ドラクエ的な人生

富士登山競争完走のためのテクニック

このページでは、富士登山競争の登頂成功のテクニックについて書いています。

富士登山競争は「日本一くだらないレース」と呼ばれています。登りばっかりだからですね。

富士登山競争では、前半飛ばしすぎたランナーがバテて落ちてくることにより、必ず渋滞が発生します。

「あなた自身」が渋滞の原因にならないように注意してください。

さて、渋滞に巻き込まれて前に進めなくなったら、どうしましょう。

登山道が渋滞している場合、登山道脇を進むしかありません。

登山道よりも登山道脇はルートファインディングに時間がかかります。脳力もよけいに使います。

「登山系」の出走者にルートの選択をまかせて、師匠の足跡をそっくりそのままつけていく。

山の上で追い詰められたら、この手しかありません。

※※※YouTube動画はじめました※※※

書籍『市民ランナーという走り方(マラソンサブスリー・グランドスラム養成講座)』の内容をYouTubeにて公開しています。言葉のイメージ喚起力でランニングフォームを最適化して、同じ練習量でも速く走れるようになるランニング新メソッドについて解説しています。気に入っていただけましたら、チャンネル登録をお願いします。

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日本一くだらないレース。富士山に一度も登らないバカ、二度登るバカ

富士登山競争は「日本一くだらないレース」と呼ばれています。登る一方のレースだからです。下らないレースなんですね。

富士山に一度も登らないバカ、二度登るバカ

という言葉があります。日本一の山に一度も登らないのはバカだけど、二度も登るのはバカだという意味です。

他の山を知ればわかりますが、富士山はけっして登って面白い山じゃありません。登り一辺倒で単調ですし、火山岩が剥き出しの地形で、太陽から身を隠す場所もありませんし。

登山する山というのは森林や川があると一気に面白くなります。他の生き物がいるともっといいですね。上級者になると壁が欲しくなります。足だけで登れる山だとものたりなくなるのです。腕で体を持ち上げるような山の方が面白いと感じるようになります。

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富士山に登っている時は、富士山は見られない

日本アルプスの登山者は登頂すると、たいてい富士山を探します。

富士山は誰にでも見分けられるカタチをしています。あの山だけが白く、神が住んでいるのかと見まがうばかりの優美な稜線……

しかし富士山に登っている時は、富士山は見られません。

逆にずっと富士山を見ているというのも確かですが(笑)。

足元の巨大な砂山、溶岩は見られますが、いわゆる富士山は見られません。

優美な稜線あってこその富士山だと思いますが、そんなものは見ることができません。ごつごつした火山岩ばかりを眺めることになります。それが富士山の本体ですけれど。

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つまらない富士山を面白く登る方法

そんなつまらない山を何度も面白く登る方法があります。それが「富士登山競争」です。

たいていの富士登山競争の完走者は、何度も登っているバカです。おもしろくない山を嬉々として登っています。これが競争の魔力です。集団の魔法です。

つまらない「富士登山」も「富士登山競争」なら面白く登れます。一度、歩いて登った人は、次は「富士登山競争」で登ったらいいのではないかと思います。

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トレイルランニングに平地の走りは通用しない

ラグビー部の走りと陸上部の走りは違います。

その違いを皆さんは説明できますか?

ラグビー部はタックルされるのが前提であるため、ぐっと腰を落として足を踏みしめて走ります(バックスが追撃を振りきるときは別です)。

サッカー部の走りも、ふいに横から肩チャージされますし、そもそも瞬時にボールを蹴る動作に入るのが前提であることから、腰を落として足を踏みしめて走ります。

しかし陸上部は骨盤・腰椎を立てて、前に進んでいないと倒れてしまうような動的バランスでフワッと宙に浮くように軽く推進していくのです。

ところが富士登山競争では陸上部の走りは通用しません。

これまで私がアリクラハルトのサブスリー養成講座で伝授してきた必殺走法の数々がほとんど通用しないのが富士登山競争です。

私が伝えてきた「マラソンを2時間台で走るための走り方」のほとんどは、壁のような富士山の傾斜に跳ね返されてしまうでしょう。

いったい日本一の山を、どのように攻略していけばいいのでしょうか。

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富士登山競争に、平地の脚力は関係ない

「複数のフォームを持って、なりふり構わずゴールを目指そう」という講座の核心部分は富士登山競争にも通用します。そこだけは変わりません。

マラソンの極意。複数のフォームを使い回す。フォームは決めつけない。臨機応変に変える
本稿のようなランニング講座では、速い人ほど求道者的で「理想のフォームはこれだ!」みたいに断言することがほとんどです。しかし『アリクラのサブスリー養成講座』では「フォームは決めつけない。臨機応変に変える」ことを提唱いたします。これは、本講座の最大の特徴のひとつだと思っています。

