渋滞時は物語性のあるDVDが向いている
おはようございます。ハルトです。いよいよゴールデンウイークも終盤です。
本日は徳島県鳴門市にある大塚美術館から、鳴門大橋を通って、淡路島を抜けて京都に向かう予定です。
しかし、ゴールデンウィークの洗礼を受けて小渋滞。
淡路島までは順調だったのですが、大阪あたりから高速道路が低速道路となってしまいました。
愛車ホンダ・シャトルは、運転中でもDVDが見られる仕様にしたため、レンタルDVDをここぞとばかりに鑑賞します。
車が動いているときは音楽の方が向いていますが、渋滞中はストーリー性のあるDVDの方が退屈がまぎれます。
テレビから映画をDVDにダビングする場合、CMをカットしておきましょう。
もちろん字幕版だと車ではアウトです。日本語吹き替え版にしてください。
渋滞している高速道路はすぐに降りる
あまりの渋滞に高速道路を降りました。
渋滞の時は最寄りのICで一般道に降りることにしています。
その方が何かと都合がいいのです。
高速道路の利点は二つ。速いことと、目的地まで道に迷わず確実にたどり着けることです。
しかし渋滞している場合、スピードのメリットはすでになく、カーナビ時代になって道に迷うこともなくなったため(カーナビ以前は今自分がどこにいるのかわからないということがよくありました)、一般道を走った方がいいと思っています。
一般道でしたらトイレにすぐに行けますし、いざとなったらすぐに仮眠をとることもできます。なにぜ車中泊旅です。後部座席に寝室があります。
高速道路が込んでいるときは一般道も混んでいることが普通ですが、それは目的地が同じ場合です。
目的地を外せば、渋滞から逃れることもできます。
私は京都をあきらめ、奈良に進路変更することにしました。
奈良方面へは渋滞もありませんでした。
ただしGWです。車でこのまま奈良まで行ってはいけません。
長年の放浪旅行で編み出した「車で観光地に行くテクニック」をここでご紹介しましょう。
車で観光地に行くテクニック→二三駅手前で車を停めて電車で行く
車で超メジャー観光地テクニック。それは目的地まで車では行かず、二三駅手前の鉄道駅の駅前駐車場に車を止めて、電車で目的地まで行くことです。
数駅離れていれば駅前駐車場は確実に空いていますし、電車と徒歩ですから、現地がどれほど人であふれていても問題になりません。
宿泊する場合も同じです。
たとえば青森ねぷた祭りを見に行く場合、青森市のホテルに泊まろうとしないことです。
目的の駅から数駅離れた駅近のホテルなら空いていますから、そこから電車で目的地に行けばいいのです。
その鉄則に従って、奈良まで車で行かず、手前の木津駅で車を降ります。
コイン駐車場に車をとめて、歩いて奈良観光です。
ひさしぶりの奈良だったのですが、JRの駅舎が新しくなっていてびっくりしました。
国際観光都市らしからぬ地味な駅舎が話のネタだったのですが、普通に駅ビルができていました。
しばらく来ないと変わりますね。
歩いて興福寺、春日大社、東大寺に向かいます。ありきたりの定番コースですが、ここまで来たら外せません。
さすがGW。たくさんの人です。
外国人が半数以上でしょうか。いつからこんなに外国人が来日するようになったんだろう。
しかし日本人観光客ばかりよりも、旅情が高まり、私は気分が上がります。
国内旅行をしていても、海外旅行をしている気分になります。
マンウォッチングは旅行の楽しみのひとつです。
中国の観光地はまだ中国人ばかりでした。
万里の長城や天壇も外国人観光客が増えればもっと楽しくなると思います。
タイのカオサンやクアラルンプールのアロー通りが面白いのは「どこの国とも知れない外国人ばかり」だからです。
泊まらす日帰りで京都に戻る人も多いようです。
そういう観光客は荷物の量でわかります。自分も外国では同じことをしていますので。
奈良のシカはもともとは鹿島のシカを連れて行ったものが繁殖したものだと聞いたことがあります。
本家の鹿島神宮のシカが檻の中だというのに、奈良の鹿は自由に歩き回っています。
「奈良のシカは野生動物で。。。」という注意看板に「ウソつけ!」とツッコミたくなるぐらい人慣れしています。
触られても嫌がりません。
外国人がシカをとてもよろこんでいます。珍しいのでしょう。
これほど大きな野生動物がこれほど都会の人の近くでなついていることは世界的にも珍しいことと思います。
インドを除いて。
しかしGWで溢れかえった人間がみんな鹿せんべいを食べさせたため、午前中ですでにお腹はいっぱいらしく、外国人の子供たちがせっかく買った鹿せんべいを鹿たちの口元に持っていっても、もう食べようとはしません。
それがすこしかわいそうでした。
鹿せんべい売りも、自分たちの商売のことばかり考えず、もうシカが食わないぐらい飛ぶように売れたら、もうその日は店じまいして帰ってのんびりすればいいのに、と思います。
鹿が食べてくれなかったため、奈良駅まで鹿せんべいを持ち帰っている外国人をたくさん見ました。
それ、食わずに捨てろよ。人間のお菓子じゃないぞ。
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