン(Google)にインデックスされていないものがあります。同じ運営ブログ内の記事でも、インデックスされている記事と、いない記事があるのです。これはいったいどうしたことでしょうか?
このことに私が気づいたのは、自分にとって自信のある記事がどれほど読まれているのか閲覧数を確認したときです。具体的には「BORN TO WALK 歩くため生まれた」という記事です。作者としては内容に自信のあるこの記事が、どれほどの人に読まれているのかと閲覧数を確認したときに異変に気づきました。作者本人にとっては「読んでほしい」「自身のある」記事なのですが、まったく閲覧されていませんでした。このタイトルはもちろん「BORN TO RUN 走るために生まれた」のパクリですが、タイトルからだけでもある程度の閲覧数があるだろうと想像していた記事でした。それが閲覧数が数十とは……いったいGoogleの何ページ目にインデックスされているのかと確認したところ、まったくインデックスされていないことに気づいたのです。
グーグル検索しても「まったくヒットしない」のです。これはどうしてなのでしょうか? 他の記事はちゃんと検索にインデックスされているのに、まったく同じ扱いをしているのにインデックスされる記事とされない記事があるようです?
これはどうしてなんでしょうか。どのように対処すればいいのでしょうか?
記事がインデックスされているかどうかの調べ方
個別の記事が検索エンジンにインデックスされているかどうかの調べ方をご紹介します。
いちばん簡単なのは直接検索エンジンに「タイトル」「ブログ名」を入力してみることです。
インデックスされていればヒットするはずです。インデックスされていなければお目当ての記事は出てきません。
もうひとつ確認として、
site:
と入力:以降に自分の記事のURLを入力します。
site:https://arikura.com/●●
このように入力すれば、インデックスされていればオンリーワンでヒットするはずです。
自分の記事が検索エンジンにインデックスされているかどうか、このようにして調べることができます。
原因がはっきりしている場合と、原因不明の場合がある。
記事によって検索エンジンにインデックスされていたり、されなかったりする原因は、調査したのですが、はっきりいってわかりませんでした。
インデックスされていない記事が、たとえば人種や宗教差別を助長しているなどガイドラインに違反していたりすれば、個別にインデックスされなかった理由も明白ですが、私の場合はそういう理由ではありませんでした。
個々の記事ごとにノーインデックスの設定をしているわけでもありません。
グーグルが検索の順位を決めているシステムが謎であるように、個別の記事がどうしてインデックスされないのかも謎でした。こればかりは誰にもわからないようです。
しかし対処法ならあります。
Google(検索エンジン)に個別記事がインデックスされない場合の対処法
Google(検索エンジン)に個別記事がインデックスされない場合の対処法ですが、
グーグル・サーチコンソールで個別の記事をインデックスしてくれるようにリクエストする方法があります。
しかしもっと簡単な方法として、
記事のURLとタイトルを変えてしまう、という方法があります。おすすめなのはこちらの方法です。
ブログ記事のURLとタイトルは原則、変えるべきではないが……
記事のURLとタイトルを変えてしまうと、検索エンジンは「まったく新しいページ」だと認識するため、これまでの記事ごとの評価が白紙に戻ってしまいます。だから評価の高い記事(閲覧数の多い記事)のURLやタイトルは変更してはいけません。これまでの高評価がゼロに戻ってしまうからです。
たとえばこのような記事のURLやタイトルは変えてはいけません。
「マラソン」「サブエガ」で検索すれば、おそらく検索一ページ目に表示されると思います。それだけ評価の高い記事だということです。このような記事のURLやタイトルは変えてはいけません。せっかく勝ち取った検索1ページ目が、ゼロ評価に戻ってしまいますので。
しかしもともと検索エンジンにインデックスされていない記事の場合は、この限りではありません。検索エンジンに認識されていない記事には、これまでの記事の評価の蓄積なんてありませんし、これまでの閲覧数だってゼロに近いだろうと思います。過去には何の未練もありませんので、こういう場合はむしろ記事のURLと記事タイトルを変更してしまいましょう。
そしてしばらく待ちましょう。するとどうなるか……
私の場合ですが、先日の「BORN TO WALK 歩くため生まれた」という記事のタイトルを「風の王国。BORN TO WALK。歩くために生まれた」と変更して、URLも変更しました。そしてしばらく待つと……見事に検索にインデックスされてヒットするようになりました。
これで一件落着です。あとは検索1ページ目を獲得して、多くの人に読まれるのを待つだけです。
「自分の自信作」「読んでほしい記事」は、実際の検索でエゴサーチする習慣をつける
このようにブログの記事によっては検索エンジンにインデックスされているものと、されていないものがあります。これは実例ですから、間違いありません。その理由については、個別記事のガイドライン違反や、ノーインデックス指定など個別の原因がある場合もありますが、まったく理由がわからない場合もあります。これも実例ですから、間違いありません。
理由がわからない場合の対処法ですが、いちばん簡単なのは、記事のURLやタイトルを変更してしまうことです。しばらく待って、検索にヒットするようになれば問題解決です。失うものはありません。
むしろおそろしいのは、どの記事がインデックスされていて、どの記事がインデックスされていないのか、実際に検索してみないとわからないところです。おお、怖い。
ブロガーで記事のすくない人は、すべての記事を自分で検索して確認してみるといいでしょう。一種のエゴサーチです。
私のように記事が膨大な人の場合は、せめて「自分の自信作」「読んでほしい記事」ぐらいは、実際の検索でインデックスを確認した方がいいと思います。
エゴサーチを習慣づけないと、どの記事がインデックスされて、どの記事がされていないのか、わかりません。
いい記事に対する自信と、実際の閲覧数は、検索の需給バランスで決まります。いくらインデックスが日本一になっても検索そのものの需要がなければ閲覧数は伸びません。それはいい記事かどうかとは別の話しです。とくに私のようなオピニオン系記事の場合、記事に対する絶大な自信があっても、検索需要がまったくないということがよくあります(笑)。だから閲覧数の確認ではなく、検索インデックスの確認が重要です。
たとえば前述の「スティーブ・ジョブズ「知の自転車」。論文の嘘を暴け」という記事は、おかげさまでたくさんの人に読まれていますが、閲覧数は、世の人がジョブズのパソコン=知的自転車論にどれだけ興味をもってくれるかに左右されます。ジョブズもどんどん過去の人になります。それに比例して記事も過去のものになっていくでしょう。そういうものなんです。
「読んでもらいたい記事」を書き上げることができた場合は、ちゃんとGoogle検索にヒットするかどうか、自分で確認する習慣をつけるといいでしょう。せっかくの「自信作」が検索にインデックスされないため、誰にも読んでもらえないなんて、とても残念なことですからね。
ちなみにこの記事も「けっこういい記事にしあがった」んじゃないかなと思っています。しばらくしたらちゃんと検索にインデックスされているか、エゴサーチしてみようと思います。