ミラノ万博に行くためにミラノへ。
万博フェチのハルトのつきあいですが、私イロハもイタリアは大好き。
早起きしてミラノDuomoに行きました。
朝は人も少ないので、ゆったりと鑑賞できます。
美しいステンドグラスやピエタに感動。
屋上まで行くことができます。屋上の景色は地上から見ることはできません。
ランチはオッソブーコ&リゾットとワイン、そしてカルボナーラ(^^)!
ベネチアではヴァポレット船にご用心
上海万博では全日程を万博に通い、他の観光地は一切見ませんでした。パートナーのハルトにはそういうところがあります。フロリダに行った時にも、ディズニーワルドにしか行かなかった!!
今回も黙っていたら、ミラノ万博に連日通いそうでした。
ですから条件をつけていました。
「ミラノ万博につきあうけど、ベネチアも行くこと」
ミラノとベネチアは電車で2時間半ほど。とても近いのです。
約束どおり三日目からはヴェネツィアに移動。
水の都と称された街ですが、まるで迷宮。
ツアー観光客は船で直接サンマルコ広場前の船着場に到着することがほとんどですが、私たちのような個人旅行者は、サンタルチア駅から歩かなければなりません。
サンマルコ広場までに迷いまくりました。ですが、路地路地に可愛らしいお店が並び、迷っていることも忘れちゃいます。
途中の教会でウエディングしていたり、疲れたらカフェでラテ・マキアートしたり、まるで劇場の中にいる演者の気分。
街全体が映画の舞台のようなところです。
ヴェネツィアを隅から隅まで観ようと、歩きまくりました。
モロッコの迷宮都市といい勝負の迷路都市でした。
歩き疲れてヴァポレット船に飛び乗ります。
行き先はわからなかったけれど、どうせサンマルコ広場に行くだろうと想像して。
すると近くの島まで半日クルーズ旅行するはめに。。。
おかげで漁師が自分の家がよくわかるように色分けした島や、ピサの斜塔のように傾いた塔? を見ることができました。
迷宮島を制覇することは絶対不可能だったけど、深く深く堪能できた気がしました。
ヴァポレットは市内循環バスと遠距離路線の二種類があります。ご注意ください。
有名なゴンドラは、観光用アトラクションです。市民の足ではありません。
ヴァポレットに乗り、運河から観る景色は非日常的で楽しい!
リアルト橋は美しく、1階が浸水している建物も!!
楽チン観光できますよ♪
役割を終えた万博は、食と旅行のアトラクションとして存続する
ミラノに戻って今回のメインEXPOへGO!
テーマは『食(cutlery)』
各国のパビリオンにはたいていレストランが併設されていて、チョコレートの量り売りやビールなどのスタンドもあります。
外観がcoolなのはUK館! 上海万博の時も一番良かった! senseがいいの~♪
蜂の巣を表現しているそうです。
ベトナム館ではノンラー(頭にかぶる傘)が10(ユーロ)1400円でした。高いよ!
雑貨なども現地価格の10倍くらいする~。
万国博覧会は最新技術の展示会だった時代もあったようですが、もう今はそんな時代ではありません。
日進月歩の技術を5年に1度の万博で発表していたらライバル社に先を越されてしまいます。遅すぎます。
今は幕張メッセのような展示会場で最新技術は日々公開されています。
最新テクノロジーの発表会場という意味ではもう万博は役割を終えています。
しかし万博はそれでも面白い!
これからは現地に行けない人が「行ったつもりで行く」仮想世界旅行アトラクションとして存続していくのではないでしょうか。
とくに「食」は、なくなることはありません。
ランチはドイツ館でビールと共にソーセージを。もちろんすべて本場、ドイツ製です。
タイランド館では電子レンジが並べられ、冷凍食品が売られていました(汗)。
お決まりでありきたりのトムヤムクンではありませんでした。お国柄がでます。
最終日は金曜。朝からスゴい行列で、日本館はナント210分待ち!
2階の日本食の日本人店員さんとひさしぶりに日本語で会話をしました。
フランス館は天井展示がstylish!
クロワッサンをかじり、スイス館でチーズフォンデュ。
世界最小のパスタ・クスクス料理。タジン鍋もすべて本場のものです。
そして買い物は未来のcoopで。商品を持つと産地や成分、CO2などが表示されます。
スゴい!
まとめ
人間は食べたくなくても食べたり、美味しいものをつくるために家畜や大地に無理をさせたりする。
そうやって地球にたくさんのダメージを与え続けている。
せめて自分が選べるときは、地球に不可の少ないsimpleなものを食べよう!
見た後の行動を問われるミラノEXPOなのでした。
お土産は伝統の紙製品、エスプレッソメーカー、変わった形のパスタを買いました。
ちいさな世界旅行。
やっぱり万博は楽しい。