浅間神社はたくさんあります
2、3キロの小さな渋滞に何度かハマるが、本格的な渋滞前に高速を降りて、富士宮の浅間神社へ。
昨年もそうでしたが、最終日は富士山を選択しました。
これは関東人の特権です。
富士山なんていつでも見られると思っているのは、関東の一部の人だけです。
名古屋を過ぎると南アルプスなどの壁があるために、富士山なんて全く見られません。
イロハがカーナビで「浅間神社」と入れて、ナビの指示通りに進んだら「杉田浅間神社」という誰もいない神社に案内されてびっくりしました。
なんだよ。杉田浅間神社って(笑)。
ウチのカーナビは頭わるすぎです!!
沼田で検索したら沼田駅や沼田市役所が最上位に結果表示されるべきなのに、沼田歯科とか沼田ガソリンとかが最上位で検索されるのです。
公共施設よりも個人が上位表示されるってどういうこと??
浅間神社というのは富士山をご神体としており、鳥居の先には富士山があります。
富士山をぐるりと取り囲むようにして、いろんな浅間神社があるんですね。
ぷぷぷ。杉田浅間神社って、どんなナビだよ。
くっそマイナーな浅間神社をナビされてビックリしたわ!!
うちのホンダのカーナビはスマホのナビにくらべると明らかに知能が足りません。
HONDA・ホンダ車のカーナビ・メーターパネルが赤く点滅するのは何故だ
想像したのとは全然違う小さな浅間神社でした。どうりで誰も参拝者がいないわけです。
杉田浅間神社からは富士山が見えませんでした。
美味・富士宮焼きそば
名物の富士宮焼きそばを食べて気を取り直します。
そして本家本元・富士宮本宮・浅間大社へ。
全国に約1300社ある浅間神社の総本社です。
私のホームグラウンド、裏富士(山梨県民よすまん)の北口本宮富士浅間神社は森の中の神社なのに、富士宮の浅間神社は市街地にあり、燦燦と太陽の差し込む明るい神社でした。
驚いたのは、本家本元の浅間神社は鳥居の先に富士山がなかったことです。
裏富士的(山梨県民よすまん)に表現すると忍野八海の富士の湧き水(静岡では湧玉池といいます)が流れ出した湧水川沿いに参道をレイアウトしたために、鳥居と富士が一直線にはならなかったのでしょう。
湧玉池の水はさすがに富士の湧き水で透き通っており、裸足を水にひたして涼んでいる女子たちがおりました。
あの赤い富士山の神輿がある富士吉田の浅間神社よりも、富士宮の浅間神社の方が格式が上なのは東海道のおかげであり、静岡駿府の徳川家康のおかげであろうと思います。
こどもの日にあわせてか、流鏑馬の神事があり、天下の奇祭『吉田の火祭り』以上に屋台が出ていました。
さあ。もうそろそろ最後の夜の準備をしなければなりません。
ラストナイトはやはり慣れ親しんだ山中湖へと向かいます。
途中、白糸の滝はものすごい人で駐車場が足りず、こっそり路駐して降りようとしたら、前から警察の見回りがやってくるではありませんか。
「やべえ!」あわててエンジンをかけて、車をバックします。
罰金からぎりぎりのところで逃れました。
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