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ペトラ遺跡写真集
筆者アリクラハルト。ドンキーには乗りませんでした。健脚ですからどこでも、どこまでも歩きます。
同じくこのブログの筆者アリクラハルト。タラウマラ族みたいでカッコいいね。
エド・ディル神殿
エド・ディル。もと神殿を修道院として使用していたところ。
からっからの砂礫、砂漠の中に突如現れる姿は圧巻です。建築物のように資材を持ち込んで建てたのではなく、岩山の周囲を削りだして作ったものです。
建築家というよりは彫刻家のわざがペトラ遺跡をつくったのです。
砂漠の岩山地帯
移動手段はウマかロバのみ。私はエド・ディルまで歩きましたが、太った白人さんなどはドンキー(ロバ)を利用してました。
現地のアラブ人に「ワンドンキー! カモーン!」と声をかけて、値段交渉も「ノー! ××ディナール、オーケー?」と、声も態度も大きくて強引でした。
ボッタくるなら日本人を相手にやろうとおれだって思います。白人はすごい。
【白人はすごい】バックパッカーの安宿ルートを開拓したのは白人さんたち
ちなみに私は馬に乗った若者に「おれは強い。おまえの女を奪って馬で逃げ去ることもできるんだ」と英語でからまれました。相手にしませんでしたが、白人男にこういう態度はとらないのではないかと思います。
ウマから降ろさせ、駆けっこで決着つけたら面白かったかな?
こういう砂漠の岩山地帯をひたすら歩きます。それがペトラ遺跡観光です。
たくさんの洞窟。人が居住していたのでしょう。日射を避けられるだけで天国です。
有名なエル・ハズネだけでなく、他にも見どころがたくさんあります。
風雨に溶けかかっているのが残念なところ。
峡谷(シーク)を抜けて秘境へと進む
せまい渓谷をぬけてペトラ遺跡へと向かいます。三国志で諸葛孔明が計略につかいそうな場所です。
背後を断って、上から伏兵して殲滅。はい、いっちょ上がり。
ペトラ遺跡の峡谷・シークはそんなところです。
三国志。オーパーツ兵器。逃げたふりして伏兵で囲むワンパターン。激怒すると死ぬ人々。閉口。天下の笑いもの
昔の人は都市を城壁で囲ったぐらいですから、この岩山が天然の要塞をつくってくれたのでしょう。
街から見たペトラ遺跡。デコボコの岩の向こう側に秘境の街がありました。
「Why not shop」直訳すると「いいだろショップ」「なんで買わねえの商店」
エド・ディル級の遺跡だったと思いますが、風雨に溶けてしまいました。残念。
『インディージョーンズ』でおなじみエル・ハズネ
映画『インディ・ジョーンズ』でおなじみ。シークの先にはエル・ハズネ。感動の瞬間です。
映画ではこの門の先にも大冒険が待っていましたが、実際にはすぐにどん詰まりです。
エド・ディル。単体でくらべたらエルハズネよりも、こっちの方がよくできています。
でもエルハズネの方が人気が高いのは、峡谷の先に突如エルハズネが現れるから。いわば演出効果によってエド・ディルの人気はエルハズネにかなわないのです。
そういう意味でこの峡谷シークは、ペトラ観光に欠かせません。
せまいくせに、距離も長く(長さ1500mもあります)、馬車が通ったりするので、ここを歩くだけでちょっとしたアトラクションです。
以上、一生に一度はみたいペトラ遺跡でした。