リンパ管、リンパ球の謎を中学生にもわかるように説明する

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『ドラクエ的な人生』とは?

心の放浪者アリクラハルトの人生を走り抜けるためのオピニオン系ブログ。

書籍『市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座)』。小説『ツバサ』。『通勤自転車からはじめるロードバイク生活』。『軍事ブロガーとロシア・ウクライナ戦争』。Amazonキンドル書籍にて発売中。

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スーパー銭湯の休憩室を漫画喫茶のように利用する楽しみ

久しぶりに丸一日お風呂に入ってきました。お風呂の楽しみは入浴やサウナなどにもあるのですが、私は「休憩室」が大好き。そこには漫画が置いてあるのです。つまりお風呂でありながらマンガ喫茶のように休憩室を利用することができるのです。

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マンガ版『はたらく細胞』人気の秘密。主役は赤血球ではなく白血球

そこで読んだのが『はたらく細胞』という漫画。アニメはすべて視聴していますが、漫画を読むのははじめてでした。ストーリー自体はアニメとほぼ同じでした。つまりアニメはマンガのまんまです。それほど原作としてよくできた作品だということでしょう。わたしは健康オタクなので、勉強しつつ、楽しく読ませてもらいました。

この漫画は少年誌に連載されていました。少年誌といえばバトルシーンがなければ人気を獲得することはできません。そのバトルシーンを担っているのが免疫系の細胞たち。白血球(血中球)やキラーT細胞などが狂戦士化していてナイフで雑菌たちと血みどろのバトルを繰り広げているのです。なるほどこれなら少年漫画雑誌で人気をとれるのも納得です。相手が人間だと問題となるようなヤバい殺戮シーンも、人体に害をなす菌、ウィルス、癌細胞が相手なので「どんどん殺れ!」と応援したくなります。殺戮に成功すればするほど宿主の人間は健康になるわけですから。

なんとなく赤血球の女の子が主人公なのかと思っていたのですが、本作の主人公はあきらかに白血球でした。酸素を運ぶだけの地味な仕事の赤血球に比べて、雑菌と戦う白血球が主役になるのは当然のことなのでした。バトルシーンをになっているのは白血球ですからね。

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『はたらく細胞』を熟読してリンパ管に疑問をいだく

子供の頃に読んだ子供向けの『人体のひみつ』という本で赤血球、白血球、血小板ぐらいは教わった覚えがあります。動脈と静脈があることも知っていました。しかし『はたらく細胞』にはもっとたくさんのキャラクター(細胞)が登場します。マクロファージ(=単球)。キラーT細胞。制御性T細胞。ヘルパーT細胞。B細胞。NK細胞など。このように多くの「はたらく細胞」がいることは知りませんでした。子どもの頃に読んだ『人体のひみつ』には登場しなかった細胞たちです。なるほど、赤血球は今でも一種類ですが、白血球というのは細分化されていろいろな名称がついているのですね。最新の研究によって、白血球にもいろいろな種類があることがと判明したのでしょうか。勉強しながら読み進めたところ、マクロファージは白血球あつかいされているのですが、キラーT細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞などは白血球あつかいされていないのです。彼らはリンパ球という別の扱いとなっているのでした。これはいったいどういう意味なんでしょう。『はたらく細胞』を読んでいて私は疑問におちいりました。このリンパ管のことも『人体のひみつ』には出てきませんでした。このリンパというのはいったいどういう仕組みなのでしょうか?

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私の想像。わざわざ別だてで命名する以上、白血球とリンパ球は違うものなのであろう

NKナチュラルキラー細胞、キラーT細胞、B細胞などはリンパ球と呼ばれている仲間です。それに対してマクロファージはリンパ球という扱いではありません。白血球の仲間だと扱われているのです。

私は著作出版もある言葉の専門家(もの書き)です。『はたらく細胞』を読んでわざわざ「リンパ球」と「それ以外(=白血球)」に分けて命名しているってことは、白血球は血中に存在して、リンパ球はリンパ管の中に存在しているのだろうと想像しました。さらにリンパ管というからには中身はリンパ液に満たされているのだろうと想像しました。その中にはリンパ球がいるのであろうと想像されます。

言葉を別にするってことは性質を区別するってことですからね。

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※雑誌『ランナーズ』の元ライターである本ブログの筆者の書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。