しかし富士登山競争の場合、前に走り続けないとつんのめって転んでしまうような「動的バランス走法」で走ろうとしても、難しいでしょう。つんのめりたくても山の傾斜が許してくれません。動的バランスを維持したくても、壁にぶつかったかのように傾斜に阻まれます。高く浮いた骨盤・腰椎は維持できなくなります。

スピード練習しなければ、スピードにふさわしいフォームは身につかない。動的バランス走法
「動的バランス」とは、動いていることでかろうじて維持できるバランス状態のことをいいます。自転車は進み続けている限り倒れませんが、止まると倒れてしまいます。「動的バランス走法」とは動いていることでかろうじて維持できるバランス状態のまま前に走りつづける走法をいいます。

最速のレースペースをつくる「ハサミは両方に開かれる・天秤走法」をやろうとしても、難しいものがあります。「ハサミは両方に開かれる・天秤走法」は、支持脚ではなく抵抗のない遊脚を前に突き出すことで速く走ろうという走法ですが、傾斜が大きいと遊脚を前に突き出せません。そもそも下が真っ平らだから天秤が吊りあうのです。富士山の極端な傾斜を前にしては、ハサミは開けませんし、天秤は吊りあいません。

ストライド走法の極意「ハサミは両方に開かれる走法」(地面を蹴るより膝蹴りを決めろ)
『ハサミは両方に開かれる走法』とは支脚よりも遊脚を意識する走法です。ハサミは両方に開かれる走法。後ろに蹴るのではなく前に突き出してストライドを稼ぐ走法です。走っている時の二本の脚はまるでハサミのようなものです。片方の脚を意識するだけで、結果として両方の脚を動かすことができます。なぜならハサミは両方に開かれるからです。
走りの技術。ヤジロベエ走法。腰椎の一点で上半身のバランスをとる走法
ストライド走法とピッチ走法、どちらが正解か? どちらの走法を使うべきなのか? 「永遠のテーマ」「答えのない永遠の問い」のように語られるこの二つの走法の優劣ですが、私にはもう答えが出ています。どっちも使え。これが正解です。
最速のストライド走法フォームの作り方。後ろに蹴るのではなく、前に突き出してストライドを稼ぐ
ストライドは開脚して伸ばすのではなく、宙に浮かんで伸ばします。なぜ「ハサミは両方に開かれる・ヤジロベエ走法」が、速く走れるのかというと、前傾姿勢の「動的バランス走法」よりも、ストライドが伸びるからです。 骨盤・腰椎を立てれば膝が高く上がります。そして落下するあいだもストライドを稼ぐことができるのです。

このようにトレイルランニングでは平地の走りが通用しません。

足元に障害物があるため、歩幅は一定ではなく、当然、ピッチも不規則になります。

私は脚力だけではサブスリーという関門を突破できなかったので、知恵と工夫で突破した頭脳派のランナーです。しかし平地の知恵と工夫はトレイルでは通用しません。

富士登山競争を脚力で突破できない人が、脳ミソで完走しようとするならば、なにかもう一工夫必要だということになります。

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トレイルランニングは難しい

トレイルランニングは難しいのです。路面によって走り方が違うので、一般論で語ることができません。

トレイルランニングは目の良さがスピードを決める
トレイルランニングはランニングであると同時に、アウトドアアクティビティでもあります。 路面から受ける様々な刺激が脳を活性化させてくれます。 トレランは大人の障害物競争です。足で負けても、目で勝つことができます。ランニングよりも奥深いスポーツだといえるでしょう。

走るリズムは一定じゃないし、そもそも接地面の角度がいつも違うのですから、一度動的バランスを作ったら終わりではありません。

【フォアフット着地】長距離マラソンのフォアフット着地では、踵も前足部に遅れて接地する
ランニングというのは歯車がかみ合って回る機械のようなものです。 フォアフット着地という意識(歯車)が、大腿骨を振り上げて(踵落としを効果的に決める走法)膝を曲げて着地する(アトムのジェット走法)という歯車を知らないうちに回してくれるのです。

アキレス腱をはじく走り方「ヘルメスの靴」も通用しない場面があります。

ヘルメスの靴。足についた宙に浮くためのバネ(足底アーチとアキレス腱)
ヘルメスの靴ほどではありませんが、人間の足にも二種類の宙に浮くためのバネが備えつけられています。足底アーチと、アキレス腱です。人間の足に備わったこの天性の装置を、私は「ヘルメスの靴」と呼んでいます。

