自転車(ロードバイク)とランニングの両立は可能か? サブスリーランナーはロードレーサーに乗っても速いのか?

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書籍『市民ランナーという走り方(マラソン・サブスリー。グランドスラム養成講座)』『通勤自転車からはじめるロードバイク生活』、小説『ツバサ』キンドル書籍にて絶賛発売中です。ぜひご一読ください。

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「サブスリーランナーはロードバイクに乗っても速いのか?」

サブスリーランナーがロードバイクに乗ったとき、その高い偏差値は維持できるのか?

それに答えられるのは、ロードバイク乗りのサブスリーランナーだけです。

その該当者のひとりである私ハルトが、その疑問にお答えします。

この記事では、大腿四頭筋の役割がロードバイクとランニングでは決定的に違うことを解説します。

新城幸也や中野浩一やランス・アームストロング、藤原新、川内優輝や森下広一らの身長、体重を引きあいに出して、この永遠の疑問にお答えします。

※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。

言葉の力で速く走れるようになる、というのが本書の特徴です。走っている時の入力ワードを変えるだけで速く走れるようになります。言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。踵着地とフォアフット着地、ピッチ走法とストライド走法、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。

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このブログの作者の書籍『通勤自転車から始めるロードバイク生活』のご紹介
この本は勤務先の転勤命令によってロードバイク通勤をすることになった筆者が、趣味のロードバイク乗りとなり、やがてホビーレーサーとして仲間たちとスピードを競うようになるところまでを描いたエッセイ集です。

その過程で、ママチャリのすばらしさを再認識したり、どうすれば速く効率的に走れるようになるのかに知恵をしぼったり、ロードレースは団体競技だと思い知ったり、自転車の歴史と出会ったりしました。

●自転車通勤における四重苦について。

●ロードバイクは屋外で保管できるのか?

●ロードバイクに名前をつける。

●軽いギアをクルクル回すという理論のウソ。

●ロードバイク・クラブの入り方

など、初心者から上級者までを対象とした内容になっています。書籍のお求めはアマゾンキンドル図書からお願いいたします。

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【このページの結論】

サブスリーランナーはロードレーサーに乗っても速いのか?

結論から言えば、遅くはないが、マラソンほど上位には入れない、というところです。

低いレベルでならばもちろん両立は可能ですが、違う競技である以上、やはり専門にやっている人にはかないません。

ランナーはカラダのバネ(バウンド)がものをいいます。そのバネで宙に浮いて前に進みます。

しかしロードレーサーに必要なのはバネよりもパワー(出力)です。バネは必要ありません。ロードバイクに乗っただけでもう宙に浮いているのと同じことだからです。

どんな競技でも、すべてを賭けてきている人には、負けてしまうのが世の常というものでしょう。

二股かけた浮気な恋愛が、捨て身の一途な恋にかなわないように。

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ロードバイクでスプリントを決めるのは、ランニングの「ブレーキ筋」という矛盾

「両立は難しいなァ」

それが私の実感です。マラソンとロードバイク。どちらも持久系の有酸素運動ですので、両方で好成績をおさめられそうですが、そうは問屋が卸しません。

ロードバイクに特化して身体を仕上げると体幹が太くなります。

とくに風の抵抗を抑えるため伏せた前傾姿勢を長時間維持するために背筋が肥大化して、ロードバイクは強くなった半面、マラソンは弱くなりました。

マラソンは軽い体重がすべてといってもいい競技です。必要以上の筋肉は走るのに邪魔でしかありません。

重たいギアをブン回してロードバイクで速く走れるようになると、とくに着地筋と呼ばれる大腿四頭筋がものすごく太くなります。

ランニングでは着地の衝撃に膝が悲鳴をあげて、かよわい膝の限界以上に太腿前面の筋肉が発達することはありません。

しかし着地の衝撃がないロードバイクではランニングでは手に入れられないほどの太く大きな大腿四頭筋を手に入れることができます。ジムの筋トレで手に入れられるボディビルダーの筋肉に近いものがあります。

まさに自転車乗りは「顔より太もも」なのです。

ロードバイク乗りは太っている? ローディーはうんち(運動音痴)?

