厚さは速さだ。厚底ランニング・シューズ「ヴェイパーフライ」のメリット・デメリット

マラソン・ランニング
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このページでは裸足感覚の着地を推奨するランニングのバイブルクリストファー・マクドゥーガル著『BORN TO RUN』ですっかり悪役にされてしまったナイキが、厚底シューズで薄底シューズに逆襲していく企業の大逆襲劇を描いています。

これは池井戸潤原作ドラマのような企業のドラマチックな大逆転劇ではないでしょうか?

※※※YouTube動画はじめました※※※

書籍『市民ランナーという走り方(マラソンサブスリー・グランドスラム養成講座)』の内容をYouTubeにて公開しています。言葉のイメージ喚起力でランニングフォームを最適化して、同じ練習量でも速く走れるようになるランニング新メソッドについて解説しています。

『マラソンの走り方・サブスリー養成講座』

世界名作文学紹介チャンネル
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雑誌『ランナーズ』のライターが語るマラソンの新メソッド。ランニングフォームをつくるための脳内イメージ・言葉によって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。

(本文より)

【入力ワード】写真からランニングフォームを学ぼうとする人が多いので注意喚起したいと思います。写真からフォームを学ぶのはお勧めできません。写真というのは瞬間を切り取ったものなので、間違った解釈をする可能性があるからです。「振り上げた脚」(往路)なのか「戻ってきた脚」(復路)なのか、写真ではわかりません。大地を蹴ったように見えている脚が本当に大地を蹴っているのか、大地を蹴ったように見えているだけなのか、写真からはよくわからないからです。写真で振り上げた膝の高さを見て「ふむふむ、膝はここまで上げるのか」と思い込んでマネするのもよくありません。慣性の法則で結果として脚がそこまで上がっているだけで、実際のランナーの意識としてはそこまで上げようとしていないかもしれません。「結果としてのフォーム」と「ランナー本人の走るときのフォーム意識(入力ワード)」は、必ずしも同じではないのです。

【腹圧をかける走法】そもそも息をするのは、酸素を吸うためです。吐くことよりも、吸うことに意識をおくほうが自然な発想です。肺の中に残っている空気(残気量)は、どうせゼロにはできないのです。吐き切るという努力は、動かない壁を押すような無駄な努力です。そこに力を割くべきではありません。持ち上がらないバーベルを無理やり持ち上げようと喘ぐと、余計に息が苦しくなってしまいます。楽に息するのとは真逆のことです。それよりも思いっきり吸うことです。そのための走法が腹圧をかける走法です。肺を絞って痩せた人のように走るのではなく、腹はたるんたるんと力を抜いてだらしなく腹が太った人のように走ります。そもそも重力は下向きなのだから、横隔膜を下げることは理にかなったことです。それに対して、吐き切ることを意識すると、重力に逆らって横隔膜を持ち上げながら肺を絞らなければなりません。どちらが楽にできると思いますか?

【ストライド走法】ピッチ走法には大問題があります。実は、苦しくなった時、ピッチを維持する最も効果的な方法はストライドを狭めることです。高速ピッチを刻むというのは、時としてストライドを犠牲にして成立しているのです。

【踵落としを効果的に決める走法】私はカラテ素人ですが、サブスリーランナーとして、すくなくとも「踵落とし」を無力化する方法をすぐに思いつくことができます。答えはカンタン。攻撃側が踵を振り上げて止まったポイント(これを上死点といいます)に、自ら打撃ポイント(脳天など)を近づけていくことです。上死点では運動エネルギーがゼロになっているために、破壊力もゼロです。上死点から距離をとらないことで「踵落とし」というキックを無力化できます。
ストライドを稼ぎたいあまりに、未熟ランナーほど振り出した前足が最も伸びきったところで着地してしまうのです。つまり「膝が伸びきったまま」「踵から着地」してしまうのです。これは「踵落とし」の運動エネルギーがゼロになっている上死点で着地してしまっているのと同じことです。これでは速く走ることはできません。

言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化して速く走れるようになる新理論の書。言葉による走法革命。とくに走法が未熟な市民ランナーであればあるほど効果的です。本書はあなたのランニングを進化させ、市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」「ハサミは両方に開かれる走法」「腹圧をかける走法」
マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」
究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」
●【肉体宣言】生きていることのよろこびは身体をつかうことにこそある。

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厚さは速さだ。ナイキの厚底ランニング・シューズについて

池井戸潤『陸王』の物語のストーリー展開の核のひとつは、人間本来の走り方をすればケガする可能性が低くなる、というランニング理論でした。

そのためには薄い靴底でミッドフット着地するといい。厚底シューズでカカト着地するのはやめたほうがいい、というランニング理論が正しいという前提で、新しいシューズ『陸王』は開発されたのです。

