ロルフ・ポッツ著『旅に出ろ!』ヴァガボンディング・ガイド
という私の人生を変えた「自由の書」には、こんなことが書かれています。
自由をお金で買うものだと思っているから、お金を稼ぐために時間を費やし、ますます自由は遠ざかっていく、と。
お金を持っていないから自由なんか買えない、と考えてしまっていませんか?
自由はお金で買うものではありません。時間はお金で買うものではありません。
僕たちは働くために生きているのではありません。
人生のもっともすばらしい部分を金を稼ぐことに費やすのをやめれば、人生は豊かになります。
人生を十分に生きるためにこそ人生の時間はあるのです。
ではどうすればお金持ちでもない私たちが、時間を、自由を手に入れることができるのでしょうか?
サラリーマンの終身雇用は「人生の絶対ルール」ではありません
終身雇用制のなかで、サラリーマン生活を定年退職するまでまっとうするこそを唯一無二の生き方だと思い込んではいないでしょうか?
決してそうではありません。世界中の多くの人たちは、そのように生きてはいません。
もしあなたが自由になりたかったら、時間が欲しかったら、ここにひとつの選択肢があります。
それは「仕事を辞める」という選択肢です。
そしてその選択をしても、それは人生を捨てたことにはなりません。
日本人が思っているほど終身雇用制は人生のルールではないのです。生き方はひとつではありません。
仕事をやめるという行為はあきらめることではなく、次に進むことを意味しています。
自分の夢に向かって進み続けるための大切な進路の修正なのです。
命はお金では買えない。命とは時間のこと
自由はお金で買うものではありません。買えるものでもありません。
人生の黄金の時間を、自分を殺してお金を稼ぐことに費やす生き方をしてもいいのか、よく考えてください。
命はお金では買えません。命とは時間のことです。
仕事はあくまでも自分が関心を持つことのためにするものであって、生きがいと無関係なところで我慢してするものではないと決意することです。そうすることで生き方、考え方が変わります。
自由とは、今ここ、今この瞬間こそがすべてであり、その時間を無駄にするな、という思想の行為です。
仕事があって余暇があるのではありません。僕たちは働くために生きているのではありません。
僕たちは自分で自分の自由をつくりだす権利があります。
そのための有効な手段、それは仕事を辞めることです。
ある意味、僕たちは、やめるために、働いているのです。
仕事を辞めるということは、次に進むということを意味しています。
このままじゃいけないと感じた人生は、まずは辞めることから始めよう
もっとも難しい決断は、それまでの生活をやめようと決意することです。
仕事を辞めようという決断は、このままじゃいけないと感じた人生にもっともインパクトをあたえる行為ですが、もっとも困難なものです。
その証拠にほとんどの人たちは、なんだかんだと理由をつけて現在を正当化し、今の仕事に自分を縛り付けているではありませんか。
さあ行こう! と言われて、あなたは旅立てますか?
あれこれ言い訳しているうちに年をとっていくばかりです。
あなたは勇気をもって安定した日常を手放すことができますか?
仕事を辞めるということは、次に進むということなのです。
仕事じたいが専門化され、細分化されている今の時代、たとえ退職というかたちをとったとしても、それは必ずしもネガティブな行為にはなりません。職種も多岐にわたり、技術も持ち運びできるようになった今では、退職は常識の範囲内での行為となっています。
あなたの気持ちはわかっていますよ。「そんなことわかっちゃいるけど辞められない」んですよね?
それほど困難な「仕事を辞める」ということですが、便利になった今では退職を専門にサポートしてくれる人たちがいます。
もしこのままじゃいけないと思っているのに、これまでの生活を変える勇気がない人は、これらの退職代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか?
彼らがあなたの人生の背中をそっと押してくれます。
退職代行サービスとは? おすすめは?
退職代行サービスというのは、依頼者の退職の意思を依頼者に代わって会社に伝えて、退職を支援してくれるサービスのことです。
退職できない人には、会社そのものが家族のような組織で退職を言い出しづらいという人がいます。「いい人」ほど退職を職場に言えないんですね。上司や同僚の顔を見ていると、言えない……
対面で顔をあわせて退職を切り出せないような人は、退職代行サービスを利用してみるのもいいでしょう。
退職代行サービスを利用した場合、自分で退職する旨を伝える必要はありません。代行者がそれをしてくれます。
おすすめの退職代行サービス二社を以下に紹介します。
退職代行ガーディアン
ガーディアンは、労働組合法人が行っている退職代行サービスです。即日出社せずに対応してもらえます。会社や上司に連絡する必要もなく、合法的に退職できます。辞められないというケースは過去に一度もないということです。費用は一律29,800円。人生の一大決断「辞める」がこの金額で行えるのならば、利用しない手はありません。明日から別の自分になれますよ。簡単に低費用で確実な退職がしたい方におすすめの業務代行サービスです。
reフレッシュ転職|あんしん退職と転職サポートの申込
reフレッシュ転職は、弁護士と連携し、退職の世話から、転職先の提案までしてくれるサービスです。3,000件以上の転職情報をもっていて、仕事の紹介だけでなく、職務経歴書の作成方法から面接の対策までしてくれます。
費用は無料です。さらに転職による引っ越しなどの環境変化に対応するために5万円プレゼントを実施中です。
転職エージェントとは? おすすめは?
