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【僕のヒーローアカデミア】自分のヒーローを考えてみる楽しみ

Amazonプライムビデオでアニメ『僕のヒーローアカデミア』を楽しんで見ています。

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※※※YouTube動画はじめました※※※

書籍『市民ランナーという走り方(マラソンサブスリー・グランドスラム養成講座)』の内容をYouTubeにて公開しています。言葉のイメージ喚起力でランニングフォームを最適化して、同じ練習量でも速く走れるようになるランニング新メソッドについて解説しています。気に入っていただけましたら、チャンネル登録をお願いします。

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『僕のヒーローアカデミア』とは、どんな作品?

この作品は『ワンピース』でいう悪魔の実を食べた能力者みたいな「個性」をもった超人たちが、ヒーロー(正義)とヴィラン(敵)に分かれて戦うという作品です。

ゴム人間ルフィーになることは可能か?

超人の個性を持つという世界観の中で、少年少女たちが正義のヒーロー養成学校で学びながら、敵と戦い、成長していく、というドラマです。

私がおもしろいと感じたのは、キャラクターの超人性(個性)と名前です。同じ作家のはしくれとして、よくまあこんなにたくさんの人物を描き分けられるものだ、と感心してしまいました。

肘からセロファンテープのようなものを発射する個性をもつキャラクターの名前は「瀬呂範太(せろはんた)」です。そのまんまじゃん。おぼえやすい! わかりやすいね!

体が鉄のように固くなる個性を持つキャラクターの名前は「鉄哲徹鐵(てつてつてつてつ)」です。こんな名前のキャラクター、います?(鉄哲徹鐵って……爆笑)

キャラクターの個性と命名が「そのまんま」のヒーローが多くて、そこから面白くてはまってしまいました。

もちろんまともなヒーローもたくさん登場します。元祖スーパーマンのような伝統的な超人性(個性)、炎や氷を出すという超人性(個性)、透明人間とか、創造能力とか、火焔人間とか、けっこう「どこかで見たような」個性の中に、珍しい個性のキャラクターもいて、そこが百花繚乱で見どころです。

ところでけっこう長い作品なのでずっと見ているうちに「自分のヒーロー(個性)」を考えたりしませんか? 私も考えてしまいました。このコラムではそれを発表し、自分で評価してみようという試みです。

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雑誌『ランナーズ』のライターが語るマラソンの新メソッド。ランニングフォームをつくるための脳内イメージ・言葉によって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化して速く走れるようになる新理論。言葉による走法革命のやり方は、とくに走法が未熟な市民ランナーであればあるほど効果的です。あなたのランニングを進化させ、市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」「ハサミは両方に開かれる走法
腹圧をかける走法。呼吸の限界がスピードの限界。背の低い、太った人のように走る。
マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は?
●【肉体宣言】生きていることのよろこびは身体をつかうことにこそある。
(本文より)
マラソンクイズ「二本の脚は円を描くコンパスのようなものです。腰を落とした方が歩幅はひろがります。腰の位置を高く保つと、必然的に歩幅は狭まります。しかし従来のマラソン本では腰高のランニングフォームをすすめています。どうして陸上コーチたちは歩幅が広くなる腰低フォームではなく、歩幅が狭くなる腰高フォームを推奨するのでしょうか?」このクイズに即答できないなら、あなたのランニングフォームには大きく改善する余地があります。
ピッチ走法には大問題があります。実は、苦しくなった時、ピッチを維持する最も効果的な方法はストライドを狭めることです。高速ピッチを刻むというのは、時としてストライドを犠牲にして成立しているのです。
・鳥が大空を舞うように、クジラが大海を泳ぐように、神からさずかった肉体でこの世界を駆けめぐることが生きがいです。神は、犬や猫にもこの世界を楽しむすべをあたえてくださいました。人間だって同じです。
・あなたはもっとも自分がインスピレーションを感じた「イメージを伝える言葉」を自分の胸に抱いて練習すればいいのです。最高の表現は「あなた」自身が見つけることです。あなたの経験に裏打ちされた、あなたの表現ほど、あなたにとってふさわしい言葉は他にありません。

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足が速い系ヒーロー。足の裏がタイヤ(ホイール)になっているヒーロー

