2022年のゴールデンウィーク。ひさしぶりに海外旅行に行った人もいるようです。3年ぶりにコロナ規制のないGWだったようですね。
しかしわたしたちは相変わらず車中泊をしていました。移住先を探す車中泊の旅です。7泊8日でした。
雨の日のバイク乗りはどこにいる?
ひさびさにコロナ規制のないゴールデンウィークでした。わたしたちは早立ちによって渋滞こそ避けましたが……それでもいろんな地域からの車を見ました。
数年前に広島・厳島神社の方に車中泊の旅にでかけて、真っ黒に日焼けしました。GWのこの頃は千葉では田植えの時期でもあります。日照りによっては暑い日もあるのが5月です。
2020年は暑くもなく寒くもないゴールデンウィークでした。バイク乗りもたくさんいました。かなりの数の大集団でツーリングしています。楽しそうだなあ、と思って見ていました。
わたしはロードバイク乗りなので、オートバイの人たちがとても気になります。またテントをかついで自転車旅をしています。
ロードバイクだと坂道などで苦しいところを、オートバイの人たちはクルマさえも追い抜いていきます。いいっすよね、バイク。うらやましいです。
この日は雨でした。すると……あまりいないんですね、バイク乗り。あれだけいたツーリングの集団がごっそりと姿を消しています。
なんだか不思議でした。バイク乗り・ライダーは雨の日はどのようにして過ごしているのでしょうか?
もちろん雨の中でもバイクで進んでいる人もいます。しかし明らかに晴れている日にくらべて出会うオートバイの数が減っていることから、停滞を選ぶ人も多いのだと思われます。
バイクの集団は、雨の日はどこで何をしているのでしょうか?
日帰りバイクライダーの人は雨の日はでかけないんでしょう。それはわかります。ロードバイクでも同じです。
しかしこのゴールデンウィークに出会った多くのツーリングバイク乗りは、日帰りではないでしょう。遠方から来た人たちがたくさんいました。荷物を見れば日帰りか、宿泊かはわかります。
晴れの日はあれだけいたバイクの集団は、雨の日はどこで何をしているのでしょうか。
気になったので調べてみました。こちらの雨なので、そんなに無理して進むつもりもなかったのです。
雨の日は停滞する。先に進まず雨宿りを楽しむ
ネット上でバイク乗りの意見をいろいろ調べてみました。
すると……こういう調べる行為のようなことを雨の日のバイク乗りはしているようです。
基本的な方向性はオートバイ・ツーリングも自転車ツーリングと同じでした。
最初から雨とわかっていたら日帰りの場合は出かけない。しかし長旅の途中で雨が降った場合には?
無理して雨の中強行軍で進む人をのぞけば、ネットカフェなどで雨をしのぐ。大型ショッピングモールで時間を潰す。地元の図書館などで過ごす
などして、旅先の情報を調べたり、ブログの更新をしたりしているようです。
ロードバイクの旅と完全に同じですね。わたしもよくやります。こういうのを停滞といいます。
ロードバイクやオートバイの場合、移動している最中そのものが目的(走ること自体が楽しい)だったりしますので、そういう日には停滞するのです。雨で不快だと走ること自体を楽しいと思えなくなってしまうので。
問題は宿の予約をしている場合です。日本のゴールデンウィークだと、宿の飛び込み宿泊なんて無理ですよね。北海道のようにライダーハウスが充実していれば別ですが。
道の駅での野宿やキャンプ場の宿泊の場合、飛び込みで泊ることができます。しかし宿の予約をしてしまっている場合は強行軍で進むしかありません。
なるほどオートバイは雨の日はたいへんですね。わたしは通勤バイク生活を送っていたので雨の日のたいへんさはよくわかっているつもりです。
ロードバイク通勤実践講座。冬(寒いよ)、夜(暗いよ)、雨(冷たいよ)、虫害の四重苦に耐えられるか?
車中泊の場合でも考えることは似ています。私たちも雨の日に地方のショッピングモールで映画を見て過ごしたこともありました。
ただし車中泊の場合は雨に強いので、クルマの中で過ごすことができます。車内のディスプレーでDVDを見て過ごすことなどが可能です。
いやそもそも雨の日でも晴れの日と変わらずにドライブすることができます。
車中泊の場合、宿の予約がありませんので、ここまで進まなければならない、というノルマがありません。その分、圧倒的に自由です。
一般的にバイクは自由の象徴のようにとらえられがちですが、車中泊をはじめると実は車の方が圧倒的に自由なのだということがわかります。
寝室と一緒に移動できるということは、ものすごい自由感を人にもたらします。
あなたもやってみませんか?