その都度、走り方を路面に合わせて調整していかなきゃならない。

転倒の危険もあり、気が休まる暇がありません。

それが逆に面白いっていう人はトレイルランナーになってしまうでしょう。

平地を走るのが物足りなくなってしまうタイプです。

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富士登山競争は渋滞する

富士登山競争の完走レポートを見ればわかりますが、このレースは中盤以降、渋滞します。

そもそもコースが狭い上につづら折りになっていて、一般登山者もいますし、山小屋が営業しているので、一般ランナーはまず確実に渋滞に巻き込まれることになるでしょう。

本当はもうすこし速く登れるのに、渋滞しているから行けない、という状態になるのです。抜きたくても抜けるルートがなくて抜けない、という場面が必ずやってきます。

登山道の狭さから、自分より走力の劣った集団が前を塞いだ場合、それ以降はずっと「前に進めない」気持ちを抱えたままイライラしながらレースをすることになります。

このピンチを根本的に解消する方法がひとつあります。それはスタートダッシュをかけて、可能な限り前に出た状態で「狭い登山道」を迎えることです。

すべてを出し切って先頭に食らいつきました。この段階で自分よりも前にいる人たちは、格上の人たちばかりです。自分よりも実力が上の人たちが道を塞ぐ筈がありませんから、もう渋滞に巻き込まれることはありません。

……いいレース展開でしょうか? いやいや、今度はあなたが道を塞いでいますよ。

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渋滞をつくっているのは「あなた」です

富士吉田市役所前から浅間神社までのアスファルト道は、レース中はランナーに視界が塞がれて気づきにくいですが、けっこうな坂道です。あそこは日本三大奇祭、日本三大火祭りの「吉田の火祭り」が行われるところで、富士山頂へとまっすぐに続く坂道です。

レース後半の渋滞を避けようとして、前半に全力を出して人混みを抜ける戦略はよほど注意が必要です。あの坂を調子に乗って飛ばすとオーバーペースでバテバテになりますよ。

全力を出し尽くして渋滞を抜けた時、もはやあなたには周囲についていく力は残っていません。渋滞には巻き込まれませんが、ズルズルと後退していくことになります。

つまりあなたが、渋滞の原因になってしまうのです。

富士登山競争ではあまり先頭に並ばない方がいいです。先頭にはとてつもない実力者が並んでいますから。彼等についていってオーバーペースになるぐらいなら、ゆったりとした気持ちでマイペースでいきましょう。

渋滞に巻き込まれたくない気持ちはわかります。とくに後半追い込み型の人は「レース後半に抜けなくなる」のを気にしているんですよね。だから前半に順位を上げておこうと。

でも実力以上の場所にたどり着こうとしても、持ちませんよ。

実力相応のポジションで我慢したほうがいいでしょう。

実力相応の場所でレースをすると、渋滞には巻き込まれますが、自分が渋滞の原因になって周囲から白い目線で見られながらズルズル後退していくよりはずっとマシです。

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登山系のランナーにルート選択をまかせて、先行ランナーと同じ場所に足を置くことに全集中する

富士登山競争で渋滞から抜け出す方法を教えます。ここからがこの講座独特のトピックスになります。

富士山の登山道は比較的歩きやすい「登山道」と、ごつごつして歩きにくい「登山道脇」で構成されています。

「登山道」が渋滞していて抜けないのならば「登山道脇」から抜くしかありません。

この際、「陸上系ランナー」ではなく「山ヤのランナー」に引っ張ってもらいましょう。

この人を「師匠」と心の中で呼んでひたすらついていきます。「師匠」はすぐに見つかります。

富士登山競争に出走している人は「マラソン」の延長で出ている人がほとんどですが、なかには「登山」の延長で出ている人がいます。この登山系の出走者こそ山に慣れて、山の道を知り尽くした、あなたの「師匠」です。

着ている服装やシューズ、ザックなどから「マラソン系」か「登山系」かは、すぐにわかります。全身から立ち上る雰囲気がまるで違うからです。

この師匠が渋滞を抜けるために「登山道脇」を登り始めたら、彼の足跡をそのまま踏んで後ろについていきます。

登山道の脇側は登りにくいからこそ多くの人が敬遠するところです。簡単に踏破できる場所ではありません。それゆえ登山道脇を上手に行くには、どこに足を置いたらいいか、いちいち考えなければなりません。そのいちいち考えることがとても疲れるのです。目を上げてルートを確認し、転ばないように足元を確認する。その繰り返しが脳を疲労させます。

