このページでは車中泊の旅に使えるメインバックは、バックパックではなく、ボストンバックのような上部に大きく開くタイプのバッグとクーラーボックスだということを書いています。
参考にしてください。

風まかせ。気分次第でどこにでも行ける車中泊エクスカーション
ハルトです。みなさん今日も放浪してますか?
この週末は二泊三日の車中泊エクスカーションを考えています。三浦半島横須賀方面に行くつもりですが、そっちには行かないかもしれません。
私にとって車中泊は、無目的海外放浪バックパック旅の延長であり、立ち位置的なものはまったく同じです。
どこに行くか、どこに泊まるかは行ってみないとわかりません。
すべては風まかせ。気分次第でどこにでも行ける。
移動手段が車に、宿泊手段が車に変わっただけ。
さあ、ここからが放浪のバックパッカーの本領発揮というわけです。
最強のバックパック=スリーウェイバックは車中泊には不向き
バックパッキング放浪と同じスタンスの車中泊ですが、旅のメインバックにバックパックは使用しません。
バックパックというのは持ち運びやすい反面、荷物が取り出しにくい欠点があるからです。
バックパックの下の方に入った荷物は、手を突っ込んでもたぶん取り出せません。
基本的に荷物を全部出すことになります。
車中泊の場合、荷物は車が運びますので、持ち運びやすいというバックパックのメリットは生きてきません。
むしろ取り出しにくいというデメリットの方が大きくのしかかってきます。
私の場合はバックパックといってもスリーウェイバックというタイプを使っています。
あまりそう言う人を見かけませんが、こいつは放浪の旅では最強です。
①キャスター(コロコロ)で重さを感じず、転がせる。待ち時間などに一切重さを感じずに済みます。
②地面が汚い場合に背負って運べる。諸外国の地面はビックリするほどキタナイ時があります。
③ボストンバックのように使える。
という万能カバンを放浪旅では推奨しています。
しかしこれさえも車中泊の旅では使いません。
スリーウェイバックは「①キャスターで引っ張れる」というのが最大のメリットなのですが、車中泊では車が運ぶのでキャスターの意味はほとんどありません。むしろ諸外国のキタナイ路面を引きずって汚れたキャスターが周囲を汚してしまうデメリットのほうが大きいのです。
私はステーションワゴンタイプで旅を続けています。
二人旅の場合、走行中は荷物を布団の上に置いて旅するしかありません。

見てのとおりです。汚れやすいキャスターは邪魔にしかなりません。
むしろ取り出しやすさを重視したボストンバックがおすすめです。
チャックを全開にすればどこにシャツ、パンツがあっても簡単に取り出せます。
クーラーボックスは車中泊の必需品
車中泊のメインバックに関連して、忘れてはならないアイテムがあります。
それはクーラーボックスです。
車中泊をしていると、メチャクチャ使えるアイテムです。
冷たいビールを冷やしておくんだろうですって?
ビールはコンビニで買ってすぐに飲んでしまいますのでクーラーボックスなんて必要ありませんよ。
飲料を冷やす用途ではなく、車中泊の旅行中で購入した果物や魚の干物などを収納するのに使います。
とくに夏場の車内の温度は生ものの保存には危険ですから重宝します。
またクーラーボックスはテーブル替わりになります。
折り畳み携帯椅子とクーラーボックスがあれば、アウトドア居酒屋の完成です。
ボストンバックのようなソフトケースではなく、クーラーボックスのようなハードケースが役に立つ場面が案外ありますので常に持っていくことをオススメします。
もちろん容量のあるメインバッグのひとつとして活躍しています。
クーラーボックスだからって冷やすものを入れなければいけないというルールはありません。
衣服を入れてもいいし、何を入れたってかまわないのです。
車中泊の旅では、忘れ物をしないようにしたいですね。