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「着地筋」「ブレーキ筋」がいくら発達しても速く走ることはできない

とくにロードバイクのスプリントにおいて、強靭な大腿四頭筋は決定的な役割を演じてくれます。

しかしその肥大化した太腿前面の筋肉で速くランニングできるようになるか、というとそうでもないのがランニングとロードバイクの両立の難しいところなのです。

大腿四頭筋はランニングの世界では「着地筋」あるいは「ブレーキ筋」と呼ばれている筋肉です。ブレーキ筋がいくら発達しても速く走ることはできません。

ランニング中に膝が曲がらないようにするための「ブレーキ筋」で、ロードバイクでは重たいペダルを踏みしめて前に進んでいくのです。

どのスポーツでも同じですが、必要以上の筋肉は単なる「邪魔な重り」にすぎません。その競技に最適な筋肉の付き方というものがあるのです。

自分の限界を見極めようと、自分を追い込むシリアス市民アスリートにとっては、ロードバイクとマラソンは高いレベルでの両立は難しいと言えるでしょう。

持って生まれた肉体的な資質も、競技レベルが高くなればなるほど意味を持ってきます。

そしてマラソン上位の資質と、ロードレーサー上位の資質は、決して同じではありません。

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一流選手の身長・体重を検証してみる

ランニングは宙に身体を浮かせる運動なので、体重の軽さが絶対的に有利に働きます。ランニングの究極は「飛ぶこと」であり、鳥たちが大切な骨格をスカスカにしてまで体重が軽くなるように進化したことと、ランナーのダイエットは無縁ではありません。

ロードバイクの究極もまた「飛ぶこと」です。スーパーマンが飛ぶときのような恰好でロードレーサーは疾走します。

ただ飛ぶためのアプローチがランニングとは違います。

重さ・重力という問題を車体やタイヤに処理してもらうことで、筋肉はひたすら動力部分だけを受け持つというのがロードバイクの発想です。

ロードバイクは体重や着地の衝撃を「タイヤ」「フレーム」が処理してくれるので、体重の軽さよりも、ペダルを回す筋力や、空気抵抗を避ける姿勢を維持できる筋力がより重要な意味を持ってきます。

空気抵抗は全パワーの80%以上を消耗すると言われています。本当は骨盤を立てた方が体幹の筋肉を効果的に使うことができるはずですが、筋力を犠牲にしても空気抵抗を避けた方が効率的なためにあえて骨盤を伏せることさえします。すべては速く走るため、です。

体重がそのままペダルを踏み込むパワーに変換できるので、体重は必ずしも不利な要素ではありません。その証拠にロードバイクのトップ選手は体が大きいことが多いです。太っている、と言ってもいいような選手もいます。

ツール・ド・フランスを連覇したクリストファー・フルームは身長186cm、体重69kgだそうです。日本人の平均サイズから見ると巨人です。本来、人並み外れたカラダをもっている超人たちが「神々のたたかい」に近いものを見せるというのがオリンピックの原点ですから、よりスポーツの原点に近い「神に近い天性の資質」が自転車競技には必要なのです。

自転車王ランス・アームストロングは身長177cm 体重75kg。

同じぐらいの身長のマラソンランナーの川内優輝は175cm62kgです。これで川内は「太っちょランナー」と揶揄されることさえあるのです。ランナーは細く、ローディーは太いことがわかるでしょう。

ロードレーサー新城幸也は身長170cm体重65kgとなっています。マラソンランナーだったら体重が重すぎます。要するにユキヤはロードバイクの偏差値をマラソンでは発揮できないということです。

私の一番好きなマラソンランナー藤原新は167cm54kgです。バルセロナ・オリンピック銀メダリストの森下広一は165cm54kgと公式記録されています。

これは平均的な日本人男性よりも小さい選手だということです。それほど体重が軽いことが有利に働くのです。マラソンでは。

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競輪選手は短距離走者。ツールドフランスは長距離走

世界選手権10連覇、世界のナカノこと中野浩一さんは身長172 cm体重85kgだったそうです(現役時代)。もはやマラソンランナーとしてはレッドカードな体重です。

私ハルトの身長も172cmですが勝負レース前には60キロまで体重を落としていました。25kg差は決定的な要因になるでしょう。マラソン勝負なら、全盛期の中野浩一にわたしは勝てたのではないでしょうか。