いいルートはどこか瞬時に判断しなければなりません。その瞬時の判断は「マラソン系」の人よりも「登山系」の人の方が優れています。長年の経験から合理的なルートを選択することが多いでしょう。

そうはいっても同じ「登山系」の出走者といっても人それぞれなので、要は「その人」ということになりますけれど。

この「師匠」は登山系であるがゆえにマラソン系の人ほど走るのは速くありません。だから前半のアスファルト勝負では負けてしまい、後ろの方にいます。むしろ登山道に入ってからが本当の勝負という人が「登山系の師匠」です。こういう人をはやく見つけてください。

「その人」が信頼に足るリーダー(引っ張る人)だと思ったら、その人があなたの「師匠」です。目と脳が行う仕事はすべてその人のまかせてしまいましょう。

あなたは足を動かして、体を上に上げることだけに集中します。「師匠」の踏み跡を「師匠」とそっくり同じに動かすことだけに集中します。

あなたの選んだ「師匠」さえ確かならば、あなたはいつの間にか制限時間内に山頂にたどり着いているでしょう。

師匠の踏み跡ばかり見ているため、周囲は見えていませんが、登山道脇から渋滞する一団のランナーたちを次から次へと抜いているはずです。

「トレランは目がスピードを決める」のです。その目を「師匠」にお願いしてしまうのです。山の上は緊急事態です。余裕がない場合には、これしかありません。

肉体に勝る装備はない.トレイル・ランニングは目のよさがスピードを決める。
トレイルランでは、目のよさ(ルートファインディング)が、順位を決めるといわれています。目のよさもまた肉体の一部。結局、肉体に勝る装備はないのです。それはアスファルトのマラソン大会だって同じことでしょう。

富士登山競争の最中に、渋滞に巻き込まれて追い詰められたら、マラソン系の選手ではなく、登山系の選手から「師匠」を見つけてください。

師匠を信じて、師匠の踏み跡をそのまま踏むことだけに集中してみてください。

登山道脇から渋滞を抜けて、いつのまにか制限時間内にゴールできているはずです。

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※雑誌『ランナーズ』の執筆者にして市民ランナーのグランドスラム達成者・アリクラハルトの書籍『市民ランナーという走り方(グランドスラム養成講座)』発売中です。
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◎サブスリー養成講座の核心部分

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マラソンの極意。複数のフォームを使い回す。フォームは決めつけない。臨機応変に変える
本稿のようなランニング講座では、速い人ほど求道者的で「理想のフォームはこれだ!」みたいに断言することがほとんどです。しかし『アリクラのサブスリー養成講座』では「フォームは決めつけない。臨機応変に変える」ことを提唱いたします。これは、本講座の最大の特徴のひとつだと思っています。
【究極の走り方】あなたの走り方は、あなたの肉体に聴け
あなたよりも、あなたの肉体のほうが、走るということをよく知っています。あなたの最適なフォームを知っているのは脳味噌ではなく肉体です。からだが要求することを素直に聞いてあげましょう。心臓ひとつ、あなたは自分の意志で動かせないではありませんか。

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スピード練習しなければ、スピードにふさわしいフォームは身につかない。動的バランス走法
「動的バランス」とは、動いていることでかろうじて維持できるバランス状態のことをいいます。自転車は進み続けている限り倒れませんが、止まると倒れてしまいます。「動的バランス走法」とは動いていることでかろうじて維持できるバランス状態のまま前に走りつづける走法をいいます。

ストライド走法の極意「ハサミは両方に開かれる走法」(地面を蹴るより膝蹴りを決めろ)
『ハサミは両方に開かれる走法』とは支脚よりも遊脚を意識する走法です。ハサミは両方に開かれる走法。後ろに蹴るのではなく前に突き出してストライドを稼ぐ走法です。走っている時の二本の脚はまるでハサミのようなものです。片方の脚を意識するだけで、結果として両方の脚を動かすことができます。なぜならハサミは両方に開かれるからです。

走りの技術。ヤジロベエ走法。腰椎の一点で上半身のバランスをとる走法
ストライド走法とピッチ走法、どちらが正解か? どちらの走法を使うべきなのか? 「永遠のテーマ」「答えのない永遠の問い」のように語られるこの二つの走法の優劣ですが、私にはもう答えが出ています。どっちも使え。これが正解です。

https://arikura.com/balance-scale-running/

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