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●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」って何?
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マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
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星月夜を舞台に、宇宙を翔けるように、街灯に輝く夜の街を駆け抜けましょう。あなたが走れば、夜の街はイルミネーションを灯したように輝くのです。そして生きるよろこびに満ち溢れたあなたの走りを見て、自分もそんな風に生きたいと、あなたから勇気をもらって、どこかの誰かがあなたの足跡を追いかけて走り出すのです。歓喜を魔法のようにまき散らしながら、この世界を走りましょう。それが市民ランナーという走り方です。

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Google先生にググって聞いてみた。ChatGPTにも聞いてみたが答えを得られず

この想像が正しいのかGoogle先生に聞いてみることにしました。ところがリンパ管をググって検索したところ、ますますリンパのことがよくわからなくなってしまったのでした。

リンパ管をググって検索してみると、YMYLアルゴリズム(医学的な知識は医者などの専門家の書いたサイトでないと検索上位表示されない)によって当然ながら医学・薬学系の会社や医者の書いたサイトが上位に表示されます。しかしそれらを読んでもなんだかよくわかりません。リンパ管のことが余計にわからなくなりました。

読んだ記事にはこう書いてありました。「リンパ管は血管のように循環していません。先端が閉じられていて逆流防止弁が付いていて一方通行です」「リンパ球はリンパ管の中を流れながら、全身を巡り、細菌や有害物質に備えています」とこんな風に書いてあるのです。は? 意味が分からないんですけど? 循環していないのに全身を巡るってどういうこと? 一方通行なのにどうやって全身をめぐるの? もしかしてリンパ管というのは上り線と下り線があるのかしら?

図を眺めると、たしかにリンパ管というのは「どん詰まり道路」になっているのです。これで全身を巡るためには動脈的な下り線(心臓から離れていく)と、静脈的な上り線(心臓に近づいていく)がなければなりません。はて? 面妖な。

わけがわからなくなったので生成AIの雄、ChatGPTにも聞いてみました。しかしChatGPT先生に聞いても求める答えは返ってきません。

ChatGPTとGoogleのSearch Generative Experience(SGE)対決(2023年11月の戦い)

「リンパ管の起点は閉じられており、どの組織ともつながっていません。リンパ液は静脈とつながる出口に向かって、一方向に流れています。半月弁があるため、基本的には逆流することはありません。」

と、リンパ管の説明に終始するのみです。そうじゃなくてリンパ管には下り線しか「ない」のかと聞いているんだよ!

生成AIがちゃんと答えないのは、既存の医者たちが書いた記事がはっきりとそのことを書いていないからです。

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ChatGPTも頼りにならないので、知人の医者に直接LINEで聞いてみた。人に聞くという最終奥義

Wikipedia先生にも聞いてみましたが、やはり明確な答えは書いてありません。

ChatGPTも頼りにならないので、知人の医者に直接LINEで聞いてみることにしました。「人に聞く」という最終奥義をぶちかましたのです。

するとあっさりと疑問は解決しました。

「リンパ管というのは鎖骨下静脈を目的地とする一方通行の下水管で、静脈的な中央部に戻るラインのみで、動脈的な末端へ拡がるラインはない」そうです。

なるほどそんなことどの医学・薬学系の会社や医者の書いたサイトにも書いてありませんでした。はじめから上り線のみ下り線はないと認識してから読めばそのように読めるのですが、その認識がないとはっきりと書いていないのでよく読み取れません。

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医者の悪文が誤解のもと

医者の書いたサイトも見ましたが、はっきりと書いてありませんでした。書き手としてはあたりまえすぎることって書かないじゃないですか? これはおそらくそういうことなんだろうと思います。

私はこのブログで世界の文学の書評をやっていますが、ニコス・カザンザキスがギリシア人だということは書くかもしれませんが、ドストエフスキーがロシア人であることをあえて書こうとは思いません。だってそんなこと当たり前すぎるから。

このように専門家であればあるほど「当たり前すぎることは書かない」ものなのです。だからいくら専門家の書いた文章を読んでも「リンパ管には鎖骨下静脈(中心部)に戻る線しかない」というその初歩的なことが書いてないというわけです。

医者は文章の専門家ではありません。けっこうわかりにくい文章を書きます。「白血球は血液に含まれ、血液を通じて全身を異物から守るためにパトロールしていますが、リンパ球はリンパ管の中を流れながら、全身を巡り、細菌や有害物質に備えています。」これを読むとリンパ管には全身にひろがっていくタイプもあると読めるじゃないですか。そして白血球は血液にしかなくて、リンパ球はリンパ管の中にしかないと読めるじゃないですか。

