地球一周ランニング。間寛平アースマラソン(kanpei Earth marathon)

ランニング・マラソン・ダイエット
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youtube 始めました。(grandma-cuisine

note にて書籍『市民ランナーという走り方(グランドスラム養成講座)』を発売しています。

サンダルマン・ハルト|note
雑誌『山と渓谷』『ランナーズ』に執筆歴のあるモノカキ。市民ランナーの三冠王(グランドスラム達成)。現在は仮想地球一周(二周目)に挑戦中。アウトドア派の旅人。世界旅行者。

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このページでは、間寛平さんのアースマラソンについての記事を書いています。

その挑戦の難易度とは?

私も現在「バーチャルランニング地球一周走り旅」というものに挑戦しています。似たような挑戦をしているからこそ、気づく点がいくつかあります。

同じランナーだからこそわかること。旅人だからこそわかること。

一般の人が想像しにくいそれらの点について書いています。

ところで寛平さん、ランナーは普通キャップで走るのですが、なんでハットにしたんでしょうね?(笑) 

それだけは最後まで謎でした。ただのオシャレかな?

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【この記事を書いている人】

瞑想ランニング(地球二周目)をしながら心に浮かんできたコラムをブログに書き綴っているランナー・ブロガーのサンダルマン・ハルトと申します。ランニング系・登山系の雑誌に記事を書いてきたプロのライターでもあります。日本脚本家連盟修了生。その筆力は…本コラムを最後までお読みいただければわかります。あなたの心をどれだけ揺さぶることができたか。それがわたしの実力です。

初マラソンのホノルル4時間12分から防府読売2時間58分(グロス)まで、知恵と工夫で1時間15分もタイム短縮した頭脳派のランナー。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。ちばアクアラインマラソン招待選手。ボストンマラソン正式選手。地方大会での入賞多数。海外マラソンも完走多数(ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、ユングフラウ、ロトルアニュージーランド、ニューカレドニアヌメア、ホノルル)。月間走行距離MAX600km。ランニング雑誌『ランナーズ』の元執筆者。『市民ランナーという生き方(グランドスラム養成講座)』を展開しています。言葉の力で、あなたの走り方を劇的に変えてみせます。

また、現在、バーチャルランニング『地球一周走り旅』を展開中。ご近所を走りながら、走行距離だけは地球を一周しようという仮想ランニング企画です。

そしてロードバイク乗り。朝飯前でウサイン・ボルトよりも速く走れます。江戸川左岸の撃墜王(自称)。スピードが目的、スピードがすべてのスピード狂。ロードバイクって凄いぜ!!

山ヤとしての実績は以下のとおり。スイス・ブライトホルン登頂。マレーシア・キナバル山登頂。台湾・玉山(ニイタカヤマ)登頂。南アルプス全山縦走。後立山連峰全山縦走。槍・穂・西穂縦走。富士登山競争完走。日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走。などなど。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。

その後、山ヤのスタイルのまま海外バックパック放浪に旅立ちました。訪問国はモロッコ。エジプト。ヨルダン。トルコ。イギリス。フランス。スペイン。ポルトガル。イタリア。バチカン。ギリシア。スイス。アメリカ。メキシコ。カナダ。タイ。ベトナム。カンボジア。マレーシア。シンガポール。インドネシア。ニュージーランド。ネパール。インド。中国。台湾。韓国。そして日本の28ケ国。パリとニューカレドニア、ホノルルとラスベガスを別に数えていいなら訪問都市は100都市をこえています。(大西洋上をのぞいて)世界一周しています。ソウル日本人学校出身の元帰国子女。国内では青春18きっぷ・車中泊で日本一周しています。

登山も、海外バックパック旅行も、車中泊も、すべてに共通するのは必要最低限の装備で生き抜こうという心構えだと思っています。バックパックひとつ。その放浪の魂を伝えていきます。

千葉県在住。夢の移住先はもう決まっています!!

