バスりたい!

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突然、怒られた。
「ばっかもーん。ブログのアイキャッチにいきなり女性の下腹部、性器の画像をあげおって! 腰を抜かすほどびっくりしたわ!」
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炎上される者になれ

実は数日前の『結婚の本質は妊娠、出産、子育て。結婚とは子孫を残すこと』というブログの中で、アイキャッチ画像に迷った私は、ダイの言うような女性の下腹部の画像を掲載したのである。

ハルト
ハルト

でもあれはフランスのオルセー美術館に展示されている名画なんだよ。ポルノじゃないんだ

結婚の本質は妊娠と書いたので、性を連想させるような画像を貼り付けたのである。

ダイ「まわりに額縁があったから絵だとわかったが、あんな無修正画像を貼り付けて評判になって、いろいろな人が見に来ちゃったらどうするんだ? 困るだろうに」

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バズりたい!

ダイはビビり気味である。

センセーショナルな内容のブログが急激に閲覧数を増やすことを「バズる」という。

インターネット上で話題になるためには、参照が参照を呼び、引用が引用をよばなければならない。

オルセー美術館の「下腹部まる出し絵画」が評判になってバズってしまうことをダイは心配しているのだ。

ハルト
ハルト

はっきり言おう。おれはバズることを目指したのだ

バズりたくてもバズれないのが凡百のブログなのだ。ほとんどのサイトは無視されている。バズれるのは力の証しだ。

オルセーの「まる出し絵画」は、たしかに私が世界中の美術館で見てきた中でも、もっとも刺激的な絵画であった。

オルセー美術館で見た凡百の絵は忘れてしまったが、この絵のことだけはよく覚えている。

それだけ衝撃的だったからであり、無視できなかったからであった。

つまり「バズるだけの力がある」のである。

だからこそ、アイキャッチ画像に貼り付けたのだ。

しかしダメ出しをもらってしまった。

書いた内容でバスるなら私の力だが、アイキャッチで話題になってもそれは他人の力である。

納得して、私は取り下げることにした。

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美の女神ビーナスの裸身だって、昔はポルノだった

もっとも自由の国フランスだからこそのオルセーまる出し展示だったのかもしれず、本来はポルノだったかもしれない。

写真がない時代、ポルノと女神の裸身は境界線があいまいだった。

ゴヤの『着衣のマハ』は『裸のマハ』のカモフラージュ作品だったと言われている。

美の女神ビーナスの裸身をポルノ目線で見た大昔の人は大勢いたのだ。

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ちょいエロブログの方が閲覧数を稼げる

聖書・創世記には「産めよ、増えよ、地に満ちよ」とある。

この言葉を性欲抜きでかなえるのは無理だ。

性的興奮は、神が人にあたえた原初のパッションだ。

バズりたいと考える者が、この力を利用しないという手はない。

実際、ちょいエロブログの方が、まじめ一本のサイトよりもずっと閲覧数が多いのだ。

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YouTubeの楽園・水着系ビーチ動画がすべて削除されている問題

私はEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)が大好きである。

よくYouTubeでEDMのサイトを視聴していた。

お気に入りだったのは、EDMをバックに若い水着の女の子が美しいビーチを笑って走ったりお酒を飲んだり海に飛び込んだりする動画であった。

ビーチベッドに横たわりながら眺めたい理想の世界を描いたような動画だった。

もちろんちょいエロ動画である。

女性はビキニをお尻にくいこませてクイクイ歩いているし、巨乳は揺れている。

視聴数は数十万~100万にも達しようという人気動画であった。

しかし現在、それらの動画はすべて削除されている。

自発的撤退とは思えない。

数十万~100万にも達しようという動画を運営者が手放すとは思えないからだ。

すべてのちょいエロEDM動画が全滅したのは、この世界の神の意向によるものであろう。

この世界の神とはgoogle様のことである。

YouTubeを所有しているのはgoogle社なのである。

世界的企業であるgoogleは「ちょいエロも嫌い、許さない」スタンスを貫いている。

ユダヤ圏イスラム圏のような国でも通用する会社運営方針なのだ。

どうしてそんなことを私が知っているかというと、当ブログのアドセンス広告もgoogle社が運営しているからである。

当然運営指針も同じでブログだって「ちょいエロも嫌い、許さない」という立場だ。

googleが「ちょいエロ動画にはお金を払えない」と言ったら、動画運営者は報酬がもらえなくなる。

ちょいエロ動画は、YouTubeから撤去されてしまった。

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アイキャッチ画像の選び方

このブログで問題となった『結婚の本質は妊娠、出産、子育て。結婚とは子孫を残すこと』のアイキャッチは、別の絵に差し替わっている。

差し替えたアイキャッチは、私にとっては忘れることができない絵のひとつだ。

この絵は「世界で二番目に面白い徳島県の大塚美術館」で私が撮影したものである。

大塚美術館で「絵画の中の美女・美男コンテスト」を行った際、一番の美男に選ばれた男の絵である。

大塚美術館一の美男子

見ての通り、男の顔は描かれていない。向こうを向いちゃっている。

「女にこれほどの表情をさせる男は美男子に違いない」という理由で来場者の票が殺到したんだそうな。

ハルト
ハルト

選ぶ人間のセンスのよさに驚いた。

美男子コンテストで、顔が描かれていない絵の男を選ぶなんてしゃれている。

すばらしい美術館でセンスが磨かれたのだろうか。あるいは美術館に来るような人たちだから元からセンスがいいのかもしれない。

人の顔には、それぞれ「好み」というものがある。

顔が出てしまっては、好き、嫌いが分かれるし、それ以上の「いい男」にはなれない。

顔が出ていないから、自分の理想を男に投影することができるのだ。

だから男は限界なく「美男」になることができる。

面白いのは、絵の作者はそれを狙ったわけではない、というところである。

全体を見ればわかるが、絵画の作者が描きたかったのは「恋する女」の方だ。

男の顔なんてどうでもよかったのだ。そういう描き方をしている。

むしろ作者は彼女の方を「大塚美術館の美女コンテスト」に選んでほしいと思っただろう。

でも絵を見た来場者が「女にこれほどの表情をさせるなんて…」と男の方を評価したことが面白いと感じる。

投票した人のセンスを高く評価したい。絵の作者もびっくりしただろうな。

鏡に映った何かを来場者たちは見たのだ。絵画というのはドリームな世界なのである。

狙ったところじゃない箇所が高評価をうける。

バスるためには必要なことだ。

これからはこのような基準でアイキャッチを選択したいと思う。

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~~このサイトについて~~

比叡山の大阿闍梨(千日回峰行者)様を超える生涯走行距離の中で走りながら感じたことをサブスリーランナーが綴るコラム。

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プロフィール


サンダルマン・ハルト。雑誌『ランナーズ』等に執筆歴のあるライター。『山と渓谷』ピープル・オブ・ザ・イヤー選出歴あり。サブスリーランナー。グランドスラムの達成者(100kmサブテン。富士登山競争登頂)。スイス・ブライトホルン。マレーシア・キナバル山。台湾・玉山ニイタカヤマ。南アルプス全山縦走など登山歴も豊富。キャンプ・車中泊マニア。アウトドア派の放浪の旅人。現在、仮想地球一周ランニング中。
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