もっとも競輪選手はどちらかというと短距離選手なので陸上なら100m走の選手と比較するのがより公正な比較ということになります。

ツール・ド・フランスの選手はどちらかというと長距離選手なのでマラソンランナーと比較した方が公正な比較となります。

NHKのテレビ番組「ラン×スマ」に出演している金哲彦さんが、ある日同じくNHKの「チャリダー」に出演しているのを見たことがあります。固定バイクを漕いでスピードを計測していたのですが、一緒に出演していた宮澤崇史さんに比べたら、金さんは全然スピードを出せませんでした。でもマラソンを走ったら金さんの方が宮澤さんよりずっと速いのは疑いようがありません。マラソンとロードバイクは、それほど違うものなのです。

肺で酸素を取り込んで、毛細血管で全身に運ぶといった有酸素運動に共通の部分も多いことから、サブスリーランナーがロードバイクに乗ったらいきなり最後尾ということはありません。

「砲丸投げ」の優秀選手が「重量挙げ」をしたって、全然ダメということはないでしょう。

サブスリーランナーのわたしの場合は、ロードバイクに乗ったらいきなり速かったです。通勤バイク時代の河川敷での成績は全勝・無敗でした。往復30kmの通勤バイクで、他のバイクに抜かれっぱなしだったことは一度もありませんでした。

しかしそれは平日の通勤時間帯のこと。本当に強い人は週末のホビーレーサーです。サーキットのレースに出れば話は全然別です。速い人は本当に速い。全勝無敗なんて夢のまた夢でした。

マラソン走ったって、サブスリーレベルでは本当のトップ選手には全くついていけません。ロードバイクでもそれは同じことなのです。

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結論。両立は難しいものの、上位には入れる

レースの順位? そんなの関係ねえ

サブスリーランナーはロードレーサーに乗っても速いのか?

結論から言えば、遅くはないが、マラソンほど上位には入れない、というところです。

実際にロードバイクレースに出て走ってみればわかります。わたしはマラソンの世界でレースに出ることが習慣になっていたので、ロードバイクに乗り始めてからもすぐにレースに出場しました。

4時間エンディーロというサーキットで行われる自転車レースでは平均時速37kmを超えていました。日本人最速ランナーがだいたい100m10秒(時速36km)です。陸上競技でいう日本人最速ランナー以上の速さで4時間ぶっ続けで走れたということです。

カーブや坂でスピードはガクンと落ちますから、瞬間速度はウサイン・ボルトの人類最速時速44kmを軽く超えています。もちろんロードバイクのおかげですが、初心者が乗り始めていきなりこのスピードは出せないと思います。サブスリーランナーだからこそ出来たのです。

しかしそれでも上には上がいます。

とくにロードバイクは競技自転車特有のドラフティング(スリップストリーム)という技術がどうしても必要であり、ランニングよりも必要とされるテクニックが多いことは間違いありません。

ロードバイクはランニングよりも「もっと複雑な競技」なのです。

サブスリーランナーは、全ランナーの「上位5%」ぐらいだと思いますが、ロードバイクでそこまでは届きませんでした。

わたしはランニングから始めたので、どうしても主語がランニングになりがちです。

しかし、ロードバイク乗りがマラソンを始めても、結果は同じだと思います。遅くはないが、ロードバイクほど上位には入れないでしょう。

やっぱり専門分野があるのです。違う競技である以上、専門にやっている人にはかないません。

ランナーはカラダのバネ(バウンド)がものをいいます。しかしロードレーサーに必要なのはバネよりもパワー(出力)です。

ランナーはカラダのバネ(バウンド)がものをいいます。そのバネで宙に浮いて前に進みます。

しかしロードレーサーに必要なのはバネよりもパワー(出力)です。バウンドは必要ありません。ロードバイクに乗っただけでもう宙に浮いているのと同じことだからです。

呼吸への負荷もロードバイクの方が圧倒的に上です。ハアハアと肺が喘ぐほどランニングしたら、膝や足底筋膜、アキレス腱を故障してしまいます。しかし膝に負担のないロードバイクでは喘ぐほどペダルを回すのは日常的です。

サブスリーレベルの高いところでロードバイクとの両立は難しいという内容を書きましたが、もちろん低いレベルでならば両立は可能です。

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二股かけた浮気な恋愛は、捨て身の一途な恋にかなわない

マラソンとロードバイクは両立できるのか? サブスリーランナーはロードバイクに乗っても速いのか?