※この稿の内容は以下のとおりです。

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走った距離が足りない理由。極点に近づくほど地球一周は簡単になる

ランニング20,000km、ヨット16,000km=36,000kmとアースマラソンは総括しています。

あれ? 地球一周は約40,000kmなのですが、距離が足りなくありませんか?

理由はすぐに思い当たりました。

これは赤道付近を通過していないからでしょう。

間寛平さんは主に北半球を走ったのですが、当然ながら緯度が高くなるほど地球一周の距離は短くなります。

地球は丸いので、極点に近づくほど距離はゼロに近くなります。

『世界の果てまでイッテQ!』というテレビ番組で、イモトアヤコさんが、南極点を中心に「地球一周~」とギャグを飛ばしていました。彼女も地球一周のフィニッシャーですね(笑)。

そういう意味では「人類初の徒歩による地球一周」をしたのは間寛平さんではなくアムンゼンではないかと思います。人類ではじめて南極に立ったアムンゼン探検隊が、南極点にポールを立てた後、ポールの周りをぐるっと一周しなかったとは考えられないからです。

まあ冗談はさておき、寛平さんがぐるっと地球を走って一周してきたことは確かです。

海は、風の力を利用したヨットをつかって渡りました。

これまで誰もやらなかった難易度マックスの挑戦でした。

その挑戦がどのようなものだったのか、以下にまとめてみました。

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間寛平アースマラソンとは?

2008年

12月17日 大阪スタート。間寛平59歳。

2009年

1月1日 鴨川からヨットでアメリカに向けて出航

3月11日 ロサンゼルスに到着(太平洋ヨット横断航海70日12,710km)

アメリカ横断(カリフォルニア州→ネバダ州→アリゾナ→ニューメキシコ→コロラド→カンザス→ミズーリ→アイオワ→イリノイ→インディアナ→オハイオ→ペンシルバニア→ニュージャージー→ニューヨーク州)

7月9日 ニューヨーク到着(アメリカ横断118日4,830km)

7月15日 フランスに向けてヨットで出港・大西洋横断

7月20日 寛平さん、大西洋上で60歳の誕生日

8月17日 仏ル・アーヴルに到着(大西洋ヨット横断航海35日6,519km)

ヨーロッパ横断(フランス→ベルギー→オランダ→ドイツ)

10月2日 デンマーク・コペンハーゲンに寄り道(2016年夏季オリンピック開催地を決めるIOC総会があった。東京はリオデジャネイロに敗れる)

ヨーロッパ横断(ドイツ→チェコ→スロバキア→ハンガリー→セルビア→ブルガリア→トルコ)

12月14日 イスタンブール・ボスポラス海峡(ヨーロッパ走破。アジアに入る)

2010年

1月14日 前立腺がんを公表(ホルモン治療しつつRUN継続)

アジア横断(トルコ→イラン→トルクメニスタン)

4月20日 飛行機でサンフランシスコに飛び、前立腺がんの放射線治療(~6月17日)

6月19日 トルクメニスタンに戻り、中断地点からアースマラソン再開

アジア横断(トルクメニスタン→ウズベキスタン→カザフスタン→中国)

12月27日 中国・青島チンタオに到着。ヨットで福岡へ渡る。

2011年

1月4日 福岡上陸

1月21日 大阪ゴール。間寛平61歳。

2年がかりの大挑戦でした。

ランニング20,000km、ヨット16,000km=36,000km

だということです。

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ランニングの難易度(単純な距離)を検証する

「地球一周なんてすごすぎる」と先入観で決めつけずに、まずはどれぐらいの難易度だったのか検証してみましょう。

非ランナーの方には、ランニング中毒患者がどれだけ走るか、わかり難いところもあると思います。

ロードバイク乗りほどではありませんが、ランナーも距離感がぶっ壊れた人が多いです。そのような人たちのことを知らないと、一般の人は自分のモノサシだけで難易度を測ってしまうことでしょう。

