なりふり構わず前に進め。ただし、力を抜いて

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どうもハルトです。みなさん今日も元気に走っていますか?

さて今日のサブスリーランナー達成講座は最大スピードについてです。ラストスパートの時のフォーム。マラソン用に抑えたスピードではなく全力疾走のことです。

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脱力は技術である

『大腿骨が振り上げた勢いと脱力で前にスポッと抜けるようなイメージ』で走ってみてください。股関節の関節包が意識できるぐらい脚の力を抜きます。

振り上げた大腿骨が水平になるぐらいのイメージで腰からぐいっと前に突き出します。その際、大腿骨が股関節からスポッと抜けて前に投げ出されるぐらいのイメージで股関節を脱力します。そのぐらい脚の力を抜く、ことが本稿の要諦です。大切なのは脱力すること。

リラックスしないと、対抗筋で抑えながら主動筋を動かすようなものだから、本当の力を発揮できません。

股関節の力を抜いて、脚を前に振り上げたとき、そのまま股関節が外れて前に抜けるようなイメージで走るといいでしょう。「股関節を前に投げ出す」ようなイメージです。投げ出した大腿骨は関節包がゴムのように受け止めて戻ってくるとイメージすると、股関節の力が抜けますよ。

①脚の力を脱力することで腸腰筋のみで大腿骨を持ち上げる。

②腸腰筋は腰椎が起点であるため、大腿骨を振り上げようとすると腰が起きて上半身が起きる。腰を入れないと、大腿骨を投げ出すことはできません。

③腰がぐっと張って、お尻の筋肉が使えるようになる。

もちろん実際には関節包があるので大腿骨が前に投げ出されることはありません。関節包の存在が意識できるぐらい力を抜くという意味です。脚は振り上げる時は脱力します。

骨盤を立てないと、そのように感じることは難しいと思います。腰が落ちていたり、骨盤が寝ていることを改善します。

また、大腿骨を勢いよく振り上げることは、膝を曲げずにできることではありません。脚を折りたたむことは意識しなくても勝手に達成できていることでしょう。足裏ジェット走法の進化形です。

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カタにこだわりすぎるのが、日本文化のよくないところ

このフォームは圧倒的にスピードが出ます。どちらかといえばマラソンよりは100m走向き、ラストスパート向きのフォームですが、大きなフォームを使えるようになった上での小さなフォームは巡航時の余裕度が違います。

大きな身体の使い方を知った上で小さな動きをすることは楽なのです。結果、サブスリーに近づきます。

また何度も繰り返しますが、複数のフォームを持とうというのはハルトのサブスリーランナー達成講座のキモです。

カタにこだわりすぎるのが、日本文化のよくないところです。茶道も、舞踊も、武術ですらそうです。カタというのは一流の先人のマネのことです。マネするあまり自分を失っては元も子もありません。

カタを追求するあまり、ダイナミズムを失うことがある。強さを失うことがある。面白さを失うことがある。

ランニングで言えばカタというのは理想のフォームのことです。この理想を追求することが目的ではありません。目的は速く長く走ること。サブスリーを達成することです。

そのためのフォーム改善です。目標の達成にフォームが邪魔なら、容赦なくフォームなんか捨ててしまいましょう。

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精神力は前に進むために使え

理想のフォームを維持することに力を使いすぎると、タイムが遅くなります。フォーム(入力意識)というのは現在一番使える筋肉によって変わってくる、というのがこの講座の最大のキモです。

そもそもフォームはひとつでないから奥が深いのです。飽きが来ないのです。いつまでも発見があるのです。

決まり切ったフォームが一通りしかないのなら、ランニングほど簡単なスポーツは他にありません。

もしもランニングが奥が深いとするのならば、それはこのフォーム(入力意識)の多様さあってのことです。

たくさんのフォームを多彩に使って前へ進むこと。精神力はフォームの維持ではなく、前へ進むためにこそ使うべきです。

たとえば「全身を一本の棒のようにして、棒が前に倒れるのを反射的に足を前に出して支えようとするのが理想のフォーム」というランニング理論があります。この理論はすばらしいもので、本番マラソンで駆使すべきものですが、欠陥があります。一本の棒のフォームをずっと維持しようとすると腰の筋肉がずっと張りつづけることになります。

全力ダッシュの時には体幹は「倒れる一本の棒」のようにはなりません。すっと中立・直立し、一蹴り毎に腰の筋肉は緩んだり緊張したりを繰り返しているはずです。そもそも筋肉というものはポンプのように収縮と弛緩をくりかえして使うものなのです。

「一本の棒」フォームは素晴らしいフォームですが、腰の筋肉が張りつづける結果、やがては維持できなくなります。

そうしたらどうすればいいか。腰の筋肉を緊張と弛緩を繰り返して血流を促す第二のフォームにシフトすればいいのです。

『股関節の関節包が意識できるぐらい脚の力を抜く』フォームは、ひとつの入力意識として紹介しました。

しかしこのフォームだけにこだわることなく、いろいろなフォーム(入力意識)を使いこなしてサブスリー達成を目指してください。

なりふりかまわず、前に進みましょう。ただし、力を抜いて。

※最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんのランニングの参考になりましたでしょうか。このブログでは他にもランニングの技術を紹介しています。よろしかったらこちらをご覧ください。

プロフィール


サンダルマン・ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のあるモノカキ。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。サブスリーランナー。グランドスラムの達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。台湾・玉山。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。アウトドア派の旅人

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はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!? 自由と社会との折り合いを模索するブログです。

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ソウル日本人学校の出身です。応援よろしく
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