検索順位はボクシングのランキングのようなものだと思っている。ライバルに勝てば上がり、負ければ下がる。シンプルなゲームだ。
ここではある日を境にブログのページビューが激減した男が、googleサーチコンソールを真剣に検証した経験について語っています。
もし同じ症状に悩んでいる人がいたら、参考にしてください。
検索エンジン最適化は執筆よりも重要である
ブログのページビュー数は順調に伸びていた。それを妻のイロハに「どんどんPVが伸びてるよ」と喜んで自慢げに報告した翌日になぜかPVが激減した。そして今も戻っていない。
自慢げな態度がおごりたかぶったように見えてグーグル神の逆鱗にふれてしまったのだろうか? ギリシア神話だとよくあるモチーフである。
書けば書くほどPVが伸びていくなら書く甲斐があるけれど、書けども書けどもPVが落ちて行くというのでは執筆意欲も落ちて行こうというものだ。
コラムを増やすこともなく、なすすべもなく、ただうろたえるだけだった。
おお、無力な人間よ。どうすればグーグル神のご意向にかなうのであろうか。どうしたら再び祝福された人間としてこの世界に漕ぎだしていくことができるのであろう。
それにはSEOしかない。検索エンジン最適化は執筆よりも重要である。
検索上位になれないのは周囲のライバルに負けるから。
検索エンジンに登録されないということは、空港や港のない太平洋の孤島のようなものである。それでどうして観光客が呼べるだろうか。観光立国など目指しようがない。
googleで「検索語」にふさわしいサイトがひとつしかなければ、そのサイトが最上位に掲出される。当たり前だ。
最上位に掲出されないのはライバルがいるからである。周囲のライバルに負けるから掲載順位が下がってしまうのだ。要はライバルたちに勝てばいいのである。
そういう意味で検索順位はボクシングのランキングのようなものだと思っている。真っ向勝負の殴り合いだ。勝てば順位は上がり、負ければ下がる、シンプルなゲームだ。
しかしたとえば検索エラー(インデックスされない)のサイトは、試合に立たないボクサーのようなものである。順位が上がるわけがない。
試合に立てているかどうか。google の検索にインデックスされているかどうかは、google search console のカバレッジから確認することができる。
Googleサーチコンソールのカバレッジのエラーを修正する方法
検索エンジン最適化にあたって、サチコン(サーチコンソール)のカバレッジを確認することは非常に重要である。
カバレッジというのは「検索カバーの範囲」のことである。検索エンジンの守備カバー範囲がゼロだと、ひとつもグーグルにインデックスされていないという意味である。
アドセンス、アナリティクスは毎日見ていたが、サチコンは見ていなかった。SEO対策なんかしている暇があったら、記事を執筆した方がいいという主義だったのである。
しかしあまりのPVの激減にサチコンを確認して心底驚いてしまった。
私の2019年11月6日現在のカバレッジエラーは、なんと2040であった。こんなにエラーがあったとは。
よくもまあここまで放置しておいたものである。
ちなみに記事の数が612で有効が1004である。記事が検索にインデックスされていないという致命的なミスではないようだ。
サチコンのエラー数は、検索順位に影響はないと言われている。
クソサイトと判断されて検索順位が下がることは、いくらカバレッジのエラーが多くても「ない」と言われているのだ。
しかし私は気になったので、どうしてもこのエラーの数を減らしたかった。PVランキングを上向きにする為には藁をもつかむ気持である。
2019年11月11日のカバレッジエラー数は、なんと0である。2040ものサイトをどうしたらエラーから救い出せたのかだって?
それを今から教えます。
「HTML形式でのサイトマップを含める」のチェックを外すだけで膨大なエラーを解消できた
「ワードプレス」の場合であるが、ダッシュボードの下の方「設定」の「XML-sitemap」をクリックすると「HTML形式でのサイトマップを含める」にチェックが入っていませんか?
これを外しただけで、私はエラーを0にすることができた。カバレッジエラーが膨大にある人はこの項目を確認してみてください。
HTML形式でのサイトマップは人間の感覚に即したサイトマップでサチコンにはエラーと映るようだ。
サチコンなど検索インデックスにはXMLサイトマップだけを送信しておけばいいのである。
この原則はCMSがワードプレスでなくても同じである。チェックは外すこと。
ampサイトをやめたらPVにどう響くか?
今回のSEO対策のひとつとしてワードプレスのテーマcocoonがつくってくれるAMPサイトをやめることにした。とくにSEO対策に効果があるという確信があっての選択ではない。
ただ同じ内容のサイトがふたつに票が割れることが何となくいやだったからである。
これによって検索数がどうなるか、しばらく実験してみたいと思っている。
結果は追って報告する。見逃すな。