札幌といえば「味噌ラーメン」なのはどうしてなのか?
北海道旅行に行ってきました。
1月の北海道は寒くて、冷たいものを食べたいという気になりませんでした。
あったかいものが、食いてえ。
ジンギスカンとか味噌ラーメンとか。
北海道といえば「味噌ラーメン」という印象がありますよね?
でもよく考えると、これって何ででしょうか?
味噌、醤油のブランド・メーカーというのは、日本中どこにでもある。
味噌というのは「手前味噌」という言葉もあるとおり、自分の家でつくることができます。さほど難しいものではありません。私も自分で味噌をつくったことがあります。
味噌の原料は大豆とお米(米こうじ)と塩です。トウモロコシが原材料というならわかりますが、別に北海道じゃないと取れない食材からできているわけではありません。
自分の家でできるぐらいですから、味噌は日本全国どこにでもあります。別に北海道だけにしかないってことはありません。
ちなみにしょうゆは味噌にくらべるとつくるのがたいへんですが、しょうゆのメーカーというのも日本中どこにでもあります。車中泊で日本中旅して見てきたので間違いありません。
さて、そんな日本中どこにでもある味噌のラーメンが、どうして「札幌といえば味噌ラーメン」ってことになっているのでしょうか。
札幌=味噌ラーメンは、『サッポロ一番 みそラーメン』の影響。
答えは「味噌ラーメンの発祥の地が札幌」だから。札幌のとある店が日本で初めて味噌ラーメンを提供したといわれています。
もっともこれには異論もあるようです。ありふれた味噌のスープをつかったラーメンなんて、はっきりいえば誰にでも考えつくことです。別に誰かの真似をしなくても、そういう料理は、各所で発生するものです。
たとえば「かき氷」のような誰でも思いつくものは、世界中で自然と誕生しています。誰かが誰かの真似をした、ということではないのです。
ましてや甲州「ほうとう」のような「味噌煮込みうどん」は昔からありましたので、これで味噌ラーメンを思いつくな、というほうが無理があります。
だから札幌といえば味噌ラーメンというのは、「発祥の地」説よりも、むしろ『サッポロ一番 みそラーメン』の影響だといったほうがいいでしょう。商品名が、イメージを決定的にしてしまいました。
もちろん多くの人が味噌ラーメンといってイメージする「コーン」「バター」は北海道の特産品です。
ラーメンの種類の分け方。料理法、スープの味、ダシの取り方
北海道といえば「味噌ラーメン」なのに対して、九州といえば「とんこつラーメン」よね!
ちょっと待て! 味噌ラーメンと豚骨ラーメンを並列に語るのは何か間違っていないか? 片方はスープの味の決め手で、片方はスープのダシの話しをしているんじゃない?
あら。また面倒くさいこといいだしたわね。
「味噌ラーメン」「しょうゆラーメン」「塩ラーメン」というのはスープの味の決め手(調味)の話しだけど、「とんこつ」というのはスープのダシの話しでしょ?
なるほど。つまり「豚骨ラーメン」と同じ種類の単語は「鳥ガララーメン」「魚介ラーメン」ってことになるのかな。
「わたし味噌ラーメンよりもとんこつラーメンが好き」っていうのは、ちょっといってる意味がわかんない。
とんこつ味噌ラーメンってあるからね
担々麵とか、ワンタン麺とか、ジャージャー麺とか、チャーシュー麺とかは、調理した上での具材とか、仕上がり具合の意味でしょ?
チャーシュー麺は大好きだけど、味噌ラーメンは大嫌いというのは、言葉づかいがおかしいのか。
そうそう。味噌ラーメンのチャーシュー麺ってあるからね。
言葉の種類が違う説はわかったけど、でもだいたい料理(味)のイメージ伝わるから、そんなに厳密に分けなくてもいいんじゃないかなあ??