ロードバイクは冬よりは夏の乗り物。空冷効果はすさまじい。
ロードバイククラブで嫌われて仲間に受け入れられなかった私が「また来てね」と受け入れてもらえるようになったきっかけについてお話ししたい。
ロードバイクというのはどっちかというと冬よりは夏の乗り物である。ロードバイクに乗る人に夏と冬、どちらがツーリングにふさわしいか聞いてみればよくわかる。
ロードバイク通勤実践講座。冬(寒いよ)、夜(暗いよ)、雨(冷たいよ)、虫害(キモイよ)の四重苦に耐えられるか?
私のホームグラウンドの山中湖や南房総にも夏場はたくさんのロードバイクが走っている。ロードバイクの空冷効果はすさまじい。この空冷効果で暑い夏には向いている。ずっと扇風機にあたっているようなものだからだ。あまりにも寒くて冬は乗らない、という人もいる。
冬の友こそ真の友。風よけという貢献
集団走行練習(ローテーション練習)に参加する人も冬は極端に減る。夏は行くけど、冬はいかない、という人もいるからだ。たしかに辛い。寒い。風が冷たい。だがこの寒風こそロードバイククラブの仲間に入れてもらえる絶好の追い風になる。
ロードバイクの集団走行練習は早朝、人の少ない時間帯に行う。そして集団走行ではひとりひとりが風よけの役目を担う。他者を風よけに使いながら、自分も他者の風よけになる。そうやって協力しながら走る。ロードバイクは団体競技なのだ。
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練習参加者がすくないときは、ひとりひとりが貴重な存在だ。仲間がひとりいるだけで、風よけがあるということだから。
はじめたばかりの初心者は、この際、自分を風よけにつかってもらおう。そして自分より弱い人を牽引してあげよう。その献身さが「風よけ」認定されて、仲間に入れてもらえるようになるだろう。冬の友こそ真の友なのだ。ロードバイククラブ練習会には冬こそ参加して、仲間に入れてもらおう。
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このブログの作者の書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』のご紹介
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードをガチンコで競うようになるところまでを描いた自転車エッセイ集です。
※書籍の内容
●スピードこそロードバイクのレーゾンデートル
●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。体重ライディング理論。体重ペダリングのやり方
●アマチュアのロードバイク乗りの最高速度ってどれくらい?
●ロードバイクは屋外で保管できるのか?
●ロードバイクに名前をつける。
●アパートでローラー台トレーニングすることは可能か?
●ロードバイククラブの入り方。嫌われない新入部員の作法
●ロードバイク乗りが、クロストレーニングとしてマラソンを取り入れることのメリット・デメリット
●ロードバイクとマラソンの両立は可能か? サブスリーランナーはロードバイクに乗っても速いのか?
●スピードスケートの選手がロードバイクをトレーニングに取り入れる理由
初心者から上級者まで広く対象とした内容になっています。
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