敗戦が人生を深く味わいあるものにする。関門突破ゲームはあっさりクリアできたら面白くない

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どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか?

突然、なんでこんなことを書こうかと思ったかというと、ニンテンドーDSで過去のドラクエ(ドラゴンクエスト)をクリアしたためです。

主人公たちを殺さないように大切にプレイしすぎたせいか、結構あっさりとクリアできてしまいました。

……すると、なんだか面白くないんですよね。

1回も死なずに簡単に倒しちゃったから、ラスボスの強さなんて、ろくに思い出せません。

こっぴどくやられていないから、全然記憶に残らないのです。

むしろ弱っちい奴とさえ感じています。

ムドーとかゲマとかブオーンとか、むしろ、途中で苦しめられた中ボスの方が、よほど印象に残っています。これってゲームとしてはラストのカタルシスを感じさせることに失敗しているのではないでしょうか。

竜王とかシドーとか、カタルシスが凄かったのにな。

全滅しちゃって「くー。マジかー」みたいな衝撃があった方が、「リアルな感情」をあじわえます。やられるんじゃないかとヒヤヒヤした方が、ゲームとしても面白い。あっさり勝っちゃうと、面白くありません。

これは実人生にも言えることなのではないでしょうか。

私は、マラソンで3時間切り(サブスリー)という関門突破ゲームに挑戦し、3時間数秒(5秒とか8秒とか)いうレースを過去、2回経験しています。

そのときは死ぬほど悔しかったです。

勝負レースは年に1回ですので、これは3年にわたって悔しい思いをし続けたことを意味します。

月間600km走ったのもこの時期です。大雨の日や休養日もありますから一日30kmぐらい走らないと、この数字は達成できません。

もはや仕事どころじゃありません(笑)。走ること以外は考えていない、という状態です。

惚れた女に振られた男。受験に失敗した浪人生のようなものです。よほど突破したかったんでしょうね。サブスリーという関門を。この関門突破ゲームをクリアしたかった。

サブスリーのためならドーピングも辞さずと思っていたのもこの時期です。食事も変えました。肉をやめて、ベジタリアンになったのです。ときどき癌から生還した人がベジタリアンになったりしますが、私はサブスリーのためにベジタリアンになりました。よほど思いつめてことです。効率の良い走りを追求し、身体でクリアできないのならば、脳ミソをつかって、頭脳でクリアしてやろうと思っていました。

このブログの柱のひとつはハルトの『サブスリー養成講座』なのですが、世の中には私よりもマラソンが速く走れる人はたくさんいます。けれど私ほどマラソンを速く走れるようになる方法論について語れる人はそうはいないと思っています。

はじめから痩せている人は、どうダイエットすればいいのか語る資格はありません。はじめから走るのが速い人は、記録が短縮していく過程と工夫と執念について、詳しく書くことはできません。初マラソンであっさりサブスリーを達成しちゃうような人よりも、私は何かを持っているし、何かを語れると信じています。だからこそこのブログは書く価値があると信じているのです。

それはサブスリーをほんの数秒で達成できなかった3年間があってこそなんですね。

サブスリーを達成できなかった2回のレースは「敗戦」です。けれどもよく覚えています。たくさんの「感情」をくれたから。

『敗戦が人生を深く味わいあるものにする』というのは、そういう意味です。勝ってばかりじゃ、面白くないと思いませんか?

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プロフィール


温人ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のある物書き。サブスリーランナー。グランドスラム達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。台湾・玉山。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。西天取経の旅人

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はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!? 自由と社会との折り合いを模索するブログです。

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