ここでは市民ランナーのグランドスラムの達成者である私ハルトが、自分の走力を参考値として、アースマラソンの難易度について検証してみます。

まずは単純な距離についてですが……

ランニング20,000kmといっても、それがどれぐらいの距離なのか、まったくイメージがつかめません。

そこで一日単位で考えると、平均すると寛平さんは一日40kmほどの距離を走っていたそうです。

一日40km!! とランナーでない人はびっくりするかもしれません。

確かにフルタイム勤務のサラリーマンには不可能に思えるような距離です。

しかし一日40kmは、実はそれほどの難易度ではありません。

他に仕事も何の用事もなく、前に進むことだけが一日の行事だったらば、ですが。

寛平さんはアースマラソンのあいだ、走ることが仕事でした。すべての時間を走ることに費やすことができました。

心のバイアスを取りのぞくために、たとえば、こういう事実を知ればどうでしょうか?

江戸時代の参勤交代で武士は一日30kmほど歩いています。歩きにくい正装で。大名を駕籠で担いで歩いた人も含めて。もちろんランニングシューズなんて履いていません。わらじ履きでしょう。

世に名高い羽柴秀吉の「中国大返し」は、10日で230km駆け戻っています。明智光秀を討つ山崎の合戦の前に、兵士の士気をあげようと姫路城の金銀財宝をばらまいたりしていますので、10日間は行軍ばかりではありませんでした。一日に50kmぐらい歩いているのではないかと思います。軍事行動なので重たい武器や鎧、兵糧を身につけた上でのことです。その上でゴール地点で明智光秀と力の限り戦争しているのです。以逸待労といって兵法ではやっちゃいけない戦術なのですが、勢いに乗って秀吉は勝ってしまいました。

鎧・兜で長槍持ってわらじ履きで一日50km行けるのですから、ランニングシューズの軽装で40km走ることは実はさほど難しいことではありません。なんとなくイメージがつきましたでしょうか。

単純な距離だけならば、心拍数が上がらないようなペース(呼吸が乱れないほどゆっくりペース)で一日かけてゆっくりと走ればいいのです。

そんな距離走るのは無理だ、という先入観、心の壁さえ取り壊せれば、単純な距離だけだったら寛平さんのような超人じゃなくても普通の人でも走れます。

地球一周走り旅。イントロダクション。仮想地球一周プロジェクトを開始します
比叡山に千日回峰行という荒行がある。修行僧が草鞋履きで山中をひたすら歩く巡拝である。1日84kmを歩く「京都大回り」を100日行うなど、7年かけて4万キロを歩く超荒行である。とても常人になしえることではない。途中で行を続けられなくなったら自...
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サブスリーランナーがアースマラソンに挑戦したら?

走る習慣がない人は、ランニング20,000kmなんて超人的な距離だと思うのでしょうね。

偉そうにいうならお前の場合はどうなんだ、と言われそうなので、私の場合を参考値として書いておきます。

書籍『市民ランナーという走り方(グランドスラム養成講座)』まえがき
アスリートたちは「走っていない人を新たに走らせる」チカラをもっています。言葉の力で「走っていなかった人を走らせる」ことはできないものでしょうか? 走る魂が、禅の悟りの境地に近づくことが、本当の意味で生きることだと信じています。
市民ランナーの三冠・グランドスラムの難易度
市民ランナーのグランドスラムは脚力だけでは達成できません。グランドスラムが難攻不落なのは、「金」「時間」「幸運(エントリー通過)」という鉄壁に守られているからです。

私は走歴18年ぐらいのフルタイム勤務の市民ランナーです。月間走行距離は最高で600km/月でした。

月600km走った月でも、仕事で疲れていたり、大雨の日には走りませんでした。休養日もありました。実働20日として平均一日30km走ったことになります。正確には土日に40km強ぐらい走って、平日は仕事後に20km強走って達成した数字です。

これは雑誌『ランナーズ』オクトーバーランという企画のために無理して走った距離で特殊な例です。

オクトーバーランとは何か? 生涯最高月間走行距離600km
10月の月間走行距離を競い合いましょう。基本的にランナーは「競争大好き」種族であり、この競争は非常にもりあがります。競争が盛り上がるということは、自分の走行距離が跳ね上がるということです。