しかしたぶんこの文章はそういう意味ではないのでしょう。鎖骨下静脈に戻る線しかないリンパ管の中で中心部に向かいながらリンパ節の節々で雑菌などと戦っているという意味なのでしょう。

リンパ管というのは鎖骨下静脈を目的地とする一方通行の下水管。静脈的な中央部に戻る管拡がるラインは存在しないとハッキリ書いてくれれば、私のような門外漢にもわかるのに。これは医者にとってはドストエフスキーはロシア人だと書くようなことなのかもしれません。あたりまえすぎるんでしょう。しかし他の誰も書いていないので私がここに書こうと思います。これが本稿を書こうと思った最大の動機です。友達の医者に直接聞いてやっとわかったことです。

どの医者もはっきりと書いていないから、この私がここではっきりと書いておきます。

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リンパ球は中心に戻る線しかないのにどうやって体の末端にまで広がっていくのか?

それではリンパ球は中心に戻る線しかないのにどうやって体の末端にまで広がっていくのでしょうか?

これは血管(血の流れ)によって全身に広がっているようです。リンパ液というのはほとんど血の成分と同じものなのだそうです。ただし赤血球や血小板はリンパ液の中にはいません。血液の中にだけ存在します。だから赤血球目線で語られる『はたらく細胞』を読むとどこか他所からやってきたリンパ球という別チームが雑菌排除の戦いをしていると描かれてしまったというわけです。実際リンパ球というのはリンパ管の中にだけ存在するのではなく血管の中に存在しているのでした。そのような描き方をしていたので『はたらく細胞』を読んで誤解してしまいました。そもそもでは何でリンパ球なんて別の名称がついているのでしょうか。それは胸線というリンパ系の器官で生み出されて好中球、マクロファージたちとはちょっと別種の仕事をしているからという理由のようです。好中球たちが異物の即座の排除という仕事をするのに対して、リンパ球たちは長期的で特異的な免疫応答という仕事をするからのようです。たとえば癌細胞を攻撃するのは細菌や真菌などが主敵である好中球(白血球)ではなくナチュラルキラー細胞(リンパ球)が主力だというわけです。

リンパ球はリンパ組織で生み出され、リンパ管を通って体の中心部に戻ります。リンパ管のゴールは鎖骨下静脈なので、結局は心臓に戻って全身を巡るのです。動脈血液とともに全身にひろがって、一部は静脈毛細血管に、一部はリンパ管に回収されて、鎖骨下静脈から心臓に戻ります。これがリンパの正体なのでした。

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まだまだ生成AIに聞くよりも、医者に直接聞いた方がよい

こうして『はたらく細胞』を読んで感じたリンパの謎を解くことができました。

謎を解くことができたのはWikipediaを読んだからでも、ググったからでも、ChatGPTで調べたからでもありません。知り合いの医者に直接聞いたからです。2023年11月現在、まだまだ生成AIに聞くよりも医者に聞いた方がいいんだなあという証拠のような事例だと思います。まだまだ生成AIの力は生身の医師には及ばないようです。

ググってわからない質問をchatGPTに聞いてみた実験結果。chatGPTと世界一のブログを対決させてみた! 

しかしここでの教訓は医者だからといって文章力があるとは限らない、ということです。専門家はあたりまえすぎることを書かないので素人に伝えるのが下手くそだということです。

「白血球は血液に含まれ、血液を通じて全身を異物から守るためにパトロールしていますが、リンパ球はリンパ管の中を流れながら、全身を巡り、細菌や有害物質に備えています。」

こんなことを書かれたら白血球は血液にしかなくて、リンパ球はリンパ管の中にしかないと読めるじゃないですか。リンパ管には全身にひろがっていく動脈的なタイプもあると読めるじゃないですか。

リンパ管には中心部(鎖骨下静脈)に戻る静脈的なタイプしかないとはっきり書かないからたくさんの記事を読んでもリンパのことが理解できないのです。

だから私がここにはっきりと書きます。

リンパ管というのは鎖骨下静脈を目的地とする一方通行の下水管のようなものです。静脈的な中央部に戻る線のみで、動脈的な末端へ拡がる線はないのです。そしてリンパ球は血液と一緒に全身にひろがるのです。リンパ管の中にだけ存在するのではありません。

医者が書いた記事じゃなくても、こういう記事は検索上位にあげるべきなんじゃないの? Google先生!?

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