2022年のゴールデンウィーク。ひさしぶりに海外旅行に行った人もいるようです。3年ぶりにコロナ移動規制のないGWだったようですね。
しかしわたしたちは相変わらず車中泊をしていました。移住先を探す車中泊の旅です。7泊8日でした。
待機児童ゼロのからくり
某市を通過中のこと。当市は「待機児童ゼロ」だから子育て環境が充実しています。若夫婦よ、うちの街に移住しませんか? というプロパガンダを見ました。
みなさん。待機児童ゼロのからくりを知っていますか?
こういう地方政府のプロパガンダにだまされてはいけません。
一般的に近隣市が保育所・学童施設に待機しまくっているのに(東京近郊などその地方の人口が増加傾向にあるのに)、ある市町村だけがポツンと待機児童ゼロの場合は、落選の人に申請書を取り下げさせるのです。
申請書を取り下げてもらえば、書類上、待機児童はゼロになりますよね? これが待機児童ゼロのからくりです。
こういうことは知らない人は知らないと思いますのでここに記しておきます。
移住先を探す時の参考にしてください。
二日に一度は「日帰り温泉」に入浴して、リフレッシュ
わたしたちは車中泊の旅をするとき、二日に一度は「日帰り入浴」して汗を流します。
南房総とちがって東海道ぞいには日帰り温泉施設が多く、日帰り温泉さがしに苦労はありませんでした。
お風呂のあと食事も日帰り温泉ですませました。部隊チゲとおぼろ豆腐、ビールで乾杯(女房のみ。わたしは責任者として車中泊の旅のあいだは飲酒を避けています。急な移動要請にも対処できるように)。
世界が核の炎に包まれているときに、自分たちだけがシェルター内で生き残ったとして、それが何になる?
テレビを眺めていると、ウクライナ戦争でロシアが核兵器を使うんじゃないかと心配していました。
そして現在、世界中で核シェルターが販売されているそうです。スイスなどでは全国民が核シェルターに避難できるんだとか。。。
世界が核の炎に包まれているときに、自分たちだけがシェルター内で生き残ったとして、それが何になるというのでしょうか。
ジブリアニメの『天空の城ラピュタ』でも見てください。城だけ生きのびても何になるでしょうか。
西洋と東洋の考え方の違いだよなあ、と思います。
自分を自然とは違う存在として際立たせようとする西洋思想と、自分を自然と一体化して自然の中に自我を消しさろうとする東洋思想。自然に溶け込もうとする東洋観からすると世界が滅びるときにはいさぎよく自分も滅びるしかないと思いますがいかがでしょう。
それでも最近では西洋かぶれした日本人がいて、日本にも核シェルターを整備すべきだという論客がいました。
食うものも、生きていく喜びも、何もなくても、それでも自分だけ生きのびたいですか?
わたしはそうは思いません。