転職エージェントとは、専門のアドバイザーが、あなたがあらかじめ伝えた希望や、あなたの適正にあった求人を探して送ってくれるサービスです。
職務経歴書の作成方法から面接の対策までアドバイスしてくれる他、推薦文までつけてくださいます。
転職まですべてをフォローしてくれるので、安心して効果的な転職活動が可能です。
年収の高い会社に採用されるためには、書類選考という競争に打ち勝たなければなりません。
そのための有効な方法が転職エージェントサービスの活用です。
おすすめの転職エージェント二社を以下に紹介します。
POSIWILL CAREER(ゲキサポ)
POSIWILL CAREER(ゲキサポ)は、キャリアをデザインするトレーナーが個人につきっきりでお世話をしてくれるサービス。
「軸」(=なぜ、リスクを負ってまで転職をするのか)を追及し、 自分の「夢 / やりたいこと」を明確にする指導で、転職先の業界に求められる人材であることをアピール。転職を成功に導きます。
相談無料なので、悩んでいる人は相談してみては?
samurai job
ワールドワイドに活躍の場を求めたいあなたの場合は、グローバル・外資系・ハイクラスに特化した転職支援サービスの「samurai job」に登録しておくことをオススメします。
海外案件、外資系企業に転職したい場合には、特化したサービスを利用しないとなかなか希望はかないません。
勤務地の希望を述べることができます。
(例)欧州、北米、南米、中国、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール等。
登録は無料です。
まずは決意すること。そこからすべてが始まる
自由を得るには仕事をしなければなりません。経済的な意味でも、精神的な意味でも。
しかしその仕事にこだわることも、全うすることもありません。
私たちは仕事をするために生まれてきたのではありません。はたらくべき時に、働けばいいのです。
仕事を辞めて、夢を追いかけたっていいのです。辛い、嫌な仕事なら転職すればいいのです。
憎い会社なら辞められるかもしれませんが、愛情いっぱいの会社だと却って辞めづらいかもしれません。
そんなそんな人のために今は代行サービスがあります。
退職代行サービスや、転職エージェントといったサービスが充実しています。
いつでも社会に復帰できるという安心感があってこそ、自由の海で遊ぶことができます。
積極的に転職エージェントを活用して、より有利な条件で仕事の場に戻ることができてこそ、いつでも仕事を辞めるという選択を可能にするのです。
ツアー旅行者であることをやめて団体バスを降りたって構わないのです。
個人の旅行者となることで、あなたは好きな時に好きな場所へ行くことができるようになります。やりたいときにやりたいことができるようになります。
どこに行こうと、何が変わろうと、そこには自分がいます。そして真っすぐに向き合った自分を転職の履歴書に堂々と打ち出せばいいのです。
新しい会社での年収交渉は個人でやるよりも転職エージェントにまかせた方が、年収が大きく上がります。
プロ野球の年俸交渉を代理人がやったりしますが、あのイメージです。
そういう意味でも転職エージェントは積極的に活用しましょう。
たった今、転職するつもりがなくても、登録しておくだけも気持ちが変わります。
現在の自分の転職力を冷静に見つめる機会になりますし、転職に際しての強みや欠点を客観的に知ることにもなります。
転職した場合の年収の相場もわかります。提案された企業の条件があまりに今よりもいい場合には背中を押される場合もあるでしょう。
登録だけしておいても損はありません。登録は5分もあれば終わってしまいます。
いつでも旅立てるという気持ちになれば、たとえ昨日までと同じ場所にいても、あなたの心を軽くしてくれます。
繰り返しますが「さあ、行こう!」と誘われたときに、乗るか乗らぬかは決意の問題です。条件の問題ではありません。
団体バスの行き先がろくな場所ではないとわかったら、もうバスは降りてしまっていいのではないですか?
仕事を変えれば、生き方を変えることができますよ。