「どちらを選ぶべきか?」なんてバカげている。ノートパソコン一択の時代
ここではノートパソコンとデスクトップパソコン、どちらを選ぶべきか、ということの個人的考察を書いています。っていうか、もはや「どちらを選ぶべきか?」なんてバカげています。もはやノートパソコン一択の時代ではないでしょうか。
昔はデスクトップパソコンの方が安くて性能が高かったのですが、今では価格差、性能差は完全になくなりました。バッテリーや通信装置が標準装備されている分だけノートパソコンの方が高くなるはずですが、大量生産すれば安くなるので、今では同等の性能でもノートパソコンの方がデスクトップよりも安く買えるといってもウソではありません。
そう考えるとノートパソコン一択ですよね?
リモートワーク、オンライン会議時代のパソコンはノート一択
リモートワーク、Zoomでのオンライン会議などを視野に入れると、ますますノートパソコンのほうに利があります。
今どきのノートパソコンには、こちらの顔を映すためのウェブカメラが標準装備されていますが、デスクトップパソコンにそれはありません。
いざオンライン会議をやるってことになって
あなた「自宅にパソコンもってます。でもデスクトップです」
上司「つかえねーじゃん。ズゴー」
ってことになりかねません。
リモートワーク、オンライン会議の時代のパソコンはノートパソコン一択だといってもいいのではないでしょうか。
このままではデスクトップパソコンは滅んでしまう
おまけに、わたしは放浪の旅人で、車中泊を趣味としていて、ノマドに憧れる人間です。そういうおまえがノートパソコンを選択しないっていう手があるのか? と言われそうですが、わたくし、断然デスクトップパソコン派です。
このままデスクトップパソコンを使う人がいなくなると、やがてデスクトップパソコンは滅んでしまいます。売れなければ販売されません。販売されなくなったらそれで終了です。
それを危惧して、デスクトップパソコンが滅びないように、デスクトップパソコンの圧倒的メリットをここに書いておきたいと思います。
他のサイトのように「デスクトップパソコンの方がコスパがいい(性能が高く、価格が安い)」というようなウソを書くつもりはありません。繰り返しますが今やノートパソコンとデスクトップのコストパフォーマンスの差はありません。むしろ外付けカメラなどを準備したらデスクトップパソコンの方が高くつくのではないでしょうか?
デスクトップパソコンは今や絶滅危惧種に指定されています。絶滅危惧パソコンを救うためにあえてデスクトップパソコンのメリットを述べました。
デスクトップパソコンを選ぶべき理由。圧倒的なメリット
キーボードが打ちやすい
わたしがデスクトップパソコンの最大、最高のメリットとしてまっさきに上げたいのは「キーボードのうちやすさ」です。
わたしはキーボードを打ち込むことは「指先のランニング」だと考えています。走ると爽快なように、リズミカルにキーを打ち込むとやがて快楽となります。
小説のような芸術作品を書き上げるのであれば、キーボードを打つことはピアノを弾くようなものです。
ピアニストはピアノを選ばないでしょうか?
逆にノートパソコンの最大の問題はキーボードの打ちにくさです。ノートパソコンのキーボードはサイズやピッチが決まっていて替えがききません。これは履く靴を指定されたランナーのようなものです。
それに対してデスクトップパソコンは自由にキーボードを選ぶことができます。自分の選んだシューズを履ける自由なランナーならデスクトップパソコンを選ぶでしょう。
とにかくキーボードの打ちこみの爽快感を最上位に重要だと考えるのならば、デスクトップパソコン一択ではないでしょうか。
ディスプレイが大きい。サブスク視聴に有利
現代ではYouTubeやサブスクリプションの視聴が生活の中で欠かせないものになってきています。
テレビよりもサブスク、YouTubeの視聴の方が多いという人は珍しくありません。企業が広告にかける費用もテレビよりもYouTubeなどの方が大きくなっているそうです。
もちろんサブスク、YouTubeなどはスマホで見ることが可能ですが、小さい画面では物足りないでしょう。
たとえばスマホで『ジュラシックパーク』を見てみてください。Tレックスが小さなトカゲに見えてちっとも恐ろしくありません。
映画館がいまだに滅びないのは大画面で見ることには圧倒的なメリットがあるからです。大画面、大音響というだけで心に迫ってくるものがあります。
ノートパソコンは携帯性を優先するためディスプレイ画面が小さいのが特徴です。
ゲームをやるにせよ、サブスクを視聴するにせよ、大画面のディスプレイには大きなメリットがあります。
パソコンの使い方はサブスクの視聴だという人はたくさんいると思います。そういう人はデスクトップパソコンを選ぶべきでしょう。
いい音で音楽を聴くためには、ある程度スピーカーの大きさが必要
ノートパソコンのスピーカーでいい音楽を再生するには限界があります。ディスプレイもそうですが、スピーカーもある程度の大きさがないと音にひろがりができません。
パソコンで音楽を聴く人も多いのではないでしょうか。そういう人にもデスクトップパソコンが向いています。
ノートパソコンで、外部スピーカーにBluetoothで飛ばすという手を使えば、音質問題はクリアできますが、毎回いちいちスピーカーの電源を立ち上げたり、同期を待ったりしなければなりません。けっこう面倒くさいですよ。
やはり手軽なのはデスクトップパソコンです。
みんな、デスクトップパソコンを買おう
デスクトップパソコンに滅んでほしくないあまりに、デスクトップPCのメリットを書き並べてみました。
リモートワークなどでノートパソコンしか選べない人は仕方がありませんが、どちらでも選べる人は上記メリットをよくご検討いただき、メリットがデメリットを上回ると思ったら、ぜひデスクトップパソコンを選択してください。
わたしの場合、ディスプレイやスピーカーはお気に入りのいいものをはじめに揃えて、買い替えるのはパソコン本体だけにしています。そうすれば理論上はお金の節約になるはずですよね。新しいディスプレイ等を買わなくてもいいわけですから。
ところが最近のデスクトップパソコンはディスプレイ一体型のものが多くて困ってしまいます。ほとんどノーとパソコンじゃないか、と言いたくなるようなものまであります。
こうなると、最大のメリットであるキーボードの打ちやすさだけはまだ健在ですが、ディスプレイの大きさやスピーカーの音のよさなどは、購入時のスペックに縛られるということになってしまいます。
もちろん据え置きを想定したデスクトップパソコンですからノートパソコンよりも大画面でスピーカーも大きくていいものを装備しているはずですが、買った時の条件に縛られてしまうことは間違いありません。
これからのデスクトップパソコンは、限りなくノートパソコンに似たものになっていくでしょう。
ノートパソコンとデスクトップパソコン、両者の境目はやがて曖昧なものになっていくものと思われます。