三井住友カードセキュリティセンターからの詐欺メール?

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私とイロハのクレジットカードが入れ替わったのに気づかず、そのまま互いにサインをして正常に支払われていた事件があった。両方ともJALカードのため入れ替わったことに気づかず、イロハのカードにハルトのサインをしてしまったのだが、問題なく支払われていた。

カードのサインなんて、購入者も、購買者も、クレジットカード会社も、引き落とし銀行も、誰も見ちゃいない。泥棒がカードを盗んで、自分のサインで買い物ができる、というのが前回のコラムの結論だった。

クレジットは信用という意味だ。信用こそが最も大事なのである。だからこそ信用できないと思ったら使うべきではない。

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三井住友カードからご利用確認のメールが届く

うちの母がクレジットカードを使っている。その母のもとに三井住友カードからメールが届いた。

「三井住友カードです。カードのご利用確認の為、メッセージを送信致しました。恐れ入りますが、06-6445-3474までご連絡をお願い致します。なおご連絡頂いた際は、すぐに折り返しご連絡いたします。三井住友カードセキュリティセンター(年中無休9:00~18:00)」

という内容であった。

詐欺である。絶対に折り返し電話しちゃいけないやつである。俺だったら完全無視を決め込むところだ。ところが母(もう高齢です)は上の電話番号に折り返し電話しちゃったというのである。

ああ。遅かった。騙されちゃったか。

「自分は騙されていない」と母は言うが、自分だけは騙されないと思って騙されるのが詐欺なのだ。年寄りを食いものにしやがって詐欺師集団め。

「インターネットで電話番号をチェックして間違いないことを確認してから連絡した。自分は騙されていない」

騙されちゃった年寄り扱いされて憤慨した老母が主張するが、これはどう考えたって典型的な詐欺の手法である。教科書通りのやつである。

「そういうのはフィッシング詐欺といって、嘘のメールを送って、嘘のウェブサイトを閲覧させて信用させて騙してくるんだよ。まさかクレジットカードを返却しろと言われて送ったりしてないよね」

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クレジットカードを返送しろと言われても絶対に送っちゃダメ!

「まだ送ってないわ」

無能扱いをされて母は憮然とした表情である。しかしここは相手の心を傷つけるぐらいキッパリと忠告するのが子のつとめである。身ぐるみはがされてから泣いても遅いのだ。

クレジットカードを返送しろと言われても絶対に送っちゃダメだぞ。ハサミでちょん切って捨てるといいなさい。カードを送ったら最後、全財産を盗み取られるぞ!!

「送らないわよ。ちゃんとしたところからの電話だから大丈夫なんだって」

本人は大丈夫というが、まったく大丈夫ではない。この世代の人たちは活字化されてものはすべて真実だと信じこんでしまう世代なのだ。東スポ週刊大衆に書いてあることを鵜呑みにしてしまう人たちなのである。インターネット上に書き込まれたこともサイトの体裁さえしっかりとしていれば、まさか嘘っぱちのサイトだなんて思いもしないだろう。本物そっくりの「三井住友カード」の偽サイトがあるなんてことなんて夢にも思うまい。それがインターネットの世界の恐ろしさなのだ。

「どういう風に騙されたか、今から教えてあげるよ」

フィッシング詐欺がどういうものなのか教えてあげるつもりで、上記のサイトにアクセスしてみる。詐欺サイトであれば、私のような良心的ブロガーが注意喚起の記事を書いているはず。

「あれ。おかしいな」

ほぼ100%詐欺サイトだと思っていた連絡先が、どうやら本当の三井住友カードのセキュリティセンターの電話番号のようなのだ。

「い、いや、このサイト自体が、精巧につくられた偽物サイトで……」(汗)

あれ? フィッシング詐欺メールじゃない? これってもしかして本物?

