どうもハルトです。みなさん今日も楽しく走っていますか?
涼しくて走りやすい季節がやってきました。いよいよオクトーバーランの開幕ですね。
※※※YouTube動画はじめました※※※
書籍『市民ランナーという走り方(マラソンサブスリー・グランドスラム養成講座)』の内容をYouTubeにて公開しています。言葉のイメージ喚起力でランニングフォームを最適化して、同じ練習量でも速く走れるようになるランニング新メソッドについて解説しています。
『マラソンの走り方・サブスリー養成講座』
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雑誌『ランナーズ』のライターが語るマラソンの新メソッド。ランニングフォームをつくるための脳内イメージ・言葉によって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。
(本文より)
【入力ワード】写真からランニングフォームを学ぼうとする人が多いので注意喚起したいと思います。写真からフォームを学ぶのはお勧めできません。写真というのは瞬間を切り取ったものなので、間違った解釈をする可能性があるからです。「振り上げた脚」(往路)なのか「戻ってきた脚」(復路)なのか、写真ではわかりません。大地を蹴ったように見えている脚が本当に大地を蹴っているのか、大地を蹴ったように見えているだけなのか、写真からはよくわからないからです。写真で振り上げた膝の高さを見て「ふむふむ、膝はここまで上げるのか」と思い込んでマネするのもよくありません。慣性の法則で結果として脚がそこまで上がっているだけで、実際のランナーの意識としてはそこまで上げようとしていないかもしれません。「結果としてのフォーム」と「ランナー本人の走るときのフォーム意識(入力ワード)」は、必ずしも同じではないのです。
【腹圧をかける走法】そもそも息をするのは、酸素を吸うためです。吐くことよりも、吸うことに意識をおくほうが自然な発想です。肺の中に残っている空気(残気量)は、どうせゼロにはできないのです。吐き切るという努力は、動かない壁を押すような無駄な努力です。そこに力を割くべきではありません。持ち上がらないバーベルを無理やり持ち上げようと喘ぐと、余計に息が苦しくなってしまいます。楽に息するのとは真逆のことです。それよりも思いっきり吸うことです。そのための走法が腹圧をかける走法です。肺を絞って痩せた人のように走るのではなく、腹はたるんたるんと力を抜いてだらしなく腹が太った人のように走ります。そもそも重力は下向きなのだから、横隔膜を下げることは理にかなったことです。それに対して、吐き切ることを意識すると、重力に逆らって横隔膜を持ち上げながら肺を絞らなければなりません。どちらが楽にできると思いますか?
【ストライド走法】ピッチ走法には大問題があります。実は、苦しくなった時、ピッチを維持する最も効果的な方法はストライドを狭めることです。高速ピッチを刻むというのは、時としてストライドを犠牲にして成立しているのです。
【踵落としを効果的に決める走法】私はカラテ素人ですが、サブスリーランナーとして、すくなくとも「踵落とし」を無力化する方法をすぐに思いつくことができます。答えはカンタン。攻撃側が踵を振り上げて止まったポイント(これを上死点といいます)に、自ら打撃ポイント(脳天など)を近づけていくことです。上死点では運動エネルギーがゼロになっているために、破壊力もゼロです。上死点から距離をとらないことで「踵落とし」というキックを無力化できます。
ストライドを稼ぎたいあまりに、未熟ランナーほど振り出した前足が最も伸びきったところで着地してしまうのです。つまり「膝が伸びきったまま」「踵から着地」してしまうのです。これは「踵落とし」の運動エネルギーがゼロになっている上死点で着地してしまっているのと同じことです。これでは速く走ることはできません。
言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化して速く走れるようになる新理論の書。言葉による走法革命。とくに走法が未熟な市民ランナーであればあるほど効果的です。本書はあなたのランニングを進化させ、市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」「ハサミは両方に開かれる走法」「腹圧をかける走法」
●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」
●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」
●【肉体宣言】生きていることのよろこびは身体をつかうことにこそある。
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オクトーバーランとは何か?

