遊民とは何か? ユーミン主義

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キャンパー=登山家=バックパッカー理論

ある日、墨田川を散歩した。スカイツリーや国技館や北斎記念館の近くである。

週末ともなるとたくさんのランナーが走っている場所である。私はここでウルトラマラソンの有名な選手が練習しているのを見たことがある。

ウルトラマラソン完走必勝法『ばあちゃん走法』について
ランニング・ウルトラマラソン完走講座『必殺・ばあちゃん走法』(内股ピッチ走法)。女性のように内股で、おじいちゃんのように細かくピッチを刻め

桜のシーズンにはたくさんの観光客が訪れる場所であるが、シーズンオフだったため、それほどの人はいなかった。

東北桜旅。桜前線なんてものは存在しない
桜を追いかけて車中泊大遠征11日目。令和元年5月6日(月) 南下に南下を重ねてついに帰宅の日です。日光からはもう慣れ親しんだ道であり、はじめてのドキドキ感はもうありません。 史上最大の大型10連休でした。最初...

首都高速の下にブルーシートハウスが数軒並んでいた。おそらくホームレスの方の仮の住まいであろう。

ほとんどの人が目をそむけて通り過ぎるであろうスポットに、私の目は興味津々である。

写真の一番手前なんて完全に登山用のテントである。

なんともいえない同類のにおいがする。ホームレスともいえるが、キャンパーといってもいい。

私の提唱するキャンパー=登山家=バックパッカー理論から言えば、ホームレスもイコールで結んでいいかもしれない。

ちょっとばかりキャンプ生活が長引いているだけだ、と物事を見る視点を変えればいい。

フライシートを貼った登山用テントなのでそれ自体雨水対策がされてあるが、首都高の下なのでよほど横殴りの雨でない限りは雨の心配はいらない。

むしろ心配は風の方であろう。背面を守ってくれる壁のためにむしろ風は強く吹くかもしれない。

しかしそれでもあえてこの場所を選んでいるのは「蚊」だろうと思う。

人類の天敵。蚊の絶滅プランとテント型蚊帳
人以外で、人を一番殺している動物は蚊なのだそうです。直接殺すのではなくて、病気を媒介して、ですが、人類の天敵であることに変わりはありません。遺伝子操作で繁殖能力のない蚊をつくり、激減させることが可能だそうです。可能なら、なぜ今すぐやらないのでしょうか。

河川敷の橋の下のホームレスハウス(?)は藪の中にあることが多い。あれでは蚊と同居するようなものだ。

アウトドアの最悪の敵=蚊。人間の耳は人類の天敵が近くにいることを察知できるように進化した。科学の鉄槌による駆逐を切に願う
ドローンよりも高性能な静謐の飛行物体。それが蚊です。しかし人間の耳はそれ以上の進化をして、やつらの羽音を聞き分けてきました。しかしもうそろそろこの生存競争の進化合戦に最終決着をつけてもいい頃ではないでしょうか? 遺伝子工学など科学の鉄槌を人類の天敵に下し、奴らを駆逐してくれることを私は心から望んでいます。

草木が無くて風通しがよければ蚊はすくない。蚊に苦しめられなくても済む。

台湾花蓮の蚊のホテル
蚊、蚊、蚊。何十匹も蚊がいます。どこから湧いて出てきたのでしょうか。壁に止まった2匹の蚊を左右の手で4匹同時に殺したのはこれが初めてです。宮本武蔵か、おれは? 
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ホームレス生活。寝るだけなら何の問題もない

家の中でずっと過ごすのは好きではない。アウトドア派である。外敵の恐怖のようなものがないと脳に刺激が足りないと思ってしまう。ずっとぬるま湯につかって生きているようなものだ。

真実は自然の中にしかない。世界と向き合って生きるならアウトドアは必然
2019年9月。台風15号が千葉県を襲った。被害を受けた方、お気の毒です。しかし「もう限界だ」とか「生きるか死ぬかの状況だ」とか軽々しく言うのは待ってもらいたいと思う。そんな最上級の形容詞を使ってしまったら、もっと大きな本当の危機がおとずれ...

