大地を鍬(クワ)で耕すように接地しよう。フォアフット着地のススメ

ランニング・マラソン・ダイエット
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どうもハルトです。みなさん今日も元気に走っていますか?

ハルトのサブスリー養成講座では、ピッチ走法ではなくストライド走法を、ヒールストライクではなくフォアフット着地を基本的に推奨しています。

基本的に、と断りを入れているのは『複数のフォームをもとう』というのが本講座の核心部分なので、本当のことを言えば『ベストなフォームはその時々で違う』というのがミソだからです。

さてそのフォアフット着地ですが、イメージとしては『大地を鍬(クワ)で耕すように』接地しましょう。

鍬(クワ)。知っていますよね?

鍬というのは金具の先端が大地に刺さって、それを後ろに引くことで、畑などを耕すことができる農具のことです。新たな農地を開墾し、土起こしをすることで生産性を高める、万能農具です。

農家の必需品。人類の歴史における革新的な道具のひとつです。この道具が発明されたことで、野菜の生産性は飛躍的に高まりました。

これが鍬(クワ)。

この鍬(クワ)の金具部分がシューズだと思ってください。

サブスリーフォームでは、クワで土を耕すように着地します。

クワの金具のように、シューズも前足部からアスファルトに着地して、そのまま後ろに引く意識をもちましょう。実際には体が前に進むので、シューズは後ろには引かれませんが。

フォアフット着地をすることによってアキレス腱のバネを弾くことができます。

アキレス腱のバネというのはクリップで作ったバッタのようなものです。

上からぐっと踏み込むことで、ピョーンと飛び跳ねる力を得ることができます。

またフォアフットによって足底やアキレス腱のバネを使うことで、膝への着地の衝撃を和らげることができます。踵が沈み込む一瞬の間に、膝にかかる衝撃を足底筋膜が負担してくれるのです。あたかもスキーのジャンプ選手が板の一部を先に着地させて衝撃を逃げしているように。

 

しかしながらこのフォームで一番重要なことは『フォアフットで着地する』ということ、そのものではなくて、実は、『フォアフットで着地するためには、大腿骨を高く振り上げて、膝を曲げないと不可能』というところにあります。ここがミソです。

大腿骨を振り上げず、膝を曲げなければ、クワで大地を耕すように前足部で着地することはできません。

ランニングというのは歯車がかみ合って回る機械のようなものです。フォアフット着地という小さな意識(歯車)が、大腿骨を振り上げて膝を曲げて着地するという大きな歯車を知らないうちに回してくれるのです。

またフォアフット着地で「カカトは一切接地しない」と解釈している人が時々いますが、長距離走でのフォアフット着地は基本的に「カカトも接地する」と思ってください。

どうせカカトも接地するのならフラット着地(ミッドフット走法)でもいいじゃないか、という考え方をして実践する人もいますが、ミッドフット走法でも力を込めるのは前足部であることに変わりはありません。

本当は別にヒールストライク着地(踵から着地して足裏をぐるりと回して親指から抜く走法)だっていいと思っていますけれど、いちおう推奨しています。複数のフォームを持とう(今いちばん楽なフォームで走ろう)ということこそが本サブスリー養成講座のキモですから、正直、踵着地ヒールストライクも私は捨ててはいません。フォームが変われば使う筋肉が変わります。ウルトラマラソンのときにはそれが効いてきます。求道的フォームでない方がいいのです。

ではなぜ、フォアフット着地を推奨しているのか、といえば、あくまでも入力意識の問題としてです。

踵着地したとしても、足裏全体で地面を撫でるようにくるんと回して、結局は前足部に力をいれて地面を押さないことには速くは走れません。踵着地でも意識(脳から体に送る信号)は前足部になければならないのです。だから私はフォアフットを強調するのです。ランニングの着地というのはどうせ前足部に集約されるのです。

ランナーは農耕民族ではなく狩猟民族だと常々私は言っているのですが、接地のイメージだけは農耕民族風に『大地を鍬(クワ)で耕すような接地』を心がけましょう。

そうすることで『楽に、速く』走ることができます。

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プロフィール


温人ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のある物書き。サブスリーランナー。グランドスラム達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。台湾・玉山。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。西天取経の旅人

このサイトについて

はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!? 自由と社会との折り合いを模索するブログです。

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