普段の走行距離はすくなく見積もって半分の月間300kmぐらいでしょうか。

300km×12ヶ月×走歴18年=64,800km。

地球一周は約40,000kmだといわれていますので、単純な距離だけだったら、私の生涯走行距離は軽く地球一周していることになります。

比叡山千日回峰行者はウルトラマラソンランナーに似ている
巡拝しながらの膨大な時間も、みほとけのことや、衆生救済のこと、悟りについて、ずっとずっと考え続けているんだろうな。ランニングも禅や瞑想に似ているから、よくわかるよ。面壁九年と同じことなんだ。千日回峰行は

シリアスランナーだったので、スマホなんかを持ち歩いて走るはずもなく、ログをとっていないので証明できませんけどね。

実際のところマラソンを本当に強くなりたかったら、走行距離が短くてもスピードを上げて走った方が心肺機能が鍛えられて強くなるので、あまり距離にはこだわっていませんでした。

このように実際に距離だけならば地球一周分の4万キロを走破するのは、ランニング中毒患者にとってはさほど難しいことではありません。

脳内モルヒネ。快楽のランニング中毒。世界が美しく見える魔法
走らないと気分が爽快にならないという人は、もう完全にランニング中毒にかかっています。
【禅・瞑想ランニングのやり方】今この瞬間の歓喜のために走る
瞑想ランニングのやり方を文字で書くと、座禅の瞑想のやり方と完全に一致します。信じられないかもしれませんが、走ることが幸福につながるのです。それが【世界が美しく見える魔法】走るために生まれた、ということの意味なのです。幸福を追求しなければ「走るために」生まれた甲斐がありません。瞑想ランニングは幸福追求のためにするのです。

市街地のアスファルトの上なら、ね。

アースマラソンの難しさは、むしろ別のところにあります。

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案ずるより産むが難し。自然環境環境、走路こそが最大の敵

まず、実際に地球一周するためには太平洋、大西洋を渡らなければなりません。

海の上は走れませんので、寛平さんは風力によるヨットを選択しました。

ここでエンジンを使った動力を使わなかったのは、機械化文明の力を使えば簡単に地球一周なんかできてしまうからでしょう。

達成難易度が高ければ高いほど、達成した寛平さんの行為の価値はあがります。

帆船の上では大波、大風。ヨットは揺れて揺れてたいへんでした。それを70日間も……

私だったら船酔いでゲロゲロです。一日二日でリタイアしていると思います。

昔、咸臨丸で勝海舟がアメリカに渡った時も、船酔いでほとんど病人のように寝ていたそうです。

ヨットの段階でほとんどの人はリタイアしてしまうことでしょう。

走力とは別の能力になりますが、これだけでも寛平さんは超人です。

寛平さんが走るのは平坦なアスファルト道路ばかりではありません。

坂道もあります。雪の大地もあります。砂漠・土漠もありました。雨の日も、風の日も、吹雪の日もあったのです。道なき道もありました。マイナス19度の極寒の地を走ったこともあるそうです。

ランニングウェアだけでも何種類も必要でした。着替えも必要です。

もうひとつ。ルートの問題もあります。

どこを走ればいいのか。ルートがわからなかったら、砂漠のど真ん中で立ち往生してしまいます。

ルートを間違ってヒマラヤ山脈を越える旅になったら、マラソンというよりも登山装備が必要です。

紛争地帯を走るわけにはいきませんから『深夜特急』的な旅人の感受性も必要になってきます。

沢木耕太郎『深夜特急』大沢たかおと有吉弘行。ペナン風チャークイティオ。美味の隠し味は、魔法のゾウキン
味の秘訣はどうやら魔法の雑巾にあるようでした。とにかくありとあらゆるところを拭きまくっています。1枚ですべての場所が拭けるとは、まさに魔法のゾーキンです。帰国後、このチャークイティオをどうにかして再現したいといろいろ試しましたが、どうしてもあと一歩のところで本場の味を再現できませんでした。あの魔法のゾウキンがなければ、おそらくあの味は再現できないのではないか? 私は本心からそう思っています。

