「ミントテロ」「ミント爆弾」とは何か?
机の上で飼っている(?)「ローズマリー」の元気がありません。
ミントは雑草だと聞いたことがあります。「ミントテロ」「ミント爆弾」という言葉もあるそうです。これは「憎き隣の家にミントを投げ込むと大繁殖して他の植物を駆逐してしまう」という意味なのだそうです。
ことほどさように繁殖力が強いのがハーブ系の植物です。その仲間であるローズマリーもとうぜん生命力、繁殖力が旺盛のはずです。
だからホームセンターの植物コーナーで、ローズマリーを買ってきたときには机の上で大繁殖したらどうしましょう? と余計な心配をしていました。
ところがどっこいうちのローズマリーは枯れはてて尾羽打ち枯らした状態となっています。
植物にも感染症がある。
ミントやローズマリーは葉っぱに触ると指先に香りがします。机の上でブログを書いたりして知的作業に疲れたら葉っぱの香りに癒されようと思ってローズマリーを買いました。繁殖力が強いので机の上で大きくなり過ぎたらどうしようと思っていたのですが、いらぬ心配でした。はっきりいって枯れています。みずみずしい緑色のはずの葉っぱが、全体的に「灰色」になってしまいました。完全に色褪せてしまっています。そして柔らかいはずの葉っぱがカチカチに固くなってしまいました。新しい葉っぱは生えてきません。しかしまだ香りはします。だからまだ死んではいないようです。死にかけていますが……。
なんでこんなことに? パソコンの電磁波の影響? 見たところハダニみたいな極小動物は見られません。
ネットで調べたところ「すす病」かもしれません。植物の専門家じゃないので詳しいことはわかりませんが、感染症で枯れているのは間違いないと思います。
知っていますか、植物にも感染症があるということを。
稲の「いもち病」なんか、感染症が原因です。私は仕事で調べたことがあるのですが、枯れていることはわかるものの「紋枯病」との違いはよくわかりませんでした。
うちのローズマリーも何病かはわかりませんが、感染症であることは間違いないでしょう。
常緑なので一年中楽しめると思って買ったローズマリーですが、愛でるどころか今や病人介護をしているような状態です。香りがなければ死んだと諦めて捨ててしまうのですが、香っているので捨てられずに今でもときどき水をあげています。
ハーブを育てるのなんて余裕と思っていたのですが、まさかあっというまに枯らしてしまうとは思いもよりませんでした。
ときどき畑を借りて自分が食べる芋や生姜などの農作物をつくることを夢想するのですが、ローズマリーを枯らしてしまうようでは、そう簡単なことではなさそうです。
植物を育てるのは難しいのよ。あたしなんてグリーンネックレスを三回も枯らしてるもの。
お水のあげすぎなんじゃないの?
ローズマリーを枯らしちゃう人にいわれたくないわ。
シュン……