登山系ランナーの主張「快楽なのはランニング。死ぬ前に思い出すのは登山の絶景」
東京オリンピックのマラソン開催は東京から札幌に去ってしまいました。また東京マラソン2020の一般市民の部は新型コロナウィルスの影響で中止になってしまいました。しかしそんなこととは無関係のところでみなさんは日々、マイペースのランニングを走り続けていることと思います。
年末年始、私はマレーシア最高峰キナバル山4095mに登頂してきました。キナバル山は赤道近くにあるために、北斗七星と南十字星が同時に見えました。オリオン座は前のめりに転んだように横倒しに見えました。圧巻の星空でした。地球もその中に含まれるという天の川銀河が見えました。自分の生まれ育った場所とは全然違う場所にいるのだなあ、とつくづく実感しました。
悪夢を見て、自殺を考えた夜(ダイヤモンドヘッド232mに登れなかった女のキナバル山4095m登山挑戦記)
ランニングをする人の中には「走ること専門」で登山をやらない人がいます。わたしはせっかくの健脚があるのに勿体ないと思います。
「快楽なのはランニングだけど、死ぬ前に思い出すのは山上の絶景」。
わたしはそう感じているからです。
※※※YouTube動画はじめました※※※
書籍『市民ランナーという走り方(マラソンサブスリー・グランドスラム養成講座)』の内容をYouTubeにて公開しています。言葉のイメージ喚起力でランニングフォームを最適化して、同じ練習量でも速く走れるようになるランニング新メソッドについて解説しています。気に入っていただけましたら、チャンネル登録をお願いします。
※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走る魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
言葉の力で速く走れるようになる、というのが本書の特徴です。走っている時の入力ワードを変えるだけで速く走れるようになります。言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。踵着地とフォアフット着地、ピッチ走法とストライド走法、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
ランナーがトレイルランナーになる手前に登山を挟むといい
ランナーが登山をはじめれば、トレイルランニングへの障壁はもはや何もないといってもいいでしょう。


マラソンのトレーニングにも登山は最適です。着地筋が鍛えられてマラソン後半にめちゃくちゃ強くなりますよ。そしてランナーが登山に慣れたら、もうあなたはトレイルランナーです。すでに登山道を走っているかもしれませんね。
足があれば、豪脚を飛ばして、人の行かない次の山小屋まで到達することができます。すると登山渋滞を避けることができるのです。
上高地などがいい例ですが、みんな同じバスで同じ場所に到着していっせいにスタートします。だから登山道も渋滞するし、山小屋も渋滞するのです。でも足のあるランナーなら、渋滞を追い越して、人の到達できない地点まで行くことができます。
このようにして得た周囲に誰もいない絶景の世界は格別なものがあります。
わたしがランナーでありながらアウトドアやキャンプの記事が書けるのも、この境地で生きているからに他なりません。
あなたのその豪脚、トレイルの維持にご協力ください。あなたが走ることで、トレイルは維持されるのです。
※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走る魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
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