太宰治。太平洋戦争やってるのに、戦争なんかなかったみたいな純文学を執筆。
ウクライナ戦争の雑感第三段です。
いくさとか政治みたいな争いは、自分には関係ない、どうぞよそで勝手にやってくれ、という超然とした態度をとる予定だったのですが、どうもそういうわけにはいかないようです。
こめんなさい、嘘ついて。ぜんぜん「紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ」じゃありませんね。
太宰治の小説なんか読んでいると、太平洋戦争やってるのに、戦争なんかまるでなかったみたいな純文学を書いていて驚いたことがあります。
普通、頭上に爆弾落とされて、近所の子が戦死したりしている状況で、それは自分の文学には関係ないことだから、と完全無視できるというのは、よっぽど芸術至上主義じゃないとできることじゃないと思うのですが……。
私は以前「凡人は今やっていることについて考える」というコラムを書いたことがあります。
ランニング中にどんなことを考えているか、つらつら自分を顧みたところ、どうやったら楽に速く走れるか、走ることで幸せになることができるか、など、まさに今やっているランニングについて考えていることが多いことを実感したからです。
その長時間の熟考の成果(ゆうに地球一周する以上走り続けてきました)がこちらです。
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※雑誌『ランナーズ』の元ライターである本ブログの筆者の書籍『市民ランナーという走り方』(サブスリー・グランドスラム養成講座)。Amazon電子書籍版、ペーパーバック版(紙書籍)発売中。
「コーチのひとことで私のランニングは劇的に進化しました」エリートランナーがこう言っているのを聞くことがあります。市民ランナーはこのような奇跡を体験することはできないのでしょうか?
いいえ。できます。そのために書かれた本が本書『市民ランナーという走り方』。ランニングフォームをつくるための脳内イメージワードによって速く走れるようになるという新メソッドを本書では提唱しています。「言葉の力によって速くなる」という本書の新理論によって、あなたのランニングを進化させ、現状を打破し、自己ベスト更新、そして市民ランナーの三冠・グランドスラム(マラソン・サブスリー。100km・サブテン。富士登山競争のサミッター)を達成するのをサポートします。
●言葉の力で速くなる「動的バランス走法」「ヘルメスの靴」「アトムのジェット走法」「かかと落としを効果的に決める走法」
●絶対にやってはいけない「スクワット走法」とはどんなフォーム?
●ピッチ走法よりもストライド走法! ハサミは両方に開かれる走法。
●スピードで遊ぶ。スピードを楽しむ。オオカミランニングのすすめ。
●腹圧をかける走法。呼吸の限界がスピードの限界。背の低い、太った人のように走る。
●マラソンの極意「複数のフォームを使い回せ」とは?
●究極の走り方「あなたの走り方は、あなたの肉体に聞け」
本書を読めば、言葉のもつイメージ喚起力で、フォームが効率化・最適化されて、同じトレーニング量でも速く走ることができるようになります。
あなたはどうして走るのですか? あなたよりも速く走る人はいくらでもいるというのに。市民ランナーがなぜ走るのか、本書では一つの答えを提示しています。
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どんなレースに出ても自分よりも速くて強いランナーがいます。それが市民ランナーの現実です。勝てないのになお走るのはなぜでしょうか? どうせいつか死んでしまうからといって、今すぐに生きることを諦めるわけにはいきません。未完成で勝負して、未完成で引退して、未完成のまま死んでいくのが人生ではありませんか? あなたはどうして走るのですか?
星月夜を舞台に、宇宙を翔けるように、街灯に輝く夜の街を駆け抜けましょう。あなたが走れば、夜の街はイルミネーションを灯したように輝くのです。そして生きるよろこびに満ち溢れたあなたの走りを見て、自分もそんな風に生きたいと、あなたから勇気をもらって、どこかの誰かがあなたの足跡を追いかけて走り出すのです。歓喜を魔法のようにまき散らしながら、この世界を走りましょう。それが市民ランナーという走り方です。
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凡人が今やっていることについて考えた結果ですが、圧倒的な時間を費やした結果、非凡な書になったと自負しています。
ウクライナ侵攻の株価への影響。
また私は株をやっていて、ときどき株価をウォッチングしています。
ウクライナ侵攻当日に全世界株は下落しました。それに対してアメリカのエネルギーとか生活必需品を中心にしたETFはほぼ下落なしでした。
ロシアの天然資源がなくてもアメリカはエネルギーに困らないということです。
国際社会が、ロシアをSWIFTから排除するなど経済制裁をしているのにも関わらず。
日本もこの経済制裁に同調した結果、歴代の首相が漸進させてきた北方領土問題がふりだしに戻ったそうです。
むなしいのう……だから「紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ」だというんですよ。
それでもウクライナから目が離せないのは、ウクライナ美女たちが原因だと思います。
世界中の男たちが美女の不幸を黙って見ていられないからです。