どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?
唐突ですが、やっと『ドラクエ9』をクリアしました。はああ。しんどかった。
ブログタイトル『ドラクエ的な人生』は漫画『ドラゴンクエスト・ダイの大冒険』からもらっています。そういうこともあって死ぬまでにゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズは一度はクリアして『ドラクエ』評は絶対にブログにあげなければならないと思っております。これは義務です。『ドラクエ的な人生』がやらなくて誰がやる!
本ブログは「旅行」「書評・映画評」「ランニング」「自転車」のつもりでいるのですが、ページビューが「ランニング」「自転車」ばかりなので、そちら方面ばかりの記事が増えているところです。
しかし、最終的には「旅行」「書評・映画評」メインのブログになるべきだと思っています。とくに「放浪」「旅行」系は私の本領なのですが、そちらの記事を期待されている方、もうすこしお待ちください。
「負けイベント」かと疑った強すぎるラスボス
苦労の末、やっとドラクエ9をクリアしました。
なんでこんなに苦労したのかというと、あまりにもラスボス(堕天使エルギオス)が強すぎて、何度挑戦しても全滅を繰り返していたからです。
ラスボス手前の大幹部(闇竜バルボロス)はあっさりと倒せたのに、最終ボスが何度挑戦しても倒せません。返り討ちに次ぐ返り討ちで、しばらくゲームを投げ出していたことさえありました。
堕天使エルギオスの「あやしいひとみ」で仲間は眠りに落ちて死ぬまで目覚めないし(頼むから戦闘中に寝るんじゃねえよ、マイフレンド)、空からの一撃「痛恨の一撃」を食らうと即死。半蘇生呪文ザオラルが成功せず無駄コマンドを繰り返して「そのまま全滅」というパターンの繰り返しです。
あまりにも勝てないので「負けイベント」かと疑いました。「負けイベント」というのはシナリオ上、負けることが決定している戦闘のことです。この場合はいくら頑張っても勝てません。全能のシナリオライターがそういうシナリオを書いているのですから。
しかし攻略サイトを眺めると、どうやら負けイベントではなさそうです。
こいつは確実に死者蘇生できる「ザオリク」の呪文を入手できるまで再戦しても勝ち目はないと考え、僧侶を賢者に転職させて、死者蘇生呪文を覚えるまでひたすら戦闘を繰り返しレベルアップを図っていました。
賢者がレベルアップするまで、まあ時間のかかったこと。かかったこと。ナンバーツーの大幹部を倒してから最終ボス打倒まで、ここまで時間のかかったことはこれまでになかったことです。
ゲームクリアできたのは、攻略サイトのおかげ
「負けイベント」ではないことを確認した「ゲーム攻略サイト」をスマホのデスクトップにブックマークして、その後も「読み物」として読ませてもらいました。放浪旅における「地球の歩き方」みたいなものでした。
とにかくレベル1の「ひよっこ賢者」に転職してから、完全蘇生呪文ザオリクを覚えるレベル45にまでレベルアップするのがひたすら長かった。何度、途中で投げ出そうと思ったことか。
それをついにレベル45までレベルアップさせることができたのは「攻略サイト」のおかげです。そもそも私は僧侶もザオリクを覚えると思い込んでおり、賢者がレベル45にならないとザオリクを覚えないということさえ「攻略サイト」なしにはわからなかったことでした。
「攻略サイト」で決定的だったのは「はぐれメタル・コンベア」と呼ばれる経験値アップのノウハウでした。「魔獣の洞窟」地下3階の南西の階段の隅には、まるでモンスターが工場のベルトコンベアで運ばれるように生成される場所があるのですが、そこでひたすら「はぐれメタル」出現を待って狩るという経験値アップのものすごく効率的な方法のことです。攻略サイトを読まなければ、こんな技には絶対に気づきませんでした。
詳しく知りたい方はyoutubeなどで紹介されていますので検索してみてください。
しかしまあ誰がこんなこと思いついたのでしょうか。こういうことは考えてどうこうなるものではなく、どこかの誰かが、経験値が高くレベルアップに最適な「はぐれメタル」狩りをしている中で偶然発見したものでしょう。