マラソン本番用シューズの選び方(左右別のシューズを履いて走る)
最適のシューズはいくら頭で考えてもわかるものではありません。実際に履いてレースペースで走ってみるしかありません。秒単位で削る気持ちでシューズを選ぶなら、めぼしい靴を数足買って『左右別シューズでの試走』チンバ練習をすることをオススメします。決戦用レーシングシューズはチンバ練習トーナメント戦の末に選ぶことです。

その理屈をベースに、架空のシルクレイという新素材で薄くて丈夫なソールをつくり、足袋屋の製造技術でアッパーを縫い付けて新しいランニングシューズをつくり、その新しいコンセプトシューズで中小企業が生き残りを賭けて大手ランニングシューズメーカーと企業戦争をするという物語でした。

厚いソールでヒールストライクする走法は故障を誘発しやすい、というのは名著『BORN TO RUN 走るために生まれた』から世界中に広まった走法革命の理論です。

その世界的ベストセラー『BORN TO RUN』で主役をつとめたのはララムリ族
薄っぺらな裸足感覚のサンダルで走る「走る民族」が、アメリカの近代的な装備で走るエリートランナーに走り勝ってしまうというのが、薄底シューズこそが正解という根拠となったのでした。

主役がララムリのサンダルだとすれば、実は作中で悪役だったのはナイキ(NIKE)です。

ランナーを人間本来の走り方から遠ざけて、脚の故障を誘発する厚底シューズを量産する営利優先の企業として作中にナイキが実名で登場しているのです。

ララムリと死闘を繰り広げるアン・トレイソンもナイキの刺客です。

ランナーのバイブルの中で、完全に悪役にされてしまったナイキですが、そのまま黙ってはいませんでした。

『BORN TO RUN』や『陸王』のような本が売れてみんなが裸足感覚の薄いソールを真似するようになると、その反動からか、逆のものがでてきます。

最近では「厚底のシューズの方がマラソンを速く走れる」と言われるようになってきました。
仕掛けたのはナイキです。

キャッチコピーは「厚さは速さだ」。

『陸王』に真っ向から挑戦です。

そのナイキの逆襲劇を見てみましょう。

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ナイキの挑戦。厚底ランニング・シューズ「ヴェイパーフライ」。記録を塗り替える魔法のシューズ

世界ではキプチョゲが、日本では大迫傑が厚底のナイキのランニング・シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4%』で記録を更新しました。

ナイキのキャッチコピーは 『厚さは、速さだ』 。

これは明らかに「誰か(何か)」を意識したキャッチコピーです。

世界中が裸足感覚の薄いソールに注目する中で、厚底こそ速く走れると真っ向から勝負を挑んできたのです。

ナイキの逆襲です。

『厚さは、速さだ』 が 誰に向けて発したメッセージか、もう明らかでしょう。

『BORN TO RUN』であそこまで悪役にされなかったら、 こんなコピーは生まれなかったに違いありません。

それどころか『ヴェイパーフライ 』という厚底にこだわったランニング・シューズそのものが誕生していなかったかもしれません。

私はここにナイキの意地を感じます。

ヴェイパーフライ4%なんて変な名前は、すべてのランナーの走行効率を平均4%向上させる、という意味から命名したそうです。

「統計なんだよ。信じなさい」というナイキの意地です。

バカ売れした本で信じられた薄底信仰は、統計によって数字で覆すしかありません。

「記録を塗り替える魔法のシューズ」ヴェイパーフライ は、別名ドーピング・シューズとも言われています。

すべてのランナーのランニング効率を平均4%も向上させる秘密は、靴底に仕込まれたカーボンファイバー製のプレートにあります。

靴底に仕込まれているカーボンプレートの反発力を宙に浮くためのバネに利用しているのです。

素材が元に戻ろうとする力=すなわちバネ。それを推進力に利用できれば、速く走ることができる理屈です。人工的な「ヘルメスの靴」だといえるでしょう。

ヘルメスの靴。足についた宙に浮くためのバネ(足底アーチとアキレス腱)

それゆえ一部ではドーピングシューズとさえ言われているのです。自分の力以外のものを走るために利用しているからです。

技術ドーピング問題。スラップスケート。レーザーレーサー。ロードバイクのフレーム。厚底ランニングシューズ

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ナイキの逆襲。悪役にされた意地が完成させたランニング・シューズ

「そんなシューズを利用してもいいのか?」と思いますか? 