私が考えたのは「足の裏がタイヤになっているヒーロー」でした。

私は昔から「単純に足が速い系のヒーロー」が好きなのです。エイトマンや島村ジョーやアキレウスのような「足が速い」主人公が好きということもあります。

キャラクター・ジェネレーションギャップ

【世界がっかり名所】トロイ遺跡は「遺構」。ヘクトルが逃げ、アキレウスが追いかけた城壁はない

小説のはじまりは「怒り」。詩聖ホメロス『イリアス』は軍功帳。神話。文学

こんなヒーローを思いついたのはもちろんジョギング中です。私はランニングが趣味で、毎日のように走りながら、いろいろなことを感じたり、考えたりしています。

ウェイクアップランニングのすすめ

ランニングに関しては、Kindle本を出版しています。

この本の中には、市民ランナーがスピードを強化する方法として、ママチャリと競争して追い抜くというスピードプレイ(練習法)を提唱しています。

【スピード持久力の強化】ラビット走。ママチャリを追い抜け

サブスリーランナーになると、そこらへんのジョガーよりは自分の方が速くてあたりまえ、というレベルになります。同じランナーをライバルにしても、あまり刺激にならないのです。

【本番練習法】オオカミ・ランニングのすすめ

そこで自転車をライバルにして競争しよう、というスピードプレイをおすすめしているのですが、ランナーにとって自転車というのはかなり強敵です。鍛え抜いた陸上選手が、ろくに鍛えていないオバサンに軽々と抜かれていきます。自転車に乗った爺さんを簡単には追い抜けません。それほど車輪のアドバンテージは大きいのです。

タイヤをもった存在(自転車)よりも速く移動するのは容易ではありません。だったら「ヒーローの個性として足裏が車輪だったら、すごいアドバンテージじゃね?」というのがマイヒーローの発想でした。

ふくらはぎが強力でも速くは走れない。大切なのは体幹、足の裏

『僕のヒーローアカデミア』にも「飯田天哉」という足の速いキャラクターが登場しています。でも私のヒーローは「彼」とは違うんだな。

彼はふくらはぎにエンジンがついています。そうじゃないんですよ。

これは作者(堀越耕平さん)が「走る」ということを詳しく知らないから、こんな設定になってしまったのでしょう。

ランナー目線からいうと、ふくらはぎが強力でもさほど速くは走れません。大切なのはふくらはぎではなく体幹であり、足の裏です。

三流のランナーは「ふくらはぎ」で走りますが、一流のランナーは「腹」で走っているのです。

ふくらはぎにジェット、というのは素人のよくある誤解なのです。

人類は尻尾をすてて進化した。テイルマンは進化か、退化か?

また作品中に、尾白猿夫(おじろ ましらお) / テイルマンというキャラクターが登場します。巨大なシッポが生えていて、それを器用に使いこなすという個性を持っています。

象の鼻のように尻尾をつかいこなせたらいっけん便利そうですが、本当にそうでしょうか。

もともと私たち人間の祖先は猿と同じだったと言われています。当然、祖先にはシッポがあったはずです。現存する猿族の中にも尻尾を手のようにつかって木にぶらさがる種族が実在します。

しかしある段階で人類はシッポを捨てました。厳密には尻尾を捨てた系統だけが生存競争を生き残りました。シッポを捨てることにはデメリットよりもメリットの方が大きかったからそういうことになったのだと思います。

だとしたら今さらシッポが復活することに、それほど大きな意味があるでしょうか?

退化したものには退化しただけの理由があって、今さらシッポが復活してもたいして活躍はできないと思います。実際に作品中で、テイルマンはたいした活躍をしていません。

はたしてテイルマンは進化なのでしょうか。退化なのでしょうか。

足がホイール(タイヤ)化するという進化はありえるか?

進化、退化の議論でいえば、まだまだ進化の途中だと考える方が理にかなっています。現存する種が進化の究極系ではありません。

ところで足の裏が、タイヤ(ホイール)になるという進化はありうるでしょうか。実際の動物では足がホイールのように回転する動物はいませんが、それは進化の途中だからなのかもしれません。

しかし「ホイールのように」という意味ならば、すでに私たち人間のランニングはそれに近いものを達成しているということもできます。

たとえばマンガでは、すごく早い人を足が竜巻の回転して表現されています。

このように膝を中心にクルクルと脚を回転させるのは、脚をホイールのように使っているともいえるのです。

マンガの表現に学ぶ実走。下半身をクルクル回転させるイメージで走ってみよう

踵着地(ヒールストライク)走法は、一種のホイール(タイヤ)マンといえる

また、なにもリアルに足首から先がホイールにならなくても、ヒールストライク走法は一種のホイール(タイヤ)の再現だということもできます。

踵着地走法は、踵から着地して、足裏をコロンと転がすようにして、最後は母指球(足の親指)のほうから足を離すという走法です。足の裏をタイヤのようにコロンと転がして走っているわけです。

着地している瞬間瞬間は足裏をタイヤ(ホイール)のようにつかっています。

やはり一種のタイヤマン(ホイールマン)だということができます。着地している一瞬は足裏をホイールのように使っています。でも、この走法の究極の進化系は……やっぱり足がホイールのように回転することじゃないのかな?