もちろん道を間違えないようにするブレインが必要でしょう。

放浪の画家・山下清は目的地にたどり着くために線路を利用したそうです。線路上なら道に迷いません。道路だとどちらに進めばいいのかわからなくなります。知らない外国の道を目的地に向かってまっすぐに走れるものではありません。

放浪の大先輩。山下清のルンペン旅。天才画家の乞食行脚、乞うたのは清々しいもの美しいもの
このページでは放浪の大先輩山下清のとくに放浪の部分について語っています。 私は放浪の旅人です。 放浪した国や箇所だけなら山下清以上です。 歩いた距離(走った距離ですが)も山下清をはるかに上回っています。 しかし、山下...

ましてやオフロード(非舗装道路)を通ってどうして目的地にたどり着けるでしょうか。

「案ずるより産むが難し」「想像するよりも、行うが難し」です。

もっとも問題なのはアジアの交通事情ではなかったかと思います。

昔から馬車文化があり、車社会に近代化するのが早かったヨーロッパでは歩車道分離がちゃんとしていて、ランナーが安全に走れる道が多いのですが、アジアは違います。

アジアの道路は車のことしか考えていない、歩行者のことなんかまるで考えていないという道路がたくさんあります。

実際、寛平さんも、歩道のない道路をよく走っていました。

車がすれすれのところを走っています。これがどれほどランナーにとって恐ろしいことか!!

自分の生命は他人まかせです。運転手がミスしたら轢死体です。

むしろ一番危険だったのは、吹雪でも砂漠でもなく、交通事故だったかもしれなません。

危機を危機と認識する前に、死ぬときは一瞬という最も危ない場所が、実は歩道のない車道だったりするのです。

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たったひとりでできる挑戦ではない。

わたしもリアル地球一周ランニングを考えたこともありますが、ちょっと考えて無理ゲーすぎて諦めました。

(飛行機を使って旅人としてほぼ地球一周しています)

地球一周ランニングは単独で挑戦できるものではありません。

寛平さんが走ることだけに集中できるように、コーディネーターがつきっきりでお世話をしたのだろうと思います。

見てきたように、走ることに集中するためには、食事や着替え、ルート選定などは別の人にまかせたいところです。

アースマラソンにはトヨタなど大企業の提供で車(プリウス)が並走しています。スタッフがルート確認をしていただろうと思います。

走ることでつかった莫大なカロリーを補給しなければなりません。寛平さんが走るのは、都市が無秩序にひろがった日本の市街地ではありません。日本と違い外国の街は、昔の城塞都市の名残でしょうか、街と自然とがはっきりとわかれていることが多いのです。

市街地を外れると自然しかないという場所がたくさんあります。ちょっと走ればコンビニで何でも買える日本とは根本的に違うところを寛平さんは走ったのです。

飲み水も死ぬほど重要です。サポートカーに大量の水分が用意されていたのでしょう。

トイレも重要です。まあそこらへんでしちゃったんでしょうけれど、ないと思って走った方がいいでしょう。映像には残っていません。

ずっと走り続けるためには着替えも重要です。毎日汗びたの同じ服ばかり着れませんが、毎日洗濯するわけにもいきません。着替えのストックも大量に用意されていました。

夏のランニングウェアだけでは地球一周は無理です。エスキモーのような真冬の格好をして走っていることもありました。

運搬スタッフがいないとできないことです。

毎回ホテルというわけにもいかないでしょうから、車中泊もやっただろうと思います。

車中泊の持ち物リスト
カップラーメンを歯ブラシの柄で食べたことがある人、いますか? 車中泊で日本一周している管理人が、車中泊の持ち物リストをまとめました。 割り箸とか、お風呂のタオルとか、歯ブラシとか、忘れがちです。参考にしてください。 あ! いちばん大切なのは現金とキャッシュカード・クレジットカードですよ。