もちろんいいのです。私はそう思っています。

ランニングシューズの靴底にプレートが入っているのは昔から普通のことなのです。

プレートによって衝撃を吸収するという発想は昔からありました。

靴底のプレートのしなりを推進力に変えるという発想も昔からあったのです。

ナイキはプレートの素材を変えただけです。完全に企業努力の範疇だと思います。

プレートのしなり(反発力)を走行効率に変えるためには、斜め前方にブーストできるように装着する必要があります。そのときに高さ(斜度)が必要なのです。つまり靴底の厚みが必要になってくるわけです。

だから 『厚さは、速さだ』となるのです。

「見たか、クリストファー・マクドゥーガル!」ナイキ技術陣は叫んだことでしょう。

ナイキの意地なしにこの魔法のシューズは完成しなかったに違いありません。

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厚底シューズの方が薄底シューズよりいいと結論するのは早計

ヴェイパーフライが記録を次々と更新する大成功をおさめたためにに、ときどき「薄底よりも厚底シューズの方がいいのだ」と勘違いする人がいますが、そうではありません。

厚底シューズの方が薄底シューズよりいいと結論するのは早計です。

厚底シューズというのはヴェイパーフライがはじめてではありません。昔から厚底シューズは存在していたのです。

スポーツショップのランニングコーナーに行ってみればわかります。初心者用のランニングシューズはたいてい厚底です。

だから『厚さは、速さだ』というキャッチコピーは厳密には間違っています。どの厚底シューズでもいいというわけではないからです。

ヴェイパーフライでなければだめなのです。

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靴底にバネがついていても、それだけでは速く走れない

靴底にバネがついていても、それだけでは速く走れません発明家ドクター中松のジャンピングシューズ『ピョンピョン』(カングージャンプス)みたいに靴底にばねがついていても、それだけでは速くは走れません。

連続してバネの反発力を利用するためには、踏み込むタイミングが重要です。

ドクター中松のピョンピョン(カングージャンプス)が早く走れないのは、タイミングがあわないと踏み込むときの力をバネが吸収してしまうからです。

 

ジャンプする瞬間にバネが効いてくれればいいのですが、踏み込む瞬間にバネが効くと逆にクッションになってしまい、まるっきり地面からの反力を得られないのです。

走るリズム(ピッチ)がカーボンの反発タイミングにあっていればいいのですが、そうでなけばシューズのサポートは邪魔になるだけです。

ヴェイパーフライを履きこなすには、プレートの反発するタイミングと走者のピッチがあっていることが重要なのです。

プレートの反発リズムにあった一定のピッチでゴールまで走りとおすだけの脚力が必要になります。

エリートランナーは一定のピッチでマラソンを走り続けるだけの力があるし、練習を重ねて、靴のリズムと自分のピッチをシンクロさせることにも成功しています。

自分のオリジナルシューズを作ってもらえるレベルのトップアスリートならば、靴のほうがランナーのピッチに歩み寄ってくれる可能性もあるでしょう。

しかし市民ランナーの場合、プレートの反発リズムに、人間が合わせなければなりません。

『ヴェイパーフライ』で記録を更新するためには、走法の改造の必要になってきます。

ピッチを市販品のプレートの反発タイミングに合わせなければならないのです。

靴が人間にあわせるのではなく、人間が靴にあわせて走らなければなりません。

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靴が人間にあわせるのではなく、人間が靴のリズムにあわせなければならない 時代が来た

靴が人間にあわせるのではなく、人間が靴のリズムにあわせなければならない時代が来たといえるでしょう。

マラソンのピッチは1秒間に3歩、180BPMが理想とされています。

だから『ヴェイパーフライ』の反発リズムもそのあたりを狙っているだろうと思います。

最大多数の最大幸福理論から言えば、この反発タイミングを採用するしかないはずだからです。

ところがアスリート系ランナーならばスタートからゴールまで一定のピッチを刻むことができますが、レベルの低い市民ランナーはそうはいきません。

そうなるとストライドを狭めてでもプレートの反発リズムにあわせたピッチを刻まなければなりませんが、それが吉とでるか、凶と出るか? 

それはその市民ランナーの走力次第です。

スピードというものは、滞空時間で稼ぐものなのです。ピッチよりもストライドの方が重要だと私は確信しています。

『厚さは、速さだ』 というのは、踵着地(ヒールストライク)を推奨しているわけではありません。

厚底なのはカーボンプレートの反り返り(バネ)を発生させて斜め前方へのジャンプを助けるためです。厚底でもなおフォアフット~ミッドフット着地できる走法が必要なのです。

エリートランナーはそのようにして走っています。

ソールのプレートの反発力を利用しようとランナーが意識すればするほど、結果としてミッドフット走法になっていることでしょう。実はソールのプレートは走法改善のきっかけにすぎなかったかもしれないのです。プラシーボ効果のように。

ナイキのカーボンプレートは宇宙開発由来の素材だそうです。いかにもアメリカらしいですね。

このような製品をつくりだしたナイキの意地に大拍手を送りたいと思います。

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薄底シューズは「速く走れるシューズ」ではなく「故障しにくいシューズ」

BORN TO RUN』で描かれた薄底シューズは「速く走れる」といっているわけではありませんでした。「故障しにくい」と書かれてあるだけです。故障しなければ練習量が増えて速く走れるだろう、という理屈でした。厚底シューズと薄底シューズ、あたなならどちらを選びますか?