それがインターネットで情報公開されて、それに「はぐれメタル・コンベア」という秀逸なネーミングがつけられたことから、拡散されていったものでしょう。
昔はゲームの雑誌やゲーム攻略本といったものが書店に並んでいたものです。私もそういうものを買ったことがある一人ですが、今はもう「ゲーム雑誌」や「ゲーム攻略本」なんて売れないんだろうなあ、とつくづく思います。私も買いません。
たとえばこの「はぐれメタル・コンベア」なんてものは、プロの執筆者(プロゲーマー)がプレイしたら書ける(気づける)というものではありません。ゲーム攻略本が売れるためにはゲーム発売後、時間をおかずに出版する必要がありますが、その時点では「はぐれメタル・コンベア」なんていう技は「ない」のです。どこかの誰かが偶然発見し、誰かがそれに名前をつけるまでは。つまり活字媒体には「はぐれメタル・コンベア」なんていう技はまず掲載されていないはずです。
そのように考えると、ネット上の「ゲーム攻略サイト」の方が「ゲーム攻略本」よりも、ずっと使い勝手がいいことがわかります。「多くのゲーマーから情報が集まる」「ひとりの優秀な執筆者よりも、たくさんの目線で、よい情報が公開されている」「誰かが偶然見つけた秘技が公開されている」「本よりもサイトの方が即時性においても勝る」「必要な情報が検索できる」「無料」。これほど差があると、なかなかお金を払って攻略本を買おうという人はいないでしょう。
本サイトをサブスリー攻略サイトとしてご活用ください
何度挑戦しても全滅してしまうため、賢者のレベルが45になって蘇生呪文ザオリクを覚えるまではラスボスに挑戦しないことに決めました。
別にゲームバランスが悪いとか批判しようというのじゃありません。大ボスが強いのはいいことです。弱くちゃ面白くありません。
攻略サイトの秘技「はぐれメタル・コンベア」によって効率的にレベルアップを達成し、ザオリクを覚えてラスボスに決戦を挑んだのですが、かつて苦労した「あやしいひとみ」で眠ることもなく、痛恨の一撃で即死することもなく、それどころか蘇生呪文を一度も使うこともなく、堕天使を倒すことができました。
こちらのレベルが低い時には文字通り悪魔のように強かったのに、レベルが上がるとあっけなく倒せてしまいました。
しかし現実もこのようなものなのではないでしょうか。
まずはジョギングからレベルアップです。
私は、マラソンへの挑戦も、ひとつひとつレベルアップしていくことが基本だと考えています。サブスリーへの挑戦は「関門突破ゲーム」だと位置づけてきました。
自分のレベルが低かった頃には、市民ランナーの三冠グランドスラムなんて「この世の超人」だけが達成できることだと思っていました。
しかし今、私はゲームをクリアしています。攻略本を書ける立場にいるわけです。
そう考えると、本サイト『ドラクエ的な人生』のカテゴリー「サブスリー養成講座」は、いわばマラソン・ゲームにおける「攻略サイト」のようなものです。
人生はよくマラソンにたとえられます。
しかし私が主張するように「人生はドラクエのようなもの」だとすれば、マラソンもまたドラクエのようなものです。
ひとつひとつレベルアップしていくことが基本です。
しかしどうしても勝てない敵、突破できない関門が現れた時には「攻略サイト」に頼りましょう。
ゲーム攻略サイトの運営管理者の方には広告をポチっとクリックするぐらいしか恩返しできませんが、感謝しています。あなたの攻略サイトなしには挫折し、ゲームクリアできなかったことでしょう。
サイトから受けた恩を、他の人にお返しできたら、と思っています。自分の得意分野で。
たとえば、本ブログの「放浪旅」「サブスリー講座」のような攻略サイトによって。
たとえば私の『アトムのジェット走法』は、「はぐれメタル・コンベア」のようなものだと思っています。レベルアップして、サブスリーというラスボスを倒すための、決定的なノウハウになってくれるでしょう。
私が「攻略サイト」のおかげでゲームクリアできたように、本サイトを「攻略サイト」として、サブスリー関門突破というゲームをクリアしてもらえたら、と思っています。
それが私がインターネットの世界に恩返ししたことにも繋がるからです。