WordPressを海外から更新する場合、レンタルサーバーの設定変更が必要
旅先でのSNSの更新をやりたいと思っています。
わたしの人生の母艦、メインの更新先はこのブログ(WordPress)です。WordPressを海外から更新する場合、私の場合、レンタルサーバー(エックスサーバー)の設定を、海外からの更新を「可」とするように設定変更しなければなりません。(WordPressのセキュリティ設定から、国外IPアクセス制限設定をオフにする)。これはセキュリティー上、あまり推奨されていないやり方のようですが。
そのほかにVPN(バーチャルプライベートネットワーク)という、共用回線を仮想的に専用回線にしてしまう技術で、外国からアクセスしても日本国内からのアクセスのように装えるため、ブログの更新が可能になります。
ブログの更新? SNSでいいんじゃね?
っていうか、そもそも海外でブログの更新する必要があるでしょうか?
海外でブログの更新をやっている人もいると思いますが、私の場合、パソコンを持ち運びません。荷物はとにかく軽く、と思っています。
すべてをスマホ一台で処理することになります。スマホというのは小さなパソコンなのでやってやれないことはありません。しかしキーボードを打ち込む快楽がない限り、積極的に海外でブログを更新したいとは思いません。問題は文字を打ち込むときの疾走感、それに尽きるのです。
フリック入力は慣れにつきます。慣れればそうとう早く打ち込めるようになるでしょう。文字はぜんぶ打ち込む必要はありません。ある程度で変換候補の中から適切な推測変換をとらえることで飛躍的に文章のスピードが上がります。
YouTubeとXは広告料分配ビジネス。InstagramとTikTokはアフィリエイト、メルマガ化
スマホでプチプチと更新するだけなら、それと同等のことがエックスやティックトック、インスタグラムでできます。はっきりいってそっちでやればいいんじゃね? ということになります。
私のようなオピニオン系ブログと相性がいいのは、三大SNSのどれなんでしょうか? はい、答えはX・エックスですね。
エックスは文字中心、インスタグラムは写真中心、ティックトックは動画中心といわれています。オピニオン系はX一択だといえるでしょう。
ちなみに嫁がやっているインスタグラムの収益化には、「企業案件」「アフィリエイト」「自社商品販売」「自社サイトへの誘導」「コンテンツ、スキルの販売」「メルマガ的な有料化」があるそうです。YouTubeのような広告料分配ビジネスではないのですね。
今のところ、三大SNSの中で唯一エックス・Xだけが、広告料分配ビジネスをやっているそうです。アクセス数に応じた広告料の分配のほかに、エックスを収益化するためにはエックスの有料会員にならなければなりません。その有料会員の会費がもちろんアクセス数に応じて分配されるというわけですね。どっちにしてもプラットフォームは損しません。さすが、やりますね、イーロン・マスク。
スマホのクリック音と振動を消す方法(ハプティクス重視)
わたしは普段、文字を打ち込む快感を重視しているために、スマホのクリック振動と音をオンにしています。キーボードの打鍵音の代わりにコツコツと反応してくれた方がスマホの画面を打ち込む甲斐があります。
ところが旅先だとひとりでいる場面はほとんどなく、いつも誰かと一緒であるために、このクリック音と振動を消そうかと感じます。周囲に迷惑かけたくありませんからね。
そのためにはandroidスマホの場合、設定のバイブレーションとハプティクスをオン、オフに切り替えなければなりません。ハプティクスというのは聞いたことがない言葉でしたが、利用者に力、振動、動きなどを与えることで皮膚感覚フィードバックを得るテクノロジーだそうです。日本語で触覚技術ともいうそうです。なるほど、わたしはハプティクスを重視していたんですね。
それだけでなく「メディアの音」を消さなければなりません。この二つをオフにすることで、スマホの打鍵音と振動(ハプティクス)をオフにすることができます。
さすがに隣に嫁が寝ているのに、ハプティクス全開で文字を打ち込むわけにはいきませんからね。
人が人に興味を持つという力を抜きにして個人のブログは存在意味を失うだろう
今回もタイへの旅行からたくさんの刺激をもらって帰ってきました。このコラムに書いたことはその一部にすぎません。その中には私にしか書けない感想のようなこともありますが、たとえばはじめて見た「電動サーフボード」の仕組みや価格のことなど、調べれば誰にでも書けることなどもあります。
とくに調べれば誰にでも書けることは、グーグル検索すら経ずに、ChatGPTに聞けばすぐにわかることから、個人のブログに書く意味は限りなく減少していくだろうと思っています。
ChatGPTに勝てないのならば、個人のブログは小さなコラムの集積にして、読み物として読んでもらう以外にはないのではないでしょうか? 人が人に興味を持つという吸引力を抜きにして個人のブログは存在意味を失うだろうと感じています。
スマホのフリック入力でライター稼業をしている人だっているくらいだから、海外でのブログの更新はやってやれないことはありません。私もトライしてみましたが、パソコン画面ほど快適ではないものの、やってやれないことはないと実感しました。
しかし現実にはスマホのメモ帳にアイディアをメモっておくぐらいにとどめて、帰国してからパソコンで清書するのが現実的な選択だと感じました。
昔は紙とペンを持参していました。思いついたアイディアは泡沫のように消えてなくなってしまうので、思いついたらその場でメモしないと後で後悔することになります。私は数えきれないぐらい後悔しています。しかしペンとノートでできることは、今ではスマホのメモ帳でできてしまいます。メモ帳よりも小さくて軽いのがスマホです。今後は紙のメモ帳も必携品から外してもいいような気がします。