私はナイキのソーラーソフトサンダルの大ファンです。似たようなサンダルは他にありません。唯一無二の製品を出してくるため、他社を選べないのです。まるで「こはぜ屋」の陸王のように。

NIKEの「ヴェイパーフライ」この靴を現役時代に履きたかったです。時代は変わるものです。

※ちなみに高価なシューズであるため本番レースのみ「ヴェイパーフライ」を履く人がいますが、上記のとおり普段の練習から履きなれていないと実力を発揮できません。練習も本番と同じシューズを履くというのが正しい選択です。

ヴェイパーフライのお求めはこちらから

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雑誌『ランナーズ』のライターが語るマラソンの新メソッド。ランニングフォームをつくるための脳内イメージ・言葉によって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。

(本文より)

【入力ワード】写真からランニングフォームを学ぼうとする人が多いので注意喚起したいと思います。写真からフォームを学ぶのはお勧めできません。写真というのは瞬間を切り取ったものなので、間違った解釈をする可能性があるからです。「振り上げた脚」(往路)なのか「戻ってきた脚」(復路)なのか、写真ではわかりません。大地を蹴ったように見えている脚が本当に大地を蹴っているのか、大地を蹴ったように見えているだけなのか、写真からはよくわからないからです。写真で振り上げた膝の高さを見て「ふむふむ、膝はここまで上げるのか」と思い込んでマネするのもよくありません。慣性の法則で結果として脚がそこまで上がっているだけで、実際のランナーの意識としてはそこまで上げようとしていないかもしれません。「結果としてのフォーム」と「ランナー本人の走るときのフォーム意識(入力ワード)」は、必ずしも同じではないのです。

【腹圧をかける走法】そもそも息をするのは、酸素を吸うためです。吐くことよりも、吸うことに意識をおくほうが自然な発想です。肺の中に残っている空気(残気量)は、どうせゼロにはできないのです。吐き切るという努力は、動かない壁を押すような無駄な努力です。そこに力を割くべきではありません。持ち上がらないバーベルを無理やり持ち上げようと喘ぐと、余計に息が苦しくなってしまいます。楽に息するのとは真逆のことです。それよりも思いっきり吸うことです。そのための走法が腹圧をかける走法です。肺を絞って痩せた人のように走るのではなく、腹はたるんたるんと力を抜いてだらしなく腹が太った人のように走ります。そもそも重力は下向きなのだから、横隔膜を下げることは理にかなったことです。それに対して、吐き切ることを意識すると、重力に逆らって横隔膜を持ち上げながら肺を絞らなければなりません。どちらが楽にできると思いますか?

【ストライド走法】ピッチ走法には大問題があります。実は、苦しくなった時、ピッチを維持する最も効果的な方法はストライドを狭めることです。高速ピッチを刻むというのは、時としてストライドを犠牲にして成立しているのです。

【踵落としを効果的に決める走法】私はカラテ素人ですが、サブスリーランナーとして、すくなくとも「踵落とし」を無力化する方法をすぐに思いつくことができます。答えはカンタン。攻撃側が踵を振り上げて止まったポイント(これを上死点といいます)に、自ら打撃ポイント(脳天など)を近づけていくことです。上死点では運動エネルギーがゼロになっているために、破壊力もゼロです。上死点から距離をとらないことで「踵落とし」というキックを無力化できます。
ストライドを稼ぎたいあまりに、未熟ランナーほど振り出した前足が最も伸びきったところで着地してしまうのです。つまり「膝が伸びきったまま」「踵から着地」してしまうのです。これは「踵落とし」の運動エネルギーがゼロになっている上死点で着地してしまっているのと同じことです。これでは速く走ることはできません。

言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化して速く走れるようになる新理論の書。言葉による走法革命。とくに走法が未熟な市民ランナーであればあるほど効果的です。本書はあなたのランニングを進化させ、市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」「ハサミは両方に開かれる走法」「腹圧をかける走法」
マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」
究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」
●【肉体宣言】生きていることのよろこびは身体をつかうことにこそある。

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