その他に撮影スタッフもいました。演出家と呼ばれる人物もスタッフの中にいたようです。

企業のサポートだけでなく、寛平さんが名前の知られた芸人だからこそ、その挑戦を映像化して売ることがはじめから企画の中に入っていました。経済大国の成功したタレントなのでランニングがショー化できる(収益化できる)ことが、人類最初のアースマラソンを可能にしたのです。

旅の途中で盗難にも遭っています。外国で領事館まで走ってなんて行けませんよ。サポートカーあっての緊急対応です。

パスポートの不携帯で警察に止められたこともあったそうです。

在留資格の緩和
どうもハルトです。みなさん今日も楽しい旅を続けていますか? ビザ。査証免除 特に特徴のない地方都市で暮らしているのだが、最近、ものすごく近所にも外国人が増えてきた。散々海外放浪旅をやってきたので、諸国で歓迎してもらった恩返しのつもりで、...

このようなトラブルは旅行者の知恵で解決すべき問題で、走力とは別の能力です。

ニューバランスが靴やウェアを提供しています。こうして挑戦から10年以上たった今も振り返る人がいるのですから、提供した甲斐のあるアスリートだったといえるのではないでしょうか。

足へのダメージを減らす「すり足走法」で走り続けたため、靴底が何足もボロボロになりました。ニューバランスのシューズの提供で助かったそうです。

そもそも挑戦の途中で癌が判明したというのも、健康診断を受診したからであって、サポート体制が万全であったことを証明しています。

やはり一人で挑戦できるようなことではありません。

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実は間寛平は超人

手厚いサポート体制があったことは確かですが、代わりに走ってくれるわけではありません。自分の脚で地球一周した寛平さんの脚力はホンモノです。

実は間寛平さんは超人です。知る人ぞ知る長距離ランナーなのです。

24時間テレビのチャリティーランナーとしては、1993年に200kmを走り、1995年には600kmを7日間で走破されています。

フルマラソンこそ3時間8分台のベストタイムなので私のタイムの方がまさっていますが、距離が100km以上になると、もうまったくかなわなくなります。距離が長くなるほどに、寛平さんに全くついていけなくなります。

《サブスリー養成講座》

マラソン初心者が習得すべき走り方。膝は水平になるまで折りたたむ(アトムのジェット走法)
「アトムのジェット走法」とは、下腿を地面と平行になるまで後ろ側で折りたたむ走法のことです。たったそれだけで魔法にかかったように走るのが速くなることでしょう。
速く走るための技術『踵落としを効果的に決める・走法』
『効率的なランニングのメソッド』は、『かかと落としの効果的なきめ方』を考えることで見えてきます。『かかと落とし走法』とは、振り出した前足を空中をひと掻きして戻してきて、スピードが乗った状態で着地する走法です。その方が地面に加えるエネルギーが大きいことがわかると思います。『かかと落としの効果的なきめ方』の理屈と同じです。
スピード練習しなければ、スピードにふさわしいフォームは身につかない。動的バランス走法
体ごと体重を前に投げ出して、普通だったら倒れるものを、足を送ることでギリギリのバランスで支える。前に進んでいないとフォームを維持できないフォーム。これを「動的バランス走法」と呼んでいます。
逆説のランニング。ストライド走法の極意「ハサミは両方に開かれる走法」
ストライド走法では、地面を蹴るのではなく、宙に振り出した方の脚に意識を向けます。 片方の脚を意識するだけで、結果として両方の脚を動かすことができます。 なぜならハサミは両方に開かれるからです。
走りの技術。ヤジロベエ走法(旧名・天秤走法)。腰椎の一点で上半身のバランスをとる走法
ヤジロベエ走法とは、腰の筋肉を緩めて、腸腰筋を力強く使うための走法のことです。
戦闘速度のフォーム。「ヤジロベエ走法」(天秤走法)+「ハサミは両方に開かれる走法」
「天秤走法」とは脊柱を直立・中立させて、支柱前後の筋肉を交互にピストン運動させる走法のことです。「ハサミは両方に開かれる走法」と組わせると、必殺走法が完成します。