そんなアウトドアマン目線からするとホームレスの生活を「ショートなら面白そう」「一度ぐらいは体験してみたい」と思ってしまうのであった。

ホームレスの辛さはおそらく「やめたくてもやめられない」というところにあるのではないだろうか。一晩の宿はそれほど辛くないだろうと思う。

それをキャンパーとして、登山家として、想像することができる。

ベトナム・ハノイの安宿に泊まったときには、夜中にバイクが轟音でホテル前を飛ばしまくって、まるで暴走族の集会の中で眠っているようであった。ハノイの安宿にくらべたら、まだ墨田川のテントの方がずっと寝心地はいいはずだ。

いやになったらいつでも止められる。その条件なら「体験してみてもいい」とさえ思ってしまったのである。いや、マジで(汗)。

本当のホームレスの人たちは、お金を稼がなければならないため、そっちのほうが問題なのであろう。この日本では「住所」がないと就職は難しいため、労働のわりに、たいして稼げないという仕事にしかありつけないかも。

もちろんそれは辛いことであろう。

しかし寝るだけなら何の問題もないと思った。

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遊民とは働かないでぶらぶらしたり寝転がったりしている人

この感受性がおれの問題点なんだろうな。

バックパッカーとしていろいろなものを見すぎてしまった。どうもまともな生活には戻れそうにない。

放浪の旅人で東南アジア諸国を回っていると、何もしないで寝転がっている人「遊民」を少なからず見かける。

暖かいため、汚れたTシャツに短パン、そしてもちろんサンダルである。

サンダルは自由の象徴。サンダルマンの旅人
サンダルは自由の象徴 朝から琵琶湖湖畔。風光明媚の中で目覚めて朝コーヒーに散歩。これも車中泊の特権である。 琵琶湖は比叡山をはさんで京都の反対側にある。ひじょうに都会化されていてリゾート感はないと感じた。同じ湖でも河口湖や山中湖...

年中暖かいため、こういうライフスタイルが取れるのである。

日本の冬は寒すぎて、外で寝転がっていては凍死してしまう。そこで家の中に戻ることになり、思考がリセットされてしまうのだ。「ずっと寝転がってばかりいちゃいけない」と考え直してしまうのである。

日本人は、遊びきれないのだ。それは春夏秋冬のせいだと思う。南房総をハワイにできないのは冬があるせいなのだ。

熱帯雨林の東南アジアでは、だらけきった思考がリセットされず、遊びきれるのだ。遊民になれるのである。

東南アジアでは、スーツ姿で仕事をしている人が貧しく見えた。働かざるをえないから働いている。逆に公園で寝転がっている人が豊かに見えたものだ。別に働かなくてもいいから働かない。

決まりきった時間に決まりきった場所に行って決まりきったことをするのは、一番貧しい生活である。

遊民の豊かさとは金銭的なものでは決してない。

遊民の豊かさを知った者として、そういう豊かさを知らない日本人たちに、遊民の哲学を伝道することも、このブログの使命のひとつである。

さすがに冬のある国でホームレスを「豊か」だなあ、とまでは思わない。

しかし遊民の豊かさを知るものとしては、どうにかしてこの文化を日本に輸入できないものかと思う。

輸入文化・食べ物モロッコ『ミントティー』
イロハです。 どこの国に行ったとしても必ずする事のひとつにコーヒーブレイクがあります。 カフェインを取りながら、次の計画を立てたり、時には疲れて仮眠したり。 飲み物もコーヒーに限らず、紅茶や緑茶など訪れる国によってカフェインも...
輸入文化『イタリアン・エスプレッソメーカー』について
このエスプレッソは抽出が濃く、香りも抜群!部屋中、良い香りに包まれ、クラクラ♪( ´▽`)

おれにとって映画『タイタニック』は「お金持ちよりも、貧乏の方が人生楽しい」という映画なのである。

こんなことをほざいていて、果たして放浪のバックパッカーは本当に社会復帰することができるのであろうか?

おれが遊民哲学の伝道をしようとしまいと、日本に冬は来る。

冬は強力で、人間の思考を変えてしまう。暖房のためなら、人間は奴隷にだってなるだろう。

そういうことがわかるのもおれがアウトドア派だからなのである。

ホームレスの人たちも、それをわかっているであろう。そしてどうにもできずにいるであろう。

人間は季節の奴隷だから。

★~~このサイトについて~~

比叡山の大阿闍梨(千日回峰行者)様を超える生涯走行距離の中で走りながら感じたことをサブスリーランナーが綴るコラム。

自由と社会との折り合いを模索するブログです。

はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!?

プロフィール


サンダルマン・ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のあるライター。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。サブスリーランナー。グランドスラムの達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。マレーシア・キナバル山。台湾・玉山ニイタカヤマ。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。アウトドア派の放浪の旅人

精一杯でいいから走ろう
ソウル日本人学校の出身です。応援おねがいします
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