10月になると、暑い夏も終わり、走りやすい季節になってきます。それと同時にマラソンのレースシーズンが始まります。
秋のマラソンレースに向けて練習を本格化させなければならないということで、雑誌『ランナーズ』の企画としてオクトーバーランは始まったものです。起こりは1984年。たいぶ長い歴史があります。
オクトーバーラン参加を表明したランナーは、自己申告で走行距離をインターネット上のサイトにあげて、それを集計して全国のランナーと月間走行距離を競い合います。
「個人の順位」と「団体の順位」があり、月間走行距離がインターネット上のバーチャル空間で集計されて、ランキング付けされるのです。
基本的にランナーは「競争大好き」種族です。この競争は非常にもりあがります。
競争が盛り上がるということは、10月に走る自分の月間走行距離が跳ね上がるということです。
「ちょっと練習不足かな」「走ることに刺激が欲しいなあ」
という方は、オクトーバーランへの参加をおすすめします。
「月間走行距離を競う」というイベントは珍しい

ゴールまでの「タイムを競う」ということは「スピードを競う」ということです。あまり意識していないかもしれませんが、普段のレースは「スピードを競っている」のです。
ところがこのオクトーバーランの最大の特徴は、「月間走行距離を競う」ということです。スピードは関係ありません。このようなイベントは他にないのではないでしょうか。
この月間走行距離競争ですが、最上位の人などは「おまえ仕事してないだろ!」と言いたくなるぐらいムチャクチャな走行距離を叩き出してきます。最上位の人とは、およそ勝負になりません。起きてる間はずっと走っているぐらいでないと無理なタイムを申告してきます。
実際、参加年齢制限はありませんから、もっとも走り込んでいるのは退職して自分の時間がたくさんあるシニアの方かもしれません。スピードは関係ないイベントなので、じっくり走れば走行距離は稼げるでしょう。
ウルトラマラソンで若いスピードランナーよりも、年配のゆっくりランナーの方が涼しい顔してゴールしているように。
「距離を競う」ためには若さとストライドだけではどうにもならない要素が複雑に絡んできます。
それだけやりがいがあり、面白いのです。
チーム対抗戦に参加するのがおすすめ

オクトーバーランには個人で参加することもできるのですが、できればチーム対抗戦に参加するのがおすすめです。その方がずっと楽しいから。
チームに参加すると、オクトーバーランは駅伝のような様相を呈してきます。ここでのチームとは「自分が所属する地元の走友会」でなくても大丈夫です。
バーチャルイベントですので、仲間を募集しているバーチャル・チームに入れてもらえばいいのです。
私も、北海道の方がチームリーダーをしている「即席チーム」に入れてもらいました。
ネット上でやり取り(交流)ができますので、みんなで励まし合いながら、チームとして上位になれるように他のチームと月間走行距離を競います。
自分が走ることが、自分のためにもなり、チームのためにもなるのです。まさに駅伝ですよ。
チームに参加すると俄然、オクトーバーランはもりあがってきます。
個人参加でも月間走行距離ダイアリーにコメントを書き込んだりして交流することは可能なのですが、チーム戦に参加した方が、交流の上でも密度が全然違ってきます。
交流はほとんどチーム内の人たちとの会話で占められます。
なにせ一緒に駅伝を走っている同じチームのメンバーですからね。どんな人なのか、とても気になります。
まずはチーム内の走行距離トップランナーを目指しましょう。それがご挨拶です。チームへの貢献です。
しかし相手も同じことを考えています。容易にチーム内トップを譲ってはくれません。
タイムで負けるのは仕方がないが、走行距離で負けるのは努力不足だ

私が参加したチームにも驚異的な練習量を見せてくるおじさんがいました。チームの走行距離をトップで牽引しているのは、私ではなくこのおじさんでした。しかし私も負けるつもりはありません。
その頃、私はサブスリーを2年連続で失敗し(しかも3時間0分数秒という誤差の範囲で逃し)、ゴールで倒れても2時間台で走ってやろうと思い詰めていました。
私のランニングの師匠が、「瀬古利彦が1年間まったく走らなくて、おれが一年間みっちり走ったら、瀬古にも勝てる」とよく言っていました。名言です。全くその通りだと思います。
果たして本当に「走った距離は裏切らない」のか? 私はこの身で確かめてやろうと思いました。
同一チーム内ライバルのおしさんに必ず勝つ! あの10月はそれが目標でした。
猛烈に競い合いながらも、一緒にチーム戦を戦っていますから、おじさんとは「お互い、チーム順位のために頑張りましょう」ってことになります。
誰かに貢献もできるこの競争は本当に盛り上がります。
絶対に勝てっこない個人トップの(おそらく退職組の)怪物さんと違って、即席チーム内の自分のライバルは、そこらへんにいる自分と同じような人です。
「ひええ。どうしてそんなに走れるんですか?」
どんな仲間が一緒にチーム戦を戦っているのか、ひじょうに気になります。
「あなたこそ。朝、走っているのですか?」
「いいえ。夜です。そちらは通勤ランみたいですけど?」
「川の土手を通勤ランです。そちらは市街地ですか?」
「いつも決まったコースを周回しています。何県の方ですか?」
なんて濃密な会話が始まるわけです。そして走行距離競争にもますます熱が入るのです。
このように、絶対に上位には行けない個人戦よりは、団体戦でやった方がモチベーションの上でもお勧めです。
一切交流のないライバル相手では燃えません。チーム内で交流しながら競った方が燃えます。ライバルの顔は見えた方がいいのです。
私のライバルだった人も、そう簡単にチームのエースの座を譲ってはくれませんでした。
チーム内のマラソン持ちタイムでは私が圧倒的に上でした。スピードだけならチームのエースだったのです。
しかし練習量では負けていました。10月の3週目までは彼のリードでした。100kmぐらい差をつけられていました。
しかし私は絶対にチーム内の走行距離エースになると決意していました。本番のレースは「スピード勝負」です。それはわかっています。