ヘルメスの靴。足裏ジェットという進化

ところで私は自分の著書の中で、どちらかといえば「ヒールストライク走法よりはフォアフット走法」を推奨しています。正確に言うと「足裏のどこが着地するか、そこからフォームをつくるとミスリードになる可能性があります。気にすべきは腰や膝であって足裏ではありません」ってことになるのですが。

書籍『市民ランナーという走り方(グランドスラム養成講座)』まえがき

足の裏をタイヤのようにコロンと転がして走るのではなく、足裏はジャンプ台だと思ってバネをいかして走りましょう、というのが私のサブスリー達成のための主張です。実際に私のランニングフォームは前足部着地です。母指球のあたりから着地することを心がけています。

ヘルメスの靴。足についた宙に浮くためのバネ(足底アーチとアキレス腱)

こういうマイヒーローはどうだ! と思ったら、この主張に沿うヒーローも『僕のヒーローアカデミア』にはすでに登場していました。足の裏からジェットを噴射するグラントリノがそれですね。

足裏ジェットは、アトムのジェット走法にも使えそうです。

マラソン初心者が習得すべき走り方(アトムのジェット走法)

グラントリノは足裏ジェットで「飛んで」しまうので、「走るヒーロー」ではありません。しかし走ることの究極の姿は飛ぶことです。

走りとは何か? ジャンプしない走りなんて、走りじゃない。足はしかたなく着いているだけ

グラントリノこそ私のランニングを体現したヒーローだといえそうです。

「ホイールマン」の人気は陸上競技の人気

そうなると私が考え出したヒーロー「ホイールマン(タイヤマン)」は、意味がないのかな?

なんて考えていたら、なんと出ていました。敵ヴィランの中に、手足に車輪を装着しているタイプのキャラクターが車と伍して事件現場から逃亡していました。

ああ、これこれ。モブですが、ちゃんと登場してました。

……やっぱあんまりカッコよくないな。まだインゲニウムのほうがましですね。飯田くん(インゲニウム)をふくめて、昨今、ただ足が速いだけではスーパーヒーローにはなれないようです。

インゲニウムの人気は、陸上競技の人気そのものだと思います。

やっぱりインゲニウムよりも、炎のエンデヴァーとか、強力パンチのオールマイトの方がずっとカッコいいですものね。

それはつまりラグビーやボクシングの方が、陸上競技よりも人気がでるコンテンツだということなのでしょう。

速いだけではダメで、もうひとつ何かが必要だという気がします。

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雑誌『ランナーズ』のライターが語るマラソンの新メソッド。ランニングフォームをつくるための脳内イメージ・言葉によって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化して速く走れるようになる新理論。言葉による走法革命のやり方は、とくに走法が未熟な市民ランナーであればあるほど効果的です。あなたのランニングを進化させ、市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」「ハサミは両方に開かれる走法
腹圧をかける走法。呼吸の限界がスピードの限界。背の低い、太った人のように走る。
マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」の本当の意味は?
●【肉体宣言】生きていることのよろこびは身体をつかうことにこそある。
(本文より)
マラソンクイズ「二本の脚は円を描くコンパスのようなものです。腰を落とした方が歩幅はひろがります。腰の位置を高く保つと、必然的に歩幅は狭まります。しかし従来のマラソン本では腰高のランニングフォームをすすめています。どうして陸上コーチたちは歩幅が広くなる腰低フォームではなく、歩幅が狭くなる腰高フォームを推奨するのでしょうか?」このクイズに即答できないなら、あなたのランニングフォームには大きく改善する余地があります。
ピッチ走法には大問題があります。実は、苦しくなった時、ピッチを維持する最も効果的な方法はストライドを狭めることです。高速ピッチを刻むというのは、時としてストライドを犠牲にして成立しているのです。
・鳥が大空を舞うように、クジラが大海を泳ぐように、神からさずかった肉体でこの世界を駆けめぐることが生きがいです。神は、犬や猫にもこの世界を楽しむすべをあたえてくださいました。人間だって同じです。
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