もしかして騙されてはいないのかもしれないと思い、母から詳しく話を聞いた。

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三井住友カードのセキュリティセンターからの連絡は本物だった

「異常なカード使用があったということで、セキュリティセンターの人が気づいて連絡をくれたのよ」

「異常なカード使用って何?」

「海外で使用された履歴があったので不審に思って連絡をくれたんだって」

こんなことってあるのだろうか。先の原稿の結論は「1万円以下の少額を毎月こっそり引き落とされても気づかない」だったはずだ。

ハルトのクレジットカードにイロハがサインしてもヴィクトリア・シークレットのヒモパンは支払われていたのだ。偽物のサインだってことに誰も気づかなかったじゃないか。

それを三井住友カードのセキュリティセンターの人が気づいてカードの支払いを止めてくれたというのだ。凄いぞ三井住友カード。いい仕事してるな。

その後、疑惑のクレジットカードを送り返すよう要求されることもなく、母の元にはすぐに新しいカードが送られてきたという。

典型的な詐欺の手口と全く同じ手口だったから信用しなかったが、今回は信用した母の方が正解だったようだ。折り返し連絡しなかったら被害がますます拡大していたかもしれない。

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運転免許を返納する年になったらインターネットは利用しない方がいいのではないか?

しかしどうしてそもそも海外旅行に行かない老母のカード利用明細から、海外で使用された履歴が出てくるのだろうか。私のような放浪のバックパッカーのクレカならばわかる。ヴィクシーのヒモパンはメキシカン・ペソをその時のレートで換算して引き落とされていたものだ。

そんな私ですらスキミング被害に遭ったことなど一度もない。なぜなら「怪しそう」なお店や国ではクレジットカードを使わないからである。日本ではクレジットカードを使うとき「サイン」か「ピンコード」かはどちらかしか使わないが、外国ではピンコードを入力したのにサインも求められることがある。最初、私は二重払いを狙った詐欺かと思って頑なにサインを拒んだものだ。信用できない場所ではクレジットカードは使うべきではない。

それがどうして老母のクレカで海外で支払いがされるのか?

よく聞いてみると、マルウェア対策ソフトを起動させず、暗号化もせずにクレジットカード番号やセキュリティコードを入力して、ネット上の買い物を楽しんでいたらしい。

だ~か~ら~

それがだめなんだってば。

丸見えだっていうことを、どうやって説明したらいいのだろう。

「もうインターネット使うのやめたら? インターネットの世界は怖いよ。年寄りには向いてないよ。現金払いの方がいいよ」

複雑怪奇なインターネットの世界の仕組みはこうしてブログを書いている私ですらどういう仕組みなのかよくわかりません。ただ正義が悪に勝っているから悪が横行していないということだけはわかっています。オレオレ詐欺を仕掛けてくる悪が年寄りに牙を剥いたら、まず対抗できないでしょう。これはもうアレがダメ。ソレがダメとかいちいち教えても追いつかない。 いっそインターネットは使わないという手が最高なんじゃないか?

「この時代、ネットで買い物ができないと不便で……」

ごもっともなことを母は言う。自分たちの稼いだ金だし、贅沢して散財しようが、騙されて奪われようが自由である。

しかし「振り込め詐欺」「オレオレ詐欺」等、年寄りをカモにした詐欺は増加の一途のようである。騙された老人たちは泣いているであろう。騙される人がいるから詐欺師稼業はなくならないのだ。年寄りが騙されないようにするにはどうすればいいのか?

運転免許を自主返納するような年になったらインターネット上でクレジットカードやオンライン銀行を使うのは自粛した方がいいとおれは思う。インターネットの世界で悪意を持った者に狙われたら、騙されるしかない。「使わない」のが最良の自衛手段だと思うのだ。

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プロフィール


温人ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のある物書き。サブスリーランナー。グランドスラム達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。台湾・玉山。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。西天取経の旅人

このサイトについて

はたして放浪のバックパッカーは社会復帰できるのか!? 自由と社会との折り合いを模索するブログです。

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