でも私はこの月間走行距離レースで勝ちたかったのです。何も日本一になろうっていうんじゃありません。
せめてチーム内で一位になって、チームの順位にもっとも貢献したランナーになりたかった。
最後の4週目はもう「仕事以外は走っている」という状態でした。
仕事に行くというよりも体を休めに行くといった感じです。仕事している間は走らなくてもいいのですから。まさに「走るために生まれた」という状態でした。
生涯最高月間走行距離は600km
そして月間600km走りました。仕事はもちろんしっかりと行った上でのことです。単純に30日で割って、一日20kmです。
実際には雨や疲労回復や外せない用事などで走れない日もあるので、やるときは一日30km走るぐらいでないと月間600kmを達成することは難しいと思います。
このようなマラソン系のブログを書くためにも、あの時代は必要だったのだと思っています。
本当に「走った距離は裏切らない」のか、自分の体でためしてみましょう。そのためにはライバルが必要です。オクトーバーランは本当におすすめです。毎週末に30km走を繰り返し、月間走行距離が600kmに達したのは、このオクトーバーランのおかげです。所属チームの仲間とライバルさんのおかげです。
4週目の驚異的な走行距離で逆転し、私はチームの走行距離トップに立ちました。私の所属するチームも、チーム対抗戦で全国10位以内に入りました。いちばん走行距離を稼いだのは「私」です。あの時は本当に燃えました。楽しかったです。
オクトーバーランは、10月だけでなく年間ずっとやればいいのにと思うほど、楽しいバーチャルイベントです。未体験の方は、ぜひ体験してみてください。
間違いなく、あなたの月間走行距離を跳ね上げてくれるイベントです。強くなりますよ。
※関連記事になります。
※月間走行距離を競うなら雨の日も休みなく走ります。
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雑誌『ランナーズ』のライターが語るマラソンの新メソッド。ランニングフォームをつくるための脳内イメージ・言葉によって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。
(本文より)
【入力ワード】写真からランニングフォームを学ぼうとする人が多いので注意喚起したいと思います。写真からフォームを学ぶのはお勧めできません。写真というのは瞬間を切り取ったものなので、間違った解釈をする可能性があるからです。「振り上げた脚」(往路)なのか「戻ってきた脚」(復路)なのか、写真ではわかりません。大地を蹴ったように見えている脚が本当に大地を蹴っているのか、大地を蹴ったように見えているだけなのか、写真からはよくわからないからです。写真で振り上げた膝の高さを見て「ふむふむ、膝はここまで上げるのか」と思い込んでマネするのもよくありません。慣性の法則で結果として脚がそこまで上がっているだけで、実際のランナーの意識としてはそこまで上げようとしていないかもしれません。「結果としてのフォーム」と「ランナー本人の走るときのフォーム意識(入力ワード)」は、必ずしも同じではないのです。
【腹圧をかける走法】そもそも息をするのは、酸素を吸うためです。吐くことよりも、吸うことに意識をおくほうが自然な発想です。肺の中に残っている空気(残気量)は、どうせゼロにはできないのです。吐き切るという努力は、動かない壁を押すような無駄な努力です。そこに力を割くべきではありません。持ち上がらないバーベルを無理やり持ち上げようと喘ぐと、余計に息が苦しくなってしまいます。楽に息するのとは真逆のことです。それよりも思いっきり吸うことです。そのための走法が腹圧をかける走法です。肺を絞って痩せた人のように走るのではなく、腹はたるんたるんと力を抜いてだらしなく腹が太った人のように走ります。そもそも重力は下向きなのだから、横隔膜を下げることは理にかなったことです。それに対して、吐き切ることを意識すると、重力に逆らって横隔膜を持ち上げながら肺を絞らなければなりません。どちらが楽にできると思いますか?
【ストライド走法】ピッチ走法には大問題があります。実は、苦しくなった時、ピッチを維持する最も効果的な方法はストライドを狭めることです。高速ピッチを刻むというのは、時としてストライドを犠牲にして成立しているのです。
【踵落としを効果的に決める走法】私はカラテ素人ですが、サブスリーランナーとして、すくなくとも「踵落とし」を無力化する方法をすぐに思いつくことができます。答えはカンタン。攻撃側が踵を振り上げて止まったポイント(これを上死点といいます)に、自ら打撃ポイント(脳天など)を近づけていくことです。上死点では運動エネルギーがゼロになっているために、破壊力もゼロです。上死点から距離をとらないことで「踵落とし」というキックを無力化できます。
ストライドを稼ぎたいあまりに、未熟ランナーほど振り出した前足が最も伸びきったところで着地してしまうのです。つまり「膝が伸びきったまま」「踵から着地」してしまうのです。これは「踵落とし」の運動エネルギーがゼロになっている上死点で着地してしまっているのと同じことです。これでは速く走ることはできません。
言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化して速く走れるようになる新理論の書。言葉による走法革命。とくに走法が未熟な市民ランナーであればあるほど効果的です。本書はあなたのランニングを進化させ、市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」「ハサミは両方に開かれる走法」「腹圧をかける走法」
●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」
●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」
●【肉体宣言】生きていることのよろこびは身体をつかうことにこそある。
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