寛平さんはスタルタスロン246kmを3回も完走しています。ひええ。おっそろしい~。どうやれば246kmなんて完走できるんだか。私にはとても無理です。

ウルトラマラソン完走必勝法『ばあちゃん走法』について
ランニング・ウルトラマラソン完走講座『必殺・ばあちゃん走法』(内股ピッチ走法)。女性のように内股で、おじいちゃんのように細かくピッチを刻め

必殺ばあちゃん走法だけではなく、もっと他の工夫が必要だったようです。

そもそもチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンのコースは、コースディレクターが間寛平さんの練習のために設定したコースが基になっているそうです。

【チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン】ウルトラマラソンの途中に自宅があったらランナーはどうなってしまうのか?
ウルトラマラソンの途中に自宅があると、完走できません(笑)。人間は弱いものです。マラソンだったら暑いぐらいだったら寒い方がマシですが、ウルトラマラソンでは寒いぐらいだったら暑いほうがマシと思って服装を選択してください。

距離が伸びるほど、強さが際立ってくるのが長距離ランナー間寛平なのです。

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ガンを乗り越えて地球一周ランニング達成

アメリカ横断が終わるとまたヨット。今度は大西洋横断です。船に酔わない方なんでしょうね。私はホエールウォッチング船で船酔いし、それから二度と船に乗らないと誓っています。

階段も登れないほど、脚がボロボロになったときもあったようです。

私は100kmウルトラマラソンを完走していますが、チャレンジした当日よりも、一晩寝た翌日の方がはるかにダメージが体に来たことを覚えています。

【四万十川ウルトラマラソン】超長距離の走り方と心の持ち方(グランドスラム達成)
ランニングの要諦は宙に浮くことです。ウルトラマラソンといえども宙に浮くことを忘れないでください。宙に浮いているあいだは力を使いません。宙に浮いている時間が長ければ長いほど楽な走りといえます。

もちろんアースマラソンの寛平さんは「もっとゆっくり」「足を上げないスリ足」で走ったのですが、それにしても、すごい挑戦だったと思います。

前立腺がんの発見でアースマラソンは一時中断しました。14時間の手術をしたそうです。2か月の中断がありました。

アメリカで治療して、また戻ってきて、走るのを中断したその場所から再び走り始めたのです。お遍路さんを分けて行うようなものですね。

走れないほどの吹雪の日もありました。

日射を避けて夜間走をしたこともありました。砂漠や赤道付近の暑い地域では、昼間寝て夜になると活動するライフスタイルを選択している人たちが少なからずいます。

途中で何度もやめたくなったでしょうが、これ(地球一周ランニング)をできるのは自分だけだ、という気持ちで寛平さんは走ったのだと思います。

ゴールした時「おれは幸せ者だ」と寛平さんは叫びました。心からの叫びだったと思います。

とてもひとりでできる挑戦ではありませんでした。

経済大国の有名人というポジションをとれたからこそできた挑戦でした。

前立腺ガンという危機を乗り越えて人類初の地球一周を達成した間寛平さんは現代の英雄です。

多くの人たちがサポートしてくれたからこそ、成し遂げられた。

だから彼は心から叫んだのでしょう。おれは幸せ者だ、と。

https://arikura.com/grand-slam/


靴下は片方だけ穴が開く。ザムストのランニングソックス『ZAMST HA-1』を片方だけ売ってくれと会社に掛け合ってみた結果
長時間走り続けると、足裏のバネがへたって、アーチが落ちてきます。偏平足ぎみになってしまうんですね。 それを独自の編み方で支えてくれるのがザムストのソックスです。勝負レースに本当におすすめですよ。 アフターケアもばっちりです。私はザムストでサブスリーを達成しました。

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