その答えは、やはり専門にやっている人にはかなわないということです。

決戦(自己ベスト狙い)の時期にはどちらかの競技に絞った方がいいと思います。

どんな競技でも、すべてを賭けてきている人には、負けてしまうのが世の常というものでしょう。

二股かけた浮気な恋愛が、捨て身の一途な恋にかなわないように。

肺で酸素を取り込んで、発達した毛細血管で酸素を全身に運ぶといった有酸素運動に共通の部分もあるので、サブスリーランナーが自転車(ロードバイク)に乗ったらいきなり最後尾ということはありません。

しかし所詮は違う競技です。同じ偏差値は出せません。

すべてを賭けてきている人の迫力には、負けてしまうのです。

※雑誌『ランナーズ』のライターにして、市民ランナーの三冠王グランドスラムの達成者の筆者が走魂を込めた書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。

言葉の力で速く走れるようになる、というのが本書の特徴です。走っている時の入力ワードを変えるだけで速く走れるようになります。言葉のイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く効率的に走ることができるようになります。踵着地とフォアフット着地、ピッチ走法とストライド走法、どちらが正解か? 本書では明確に答えています。あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。

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ホビーレーサー(アマチュアのロードバイク乗り)の最高速度ってどれぐらい?

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サハラ砂漠で大ジャンプする著者
【この記事を書いている人】

アリクラハルト。物書き。新狩猟採集民族、遊民主義の提唱者。心の放浪者。市民ランナーのグランドスラムの達成者(マラソン・サブスリー。100kmサブ10。富士登山競争登頂)。山と渓谷社ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。ソウル日本人学校出身の帰国子女。早稲田大学卒業。日本脚本家連盟修了生。放浪の旅人。大西洋上をのぞき世界一周しています。千葉県在住。

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書籍『市民ランナーという走り方』
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このブログ著者の小説『ツバサ』
小説『ツバサ』
主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
Bitly
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主人公ツバサは劇団の役者です。 「ハッピーな人はもっと更にどんどんハッピーになっていってるというのに、どうして決断をしないんだろう。そんなにボンヤリできるほど人生は長くはないはずなのに。たくさん愛しあって、たくさん楽しんで、たくさんわかちあって、たくさん感動して、たくさん自分を謳歌して、たくさん自分を向上させなきゃならないのに。ハッピーな人達はそういうことを、同じ時間の中でどんどん積み重ねていっているのに、なんでわざわざ大切な時間を暗いもので覆うかな」 「そのときは望んでいないことが起きて思うようにいかずとても悲しんでいても、大きな流れの中では、それはそうなるべきことがらであって、結果的にはよい方向への布石だったりすることがある。そのとき自分が必死にその結果に反するものを望んでも、事態に否決されて、どんどん大きな力に自分が流されているなあと感じるときがあるんだ」 「どんな喜びも苦難も、どんなに緻密に予測、計算しても思いもかけない事態へと流れていく。喜びも未知、苦しみも未知、でも冒険に向かう同行者がワクワクしてくれたら、おれも楽しく足どりも軽くなるけれど、未知なる苦難、苦境のことばかり思案して不安がり警戒されてしまったら、なんだかおれまでその冒険に向かうよろこびや楽しさを見失ってしまいそうになる……冒険でなければ博打といってもいい。愛は博打だ。人生も」 「私にとって愛とは、一緒に歩んでいってほしいという欲があるかないか」 「不倫って感情を使いまわしができるから。こっちで足りないものをあっちで、あっちで満たされないものをこっちで補うというカラクリだから、判断が狂うんだよね。それが不倫マジックのタネあかし」 「愛する人とともに歩んでいくことでひろがっていく自分の中の可能性って、決してひとりでは辿りつけない境地だと思うの。守る人がいるうれしさ、守られている安心感、自信。妥協することの意味、共同生活のぶつかり合い、でも逆にそれを楽しもうという姿勢、つかず離れずに……それを一つ屋根の下で行う楽しさ。全く違う人間同士が一緒に人生を作っていく面白味。束縛し合わないで時間を共有したい……けれどこうしたことも相手が同じように思っていないと実現できない」
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